住んでいる地域の公立小学校に当たり前に入学させられ、そこでの学校生活に適応できず、毎朝登校渋りする息子。
日本の一般的な一斉授業や学校行事の活動が我が子の特性と合っていないと分かったものの、他に選択肢を与える勇気を親の方が持てずにいました。
著者のようにマレーシアに教育移住することは、今は難しくても、子供に合った学び方と環境を子供と一緒に親が探すことは日本でもできると、背中を押してもらえました。
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子どもが教育を選ぶ時代へ (集英社新書) 新書 – 2022/2/17
野本 響子
(著)
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社会は大きく変わっているのに学校教育は昔のまま。
このことに不安と不満を持っている日本人保護者は多い。
海外も昔は日本と同じく「知識詰め込み型」だったが、今は時代とテクノロジーに合わせた変化・進化が始まっている。
それを見るのに最適なのが、世界の教育法が集まっているマレーシアだ。
現地で教育関連の取材を続ける著者が、各種教育や最新カリュキュラムの紹介のみならず、これからの学校と教師の存在意義、親子関係のあり方など、日本人に選択肢を提示する。
子どもが自ら学びたいものを発見し選んでいく時代に、保護者はどのような態度で臨めばいいのか?
第1章 日本の教育は今のままで大丈夫なのか
第2章 世界の教育にある大きな二つの流れ
第3章 「四つのC」を現場ではどう教えているのか
第4章 増え続ける独学者とSTEM教育
第5章 マレーシアと日本からみる国際教育の現場
終章 誰にでも合う完全な教育は存在しない
【著者プロフィール】
野本響子(のもと きょうこ)
早稲田大学卒業後、保険会社を経てアスキー社で「MacPower」の編集に携わる。
フリー編集者を経験後にマレーシアに移住し、現在はnoteなどで同国の生活や教育情報を発信。
著書に『日本人は「やめる練習」がたりてない』(集英社新書)『マレーシア小・中・高校留学の基本知識』『マレーシアにきて8年で子どもはどう変わったか』(サウスイーストプレス)。
このことに不安と不満を持っている日本人保護者は多い。
海外も昔は日本と同じく「知識詰め込み型」だったが、今は時代とテクノロジーに合わせた変化・進化が始まっている。
それを見るのに最適なのが、世界の教育法が集まっているマレーシアだ。
現地で教育関連の取材を続ける著者が、各種教育や最新カリュキュラムの紹介のみならず、これからの学校と教師の存在意義、親子関係のあり方など、日本人に選択肢を提示する。
子どもが自ら学びたいものを発見し選んでいく時代に、保護者はどのような態度で臨めばいいのか?
第1章 日本の教育は今のままで大丈夫なのか
第2章 世界の教育にある大きな二つの流れ
第3章 「四つのC」を現場ではどう教えているのか
第4章 増え続ける独学者とSTEM教育
第5章 マレーシアと日本からみる国際教育の現場
終章 誰にでも合う完全な教育は存在しない
【著者プロフィール】
野本響子(のもと きょうこ)
早稲田大学卒業後、保険会社を経てアスキー社で「MacPower」の編集に携わる。
フリー編集者を経験後にマレーシアに移住し、現在はnoteなどで同国の生活や教育情報を発信。
著書に『日本人は「やめる練習」がたりてない』(集英社新書)『マレーシア小・中・高校留学の基本知識』『マレーシアにきて8年で子どもはどう変わったか』(サウスイーストプレス)。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2022/2/17
- 寸法10.6 x 1.2 x 17.3 cm
- ISBN-10408721205X
- ISBN-13978-4087212051
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ギフティッドの子どもたち | 不登校でも学べる 学校に行きたくないと言えたとき | 子どもが教育を選ぶ時代へ | ルポ 森のようちえん SDGs時代の子育てスタイル | ルポ 無料塾 「教育格差」議論の死角 | 中受離婚 夫婦を襲う中学受験クライシス | |
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カスタマーレビュー |
