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ソ連兵へ差し出された娘たち (単行本) 単行本 – 2022/1/26

4.3 5つ星のうち4.3 135個の評価

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【第54回大宅壮一ノンフィクション賞(2023年)ノミネート】

文芸評論家・斎藤美奈子氏激賞!
第19回開高健ノンフィクション賞受賞作

1945年夏――。日本の敗戦は満州開拓団にとって、地獄の日々の始まりだった。
崩壊した「満州国」に取り残された黒川開拓団(岐阜県送出)は、日本への引揚船が出るまで入植地の陶頼昭に留まることを決断し、集団難民生活に入った。
しかし、暴徒化した現地民による襲撃は日ごとに激しさを増していく。
団幹部らは駅に進駐していたソ連軍司令部に助けを求めたが、今度は下っ端のソ連兵が入れ替わるようにやってきては“女漁り”や略奪を繰り返すようになる。
頭を悩ました団長たちが取った手段とは……。

《開高賞選考委員、全会一致の大絶賛!》
作品は、共同体の「自己防衛」のために女性たちを「人柱」に捧げる「隠された暴力」の柔らかなシステムを浮かび上がらせている点で、極めて現代的な意義を有していると言える。
――姜尚中氏(東京大学名誉教授)

本書は、変わることのできなかった日本人の問題として悲しいことに全く色褪せていないのである。
――田中優子氏(法政大学名誉教授)

犠牲者の女性たちが著者の想いと心の聴力に気づいて、真実の言葉を発してくれたのだ。
――藤沢周氏(芥川賞作家)

この凄惨な史実をほぼすべて実名で記した平井の覚悟と勇気は本物だ。
隠された史実の掘り起こしだけではない。ジェンダー後進国であるこの国への果敢な挑発であり問題提起でもある。
――森達也氏(映画監督・作家)

ディテールの迫力が凄まじい。当時の触感や恐怖がそのまま立ち上がってくるような、生々しい感覚を見事に描き出した文章に圧倒された。
――茂木健一郎氏(脳科学者)

《推薦》
今日の「性暴力」にまっすぐつながる過去の「性接待」。その事実に、あなたは打ちのめされ、そしてきっと覚醒する。
――斎藤美奈子氏(文芸評論家)

【著者略歴】
平井美帆(ひらい みほ)
1971年大阪府吹田市生まれ。ノンフィクション作家。
1989年に高校卒業と同時に渡米し、南カリフォルニア大学に入学。同大学で舞台芸術と国際関係学を学び、1993年卒業。
その後、一時東京で演劇活動に携わるも1997年に再び渡米し、執筆活動を始める。2002年に東京に拠点を移す。
著書に『中国残留孤児 70年の孤独』(集英社インターナショナル・2015)、『獄に消えた狂気 滋賀・長浜「2園児」刺殺事件』(新潮社・2011)、『イレーナ・センドラー ホロコーストの子ども達の母』(汐文社・2008)など。
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出版社より

開高健 満州 ソ連 残留孤児 開拓団 

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2022/1/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/1/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 340ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087890155
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087890150
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.4 x 2.8 x 19.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 135個の評価

