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ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論 (星海社新書) 新書 – 2021/7/23

4.3 5つ星のうち4.3 262個の評価

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書くのが苦しい4人と一緒に「書けない」悩みを哲学しよう!

「書き出しが決まらない」「キーボードに向き合う気力さえ湧いてこない」「何を書いてもダメな文章な気がする」……何かを書きたいと思いつめるがゆえの深刻な悩みが、あなたにもあるのではないでしょうか? 本書は「書く」ことを一生の仕事としながらも、しかしあなたと同じく「書けない」悩みを抱えた4人が、新たな執筆術を模索する軌跡を記録しています。どうすれば楽に書けるか、どうしたら最後まで書き終えられるか、具体的な執筆方法から書くことの本質までを縦横無尽に探求し、時に励まし合い、4人は「書けない病」を克服する手がかりを見つけ出します。さあ、あなたも書けない苦しみを4人と哲学し、分かち合い、新たなライティングの地平へと一緒に駆け出していきましょう!!

*本書目次
はじめに 山内朋樹

座談会その1
挫折と苦しみの執筆論
Section.1 「書くこと」はなぜ難しいのか?
Section.2 制約と諦めのススメ
Section.3 「考えること」と「書くこと」

執筆実践
依頼:「座談会を経てからの書き方の変化」を8000文字前後で執筆してください。

断念の文章術 読書猿
散文を書く 千葉雅也
書くことはその中間にある 山内朋樹
できない執筆、まとめる原稿ーー汚いメモに囲まれて 瀬下翔太

座談会その2
快方と解放への執筆論
Section.1 どこまで「断念」できたか?
Section.2 「執筆」の我執から逃れ自由に「書く」

あとがき 千葉雅也
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商品の説明

著者について

千葉 雅也
哲学者。1978年、栃木県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。ジル・ドゥルーズを中心とするフランス現代思想の研究、美術・文学・ファッションなどの批評、小説『デッドライン』(新潮社)など、領域横断的な執筆を展開している。著書に『動きすぎてはいけないーージル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(河出書房新社)、『勉強の哲学ーー来たるべきバカのために』(文藝春秋)など。

山内 朋樹
1978年、兵庫県生まれ。京都教育大学教育学部准教授。庭や街のフィールドワーク研究を軸に、現代の庭の可能性を理論と実践の両面から探求している。フィルムアート社から作庭現場のフィールドワークをもとにした庭園論を、書肆侃侃房から庭師として関わってきた庭と人についてのエッセイを刊行予定。訳書にジル・クレマン『動いている庭』(みすず書房)。

読書猿
読書家。正体不明。メルマガ「読書猿」で書評活動を開始し、現在はブログでギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、日の当たらない古典から目も当てられない新刊までオールジャンルに書籍を紹介している。著書に『アイデア大全』(フォレスト出版)、『独学大全』(ダイヤモンド社)など。

瀬下 翔太
1991年、埼玉県生まれ。NPO法人bootopia代表理事。慶應義塾大学環境情報学部卒業。批評とメディアの運動体「Rhetorica」の企画・編集を行う。2015年に島根県鹿足郡津和野町へ拠点を移し、2021年春まで高校生向け下宿を運営。共編著に『新世代エディターズファイル 越境する編集ーーデジタルからコミュニティ、行政まで』(ビー・エヌ・エヌ)。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 星海社 (2021/7/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/7/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4065243270
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4065243275
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.3 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 262個の評価

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書けない悩みを乗り越えようともがくプロの書き手4人の座談会の記録
5 星
書けない悩みを乗り越えようともがくプロの書き手4人の座談会の記録
『ライティングの哲学――書けない悩みのための執筆論』(千葉雅也・山内朋樹・読書猿・瀬下翔太著、星海社新書)は、書けない悩みを乗り越えようともがくプロの書き手4人の座談会の記録です。「この本はそれぞれに固有の書けなさを抱えつつも。そのなかでいかに書くか、どうすれば楽になれるか。どうしたら書き終えられるかについて、千葉雅也、読書猿、瀬下翔太、そして山内朋樹の4人が縦横無尽に語りあい、あるいは論じたものだ。・・・目を凝らしてみてほしい。あなたのなかには、あなたの生の傍らには、あなたにしか束ねることのできない荒々しい言葉の渦がある。創造の源泉なんていう上品な喩えでは汲み尽くせないほとばしりが、激流が、濁流が渦巻いている。ぼくらはそう断言する。・・・書くこと、つくることをより自由に、気楽に、気にせずに、言ってしまえばもっと適当にやってしまうこと。ぼくらは、この時代の自縄自縛と凡庸さから、書くことを解放する! つくることを解放する!・・・書くこと、ひいてはなにかをつくることは、ようするに生きることだ。書くことは結局のところ自分自身と向きあい、その限界を認め、諦めることだし、これまでに受けてきた傷やわだかまり続けるしこりも含めて許すことだ。書くことの悩みは自分自身の生と深く結びついているがゆえに絡まりあっていて、表に出すのは恥ずかしく、涙なくして語ることはできない。しかしだからこそ、それを晒しあい、迎え入れるこの場には、底抜けに明るい笑いが満ちている」。個人的に参考になったことを挙げてみましょう。「なにかの話題について文頭に①,②、③とか書いてツイートしていると、エディタに書くよりも明らかに速く、多くの内容を出力できるように思います。同じことをエディタで書いたら、文と文が繋がっているか不安になって、『そして』とか『また』とかの接続詞が気になったり、文末処理に悩んだりして進まない。ツイッターだとそんな細かいことは忘れて、スラスラ書ける」。文章は飛躍していいというのです。「ぼくも前は段落が長くて、『思想地図』に書いたときに東浩紀さんから、『ぼくの好みなんだけど』って言って『もうちょっとここ、段落分けたほうがいいよ』という指導を受けたことがありました。東さんはやっぱり読みやすさを考えて短くするんですよね。その影響を受けて、一時期『あ、もっとここ、段落切れるな』と意識するようにはなりましたね」。「段落が短くなったのは革命的な変化だとぼくは思っています。それによって多分、思考の展開そのものも変わったんだと思うんですよ。一段落が長いとそのなかで思考がうねるじゃないですか。それがあまりなくなって段落間で起こるようになったんじゃないか」。一段落を短くすべしというアドヴィスです。「書くことにたいする欲望や幻想がないと書けないよなと感じたんです。たしかにこれまで断念する、諦めるという話をずっとしてきたけれど、これから書こうとする人にはなにかよくわからないざわつきや予感だけがあると思うんです。たしかにアプリの選択やルーティンの構築で書き進めることはできる。けれどそういう操作可能な水準を語る以前に、そもそも書くことへと衝き動かされる根本のところを拾いたいと思ったんですよ」。本書を読んで、私が一番驚いたことは、4人が、アウトライナーとかテキストエディタといった文書作成・編集ソフトウェアを重用していることです。私のようなプロでない書き手が言うのはおこがましいが、書きたいこととパソコンのWordがあれば、それで十分ではありませんか!
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
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申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした