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21
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価格 | ¥990¥990 | ¥1,265¥1,265 | ¥924¥924 | ¥902¥902 | ¥1,056¥1,056 | ¥1,630¥1,630 |
シリーズ | 集英社新書 | 集英社新書 | 集英社新書 | 集英社新書 | 集英社新書 | ノンフィクション単行本 |
内容紹介 | 「ギフティッド」とは天才児、あるいは発達障害児のことだと思っている人は多い。 しかし並外れた才能はあるが天才とは限らないし、必ずしも発達障害を伴うものではない。 障害と才能が相互に隠し合うという点でサヴァン症候群とも異なる。 ギフティッド児の多くは、乳児期からみられる感覚過敏や繊細さ、強烈な興味関心を持つ。 それゆえ保護者は子どもの類稀な才能そのものではなく、生育の難しさや生活の困難さから「この子はほかの子と違う」と当惑することは少なくない。 ギフティド児を理解するための一助となる一冊。 | 【もう「学校」だけに「学び」を頼らない!】 ●不登校という選択は誰にでも起こりえる ●むしろ、いまの学校制度に過剰適応することは危険ですらある ●少子化にもかかわらず、不登校の子ども・生徒の数は過去最高を記録している このような問題意識から、本書は生まれた。 最近では、教育現場でも無理やり登校させる指導は減りつつあるが、一方で、不登校の子どもたちの学び場は整備の途上である。 子どもたちが最適な学び場を選ぶ際の指針となるよう取材した一冊。 | 社会は大きく変わっているのに学校教育は昔のまま。 このことに不安と不満を持っている日本人保護者は多い。 海外も昔は日本と同じく「知識詰め込み型」だったが、今は時代とテクノロジーに合わせた変化・進化が始まっている。 それを見るのに最適なのが、世界の教育法が集まっているマレーシアだ。 現地で教育関連の取材を続ける著者が、各種教育や最新カリュキュラムの紹介のみならず、これからの学校と教師の存在意義、親子関係のあり方など、日本人に選択肢を提示する。 | 主体性、責任感……あらゆる力がグングン育つ!? いま日本全国で最も注目を集めている幼児教育活動、「森のようちえん」の全貌に迫る!日本全国での丹念な取材から驚きの全貌を描き出した、子育てや教育に関わるすべての人にとって必読の一冊。 | 経済的に余裕のない家庭の子どもに勉強を教える「無料塾」は学歴が収入や地位に直結する現代で子どもを救う存在となっている。 一方、無料塾は重大な問いを社会に投げかける。 生育環境による教育格差を埋めることは重要だが、受験戦争のさらなる先鋭化に加担することにならないか。 また、仮に機会の平等さえ実現したら、そのなかで競争に負けた者は自己責任でいいのか。 さまざまなタイプの無料塾への取材からそれぞれのジレンマをあぶり出し、これまでの教育格差の議論で見落とされてきた死角に光を当てる、迫真のルポルタージュ。 | 中学受験は「夫婦」の受験だ! 首都圏の受験率は過去最高と、加熱一途の中学受験。子どもは無事に合格したものの、受験期間のすれ違いから破綻してしまった3組の夫婦。徹底取材をもとに、「夫」「妻」「子」それぞれの立場から語られる衝撃のセミ・フィクション! 教育ジャーナリストとしてだけでなく、心理カウンセラーとしての経験を持つ著者ならではの、わかりやすい「解説」も必読。 「夫婦関係を犠牲にしたら、子どもは第一志望に合格する」──そんな悪魔の取り引きがあったら、あなたはどうしますか? |
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2022/2/17)
- 発売日 : 2022/2/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 408721205X
- ISBN-13 : 978-4087212051
- 寸法 : 10.6 x 1.2 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 64,031位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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イメージ付きのレビュー
5 星
教育を「吟味」したい方の必読書!