著者について

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平井 美帆
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敗戦時、満州開拓団の未婚の娘たちに起こったこと
5 星
敗戦時、満州開拓団の未婚の娘たちに起こったこと
『ソ連兵へ差し出された娘たち』(平井美帆著、集英社)は、重い内容の証言集です。1945年夏――。日本の敗戦は満州開拓団にとって、地獄の日々の始まりでした。崩壊した満州国に取り残された満州開拓団員たちは、日本への引き揚げ船が出るまで入植地に留まることを決断し、集団難民生活に入りました。しかし、積年の恨みを晴らそうと暴徒化した現地民による襲撃は日毎に激しさを増していきます。そこで、開拓団の幹部らは駅に進駐していたソ連軍司令部に助けを求めたところ、今度は下っ端のソ連兵が入れ替わるようにやって来ては、「女漁り」や略奪を繰り返すようになります。頭を悩ました団長たちが取った手段とは――。「一七歳(数え年で一八歳)のとき、はるか遠く満州の地において、玲子は最年少で開拓団によるソ連兵の『接待』の犠牲になったのだ」。「セツを含む元団員から得た情報によると、『接待』役にされたのは、数えで一八歳以上、未婚の女性ということだった。黒川開拓団は総勢六〇〇名あまりから成るが、すべての条件を満たす女性は極めて少ない。満州へ渡ったときに一九、二〇歳くらいとなると、一九四五年八月ごろにはすでに誰かの『妻』となっているケースがほとんどだ。敗戦時に一七歳くらいとなると、渡満時ははやくてもその四年ほど前にさかのぼるため、一三歳だ」。「黒川開拓団を率いる安江新市は、本部前の広場に団員を集めた。不安げな表情で新市を見つめるのは、一〇代半ばから二一、二歳の独身の娘たちである。国民学校高等科が二十数名であることからして、六〇〇名あまりの大集団といっても若い女性の割合はそう多くはない。新市の頼みごと、つまり事実上の団命令は恐るべき内容だった。身体を張って、犠牲になってほしい――。その意味を理解するにつれ、娘たちは動揺し、混乱に陥った。・・・『ロシア将校の人に頼んで、兵隊がこの開拓団に来ないようになんとか・・・。ちょうど辻さんっていうロシア語の上手な人が逃げてきて、交渉してもらった。そしたら、その代償と言いますかね。娘たちが将校のおもてなしをして、守ってもらうっていう――。兵隊さんに行っている家族を守るのもおまえたちの仕事だし、日本から兵隊さんがたくさん出て、日本を守ってくださるのが兵隊さんの仕事、それは開拓団を守るのか、このまま自滅してしまうのか、おまえたちの力にあるんだってことを言われたんですね。それで私どもはね、本当に悲しかったけども、開拓団の何百名の命を救うために、私たちは泣きながらそういう接待のお相手をすることになってしまった』(当時ニ一歳だった善子)」。「数え年で一八歳以上であること、未婚であること――。犠牲に出る者の条件に当てはまるのは、一五、六名にまで絞られた。しかし、一律に決めた線引きは、実質的な不平等を生んだ」。「接待室に行かされた娘に対し、いかに惨い蹂躙が行われていたか。善子はあとから『乙女の碑』を記した紙に、直接赤ペンでこのように書き込んでいる。<ベニヤ板でかこまれた元本部の一部屋は悲しい部屋であった 泣いてもさけんでも誰も助けてくれない お母さんお母さんの声が聞こえる>」。「声を殺して泣く声が聞こえる。まわりからも母親を呼ぶ声がする。ソ連兵らに解放されると、みんな倒れたまま肩を震わせて泣いていた。身体の痛みより、悲しくて泣いていた。ショックのあまり、玲子は何も考えられなかった。激痛とともに深い絶望感が襲ってきた。むごたらしい強姦、輪姦の場は『接待』と呼ばれた。悪夢は一回では終わらず、それから何度も引っぱり出された。・・・開拓女塾では、貞操観念や大和魂を叩きこまれた。それなのに、敗戦になるや否や、兵隊にいっている家族を守るためにと、外国人兵らに犯されるのを強いられる。・・・一七歳の玲子が置かれた状況は孤独なうえ、残酷すぎた。屈強なソ連兵らに玩具のように幾度も犯された」。戦争の惨い一面が剥き出しにされた一冊です。松本清張の短篇『赤いくじ』(松本清張著、新潮文庫『或る「小倉日記」伝』所収)を思い浮かべてしまいました。
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月9日に日本でレビュー済み
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いくつもの感情があったけどこれほどの壮絶な人生をどんな言葉で伝えれば良いのか。過去の真実を自ら知るしか方法はない。この憎悪をどう抱えれば良いのか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年12月13日に日本でレビュー済み
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何かラジオの書評か何かで特集していたので、読んでみたがあまりににも悲惨な戦争の実態を目のあたりにして、言葉もなかった。モンゴル兵から自分達を守って貰う為に、うら若き女性をロシア兵の慰みモノに差し出した当時の村社会に憤りを感じる。もう二度とこのような女性を出してはいけない。戦争の恐ろしさと悲惨さを改めて認識させられた著作であった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年2月12日に日本でレビュー済み
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近年の報道で明らかになった満州での日本人による性接待。
ザックリとその内容を書くと、敗戦後満州に取り残された日本人集団(黒川開拓団)が暴徒化した現地民やロシア人から身を守るため、団の方針により日本人女性が性接待を行ったというものだ。