自分は2人の小学生を育てており、教育への関心が強めです。現在は、日本の小学校に通学していますが、未就学児はインターナショナルスクールを選択していました。あやふやな認識だった他国の学校システム、未知の世界すぎて途方に暮れていたプログラミングの様子、がよく分かりました。英語圏の子ども達に人気のある「YouTube教育者」「試験対策サイト」なども具体的に紹介してあるので、辞書のように引いて子どもと体験してみたいと思います。何より、インタビューでは、教育の選択に恵まれたマレーシアで奮闘する子や親の姿勢が綴られており、胸を打たれました。デジタル化により、私たちの生活や仕事の環境は急速に変化していると言われますが、「教育」にも同じことがいえると思います。実際に今、高校生をお育中である著者から見える「今の世界の教育風景」は、日本にいて英語が不自由な私のような者にとっては、本当にありがたい情報だと感じています。
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2023年2月5日に日本でレビュー済み
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日本の当たり前が当たり前ではない、世界の教育について知ることができた。
今の日本が10年前のマレーシアに似ているというのは、大変興味深い。詰め込み式の一斉教育ではなく、それぞれがやりたい時にやりたいことをやる、答えのない問題にとことん向き合う。日本でもそんな光景がたくさん広がることを期待する。
そして個人的にはいくつになっても学び直し、学び続ける人生にしたいと思った。
今の日本が10年前のマレーシアに似ているというのは、大変興味深い。詰め込み式の一斉教育ではなく、それぞれがやりたい時にやりたいことをやる、答えのない問題にとことん向き合う。日本でもそんな光景がたくさん広がることを期待する。
そして個人的にはいくつになっても学び直し、学び続ける人生にしたいと思った。
2023年4月23日に日本でレビュー済み
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0歳の子どもの父です。将来、子どもにどんな教育を受けさせようか考えるために読みました。
読み終わって、焦りました。日本の画一的な教育じゃダメかもしれない。我が子に相応しい学校を探さなくては…と。近くのインターナショナルスクールや、バカロレアに対応している保育園を探しました。
結局は、0歳から対応している学校はほとんどないこと。対応校が増えるのは小学校からであること。そして、そのほとんどが授業料が高いことがわかりました。我が子をインターナショナルに入れたがる親の気持ちがよくわかりました。教育とはお金がかかるものですね。
読み終わって、焦りました。日本の画一的な教育じゃダメかもしれない。我が子に相応しい学校を探さなくては…と。近くのインターナショナルスクールや、バカロレアに対応している保育園を探しました。
結局は、0歳から対応している学校はほとんどないこと。対応校が増えるのは小学校からであること。そして、そのほとんどが授業料が高いことがわかりました。我が子をインターナショナルに入れたがる親の気持ちがよくわかりました。教育とはお金がかかるものですね。
2022年2月24日に日本でレビュー済み
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自分は2人の小学生を育てており、教育への関心が強めです。現在は、日本の小学校に通学していますが、未就学児はインターナショナルスクールを選択していました。
あやふやな認識だった他国の学校システム、未知の世界すぎて途方に暮れていたプログラミングの様子、がよく分かりました。英語圏の子ども達に人気のある「YouTube教育者」「試験対策サイト」なども具体的に紹介してあるので、辞書のように引いて子どもと体験してみたいと思います。
何より、インタビューでは、教育の選択に恵まれたマレーシアで奮闘する子や親の姿勢が綴られており、胸を打たれました。
デジタル化により、私たちの生活や仕事の環境は急速に変化していると言われますが、「教育」にも同じことがいえると思います。実際に今、高校生をお育中である著者から見える「今の世界の教育風景」は、日本にいて英語が不自由な私のような者にとっては、本当にありがたい情報だと感じています。
あやふやな認識だった他国の学校システム、未知の世界すぎて途方に暮れていたプログラミングの様子、がよく分かりました。英語圏の子ども達に人気のある「YouTube教育者」「試験対策サイト」なども具体的に紹介してあるので、辞書のように引いて子どもと体験してみたいと思います。
何より、インタビューでは、教育の選択に恵まれたマレーシアで奮闘する子や親の姿勢が綴られており、胸を打たれました。
デジタル化により、私たちの生活や仕事の環境は急速に変化していると言われますが、「教育」にも同じことがいえると思います。実際に今、高校生をお育中である著者から見える「今の世界の教育風景」は、日本にいて英語が不自由な私のような者にとっては、本当にありがたい情報だと感じています。
自分は2人の小学生を育てており、教育への関心が強めです。現在は、日本の小学校に通学していますが、未就学児はインターナショナルスクールを選択していました。
あやふやな認識だった他国の学校システム、未知の世界すぎて途方に暮れていたプログラミングの様子、がよく分かりました。英語圏の子ども達に人気のある「YouTube教育者」「試験対策サイト」なども具体的に紹介してあるので、辞書のように引いて子どもと体験してみたいと思います。
何より、インタビューでは、教育の選択に恵まれたマレーシアで奮闘する子や親の姿勢が綴られており、胸を打たれました。
デジタル化により、私たちの生活や仕事の環境は急速に変化していると言われますが、「教育」にも同じことがいえると思います。実際に今、高校生をお育中である著者から見える「今の世界の教育風景」は、日本にいて英語が不自由な私のような者にとっては、本当にありがたい情報だと感じています。
あやふやな認識だった他国の学校システム、未知の世界すぎて途方に暮れていたプログラミングの様子、がよく分かりました。英語圏の子ども達に人気のある「YouTube教育者」「試験対策サイト」なども具体的に紹介してあるので、辞書のように引いて子どもと体験してみたいと思います。
何より、インタビューでは、教育の選択に恵まれたマレーシアで奮闘する子や親の姿勢が綴られており、胸を打たれました。
デジタル化により、私たちの生活や仕事の環境は急速に変化していると言われますが、「教育」にも同じことがいえると思います。実際に今、高校生をお育中である著者から見える「今の世界の教育風景」は、日本にいて英語が不自由な私のような者にとっては、本当にありがたい情報だと感じています。
このレビューの画像
2022年5月1日に日本でレビュー済み
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日本の教育を変えていきたいと切に思いました。
「変えること」「手放すこと」は難しいけれど,これまでの教育に固執していてはいけない。これまでの日本の教育は,複雑化されてしまったと感じた。「〜ねばならない」から大人も子供も解放されて,子どもが学ぶことを楽しめる教育環境にしていきたい。すぐに体制を変えるのは難しいけれど,少しずつ意識改革が進めば,必ず教育改革はできると思います。日本の未来のために,この本を読むことをお勧めします。
「変えること」「手放すこと」は難しいけれど,これまでの教育に固執していてはいけない。これまでの日本の教育は,複雑化されてしまったと感じた。「〜ねばならない」から大人も子供も解放されて,子どもが学ぶことを楽しめる教育環境にしていきたい。すぐに体制を変えるのは難しいけれど,少しずつ意識改革が進めば,必ず教育改革はできると思います。日本の未来のために,この本を読むことをお勧めします。
2022年8月9日に日本でレビュー済み
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筆者のお子さんの経験をもとに書かれている本。海外の教育の日本の教育の比較が書かれているが、海外の教育トレンドがすぐに日本の学校教育に反映されるとはとても思えない。理想論に過ぎないと思った。
2022年3月21日に日本でレビュー済み
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日本の教育のあり方が不安になり購入しました。現在、私が興味を持っている国の教育はフィンランドです。のびのびとした教育であるとともにレベルの高い内容に満ちています。今後は、それらを参考に日本独自の教育法を考え直すべきです。教育は国の予算の先頭に立つべき項目であり、人材やシステムに予算を投じるべきです。そうした意味で、独自の方法を市民レベルで考える必要があると思っています。この本はそれらの参考書となる1冊だと思います。
2023年10月27日に日本でレビュー済み
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優秀な子供の話ばかりで、自分の子供との差が際立ち気分が悪くなった。終いには胃もたれのようなムカムカした気分になり、吐き気をもよおしてしまった。
文章の中に引用が多すぎるのでKindleで読んでて気持ち悪くなってしまった。引用酔いとはこのことだろうか。
文章の中に引用が多すぎるのでKindleで読んでて気持ち悪くなってしまった。引用酔いとはこのことだろうか。