私も新聞報道でここまでは知ってはいた。新聞報道を読んだ時には衝撃を受けた記憶がある。

「私は新聞やニュースをチェックするからこの事件は知っていますよ」
そんな人に言いたい。実はそれだけでは無い。この事件の裏には重要な事実が隠されているのだ。

まず、性接待に出された女性が団での序列の下位から選ばれている。有力者の関係者は免除または性接待の頻度が少ない(尊厳の問題であり回数では無い事は分かっている)。

年齢が若く、未婚の女性のみ、性接待に出されている。

性接待に出された女性に対して、日本人から差別的な発言がされたり、移民団から謝罪がいまだになされていない。また性接待を歴史的に美化・正当化するような動きがあることだ。

家に力の無い(今風に言えば親ガチャに外れた)、若くて未婚の女性が犠牲にされる。戦後80年近く経っても、この国の価値観が変わっていない。
満州での性接待事件は本質的には続いているのではないか。

事件の裏側にある事実を是非ともこの本で読んで欲しい。マスコミ報道だけでこの事件の裏側は到底伝えられてはいない。
内容から決して読むのが楽しい本では無いが、多くの人にこの本が読まれる事を望みます。
168人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年4月16日に日本でレビュー済み
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私の母は10代の前半に満州(現在の中国東北部)に母親、兄といました。
日本が戦争に負けるらしいと知った兄が仕事をやめ、持っていた財産を周りの知り合いの中国人に譲り、
情報を頼りに発車を知った汽車に乗り大連港(日本行きの船が出る)に向かう途中、
何度か停車してソ連兵が乗り込んできたそうです。
家にいる頃から昼間は町にソ連兵がいるので外には出ず、床下に隠れていたそうです。
それも髪を短く切って顔は土などで黒く汚して。
そうしないと若い女性は身の危険があったそうです。
停車した汽車からも何人かの女性は降ろされて、戻ってこなかったそうです。

今またウクライナが戦争の被害に遭い、似たようなことも報道されています。
繰り返してはいけません。
64人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年5月30日に日本でレビュー済み
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応援、ヨロシク❗️
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2022年8月24日に日本でレビュー済み
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戦争と言うのは常に犠牲が伴いますが、何ら抵抗のできない状態で息の頃ための手段として生贄のようにされた女性に対して憐れみの気持だけでは言い表せない感情があふれてきました。
彼女たちのおかげで生きて日本の地を踏むことができた大勢の人はそれ相応の補償をしなければならないでしょう。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年6月19日に日本でレビュー済み
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調べがきめ細やかで詳しいし、読みやすかった。私は80歳で見逃していたのに、作者の年代で戦中、敗戦直後の出来事に関心を持ち、掘り下げたのは、作者の感性がすばらしい。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年5月2日に日本でレビュー済み
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読みながら心が苦しくなるところもありましたが、日本人として、我が国の過去の歴史として、このような悲劇があったことを直視しなければいけないと感じました。単にロシア兵が悪いとか、どうとかということよりも、戦争というものは、勝った側が何をしても許されるという現実が起きてしまうということです。事実現在ロシアがウクライナに侵攻して、聞くに堪えない行動が報告されています。戦争はだれが起こすのか。ミサイルでも、戦車でも、戦闘機でもありません。人間が起こすのです。人の苦しみ、悲しみ、喜び、悲哀、慈悲、これらが理解できる人間が国家のトップになれば、戦争は起きないのです。
45人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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