上位レビュー、対象国: 日本

2021年10月13日に日本でレビュー済み
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本書はアウトライナー(アウトライン・プロセッサ)を利用して文章を書く術についての座談会がメインコンテンツです。著者の方たちはMac使いの様です。私はWindowsですが秀丸エディタを使っています。秀丸エディタの優れた点はアウトライン機能とGREPが使えることにあります。GREPを使うと以前書いたものが探しやすいです。

書ける人でも白紙のWord画面を前にして脂汗を流すことがあるということで、執筆の前段階でメモを活用するなどして中間テキストを生成、如何にして執筆の流れに持っていくかという試行錯誤でしょうか。

中間テキストの実例が示されますので分かり易いと思います。

著者たちが実際の執筆に当たって使うソフト、アプリ、WEBサービスは時間と共に変わっていきます。これも試行錯誤の結果です。

書きたいことを整理するには、佐藤郁哉「質的データ分析法 原理・方法・実践」なども合わせて読むと面白いかもしれません。高価なqdaソフトを使わずとも表計算ソフトで代用できます。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年10月18日に日本でレビュー済み
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文章そのものは難しい内容でしたがある程度、理解ができました。物書きの端くれとして刺激を受けます。メモをとること。さまざまなアプリを使って書くことだと理解します。なにを書くかをメモに書き出す。思いのままに書いていく。

箇条書きにしたり、構成についてもセオリー通りだけではないんだなと感じました。

バラバラの事柄をアウトプットするのが必要なのでしょう。喋ることと書くことで執筆をするアイデアを産むこと。

フォントに統一がなくて気になりましたけどおもしろかったです。
Twitter、Word、哲学、執筆、仕事、文章術、メモ、原稿のことが書かれていました。書けないときもありますがそんなときに読むとよい内容です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年8月13日に日本でレビュー済み
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文筆業に関わる作家のプロジェクトマネジメントをさらけ出す4者でのトークセッションから、
その後、トークセッションを踏まえた上で「書くこと」をテーマに、当事者の4者が原稿を書きます。

読後感としては、仕事のデジタル化はツールや手順を変えるのではなく、当然「考え方」も込みで変わっていくという事を再認識しました。作家も経営者も同じだなと。

同時に、「書くこと」は、文芸・作家業だけに限らず、起業計画書、経営計画書、商品企画書、
プレゼンの資料や段取り、SNSでの広告、または部下やアルバイトスタッフへのメール…等、全てに通底します。

自分に向き合い、自分の考えを、自分で整理して、自分の言葉で綴る…これが出来ないと、
起業、経営、企画、プレゼン、教育…全てが何処にも行けないし、良くても他人の真似のままになります。

信念・理念から始まっている哲学書では全くないですし、読みやすい書籍でもないですが、四者四様の手の動かし方と頭の動かし方を照らし合わせられる形になっています。一読をお勧めします。

後半1/3は、各自が「書くこと」をテーマにした原稿を仕上げた後の、2度目のトークセッションになってますが、ここは読む価値が薄いですね。

お互いを持ちあげ合う、日本のダメな会議の典型を見ているようです。
前半一回目のセッションが面白いだけに退屈さが際立ちます。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「理想とのギャップ」があると,「恥ずかしい」って感覚になり,どうしても本音が出にくいと思うんです.特に対談って,お互いにそういう部分を察して,どうしても予定調和になってしまったりしそうじゃないですか.でも,冒頭にこのタイトルのような言葉が投げかけられ,本題に入っていきます.話が早いし,実に清々しい.(あと,何気にシャァの「さぁ見せてもらおうか,連邦の…」のセリフにも重なるものが(笑))

とは言え,読んでるこちらの方が過呼吸に陥るようなストレスフルなシチュエーションの内容が続くわけではなく,読みやすい形で整理された悩みや葛藤,試行錯誤や現状の話が続きます.基本的には文筆業の人向けの話かなと思います.しかしそのエッセンスは,長短や内容の差こそあれ,文章を書く必要のある多くの人に役立つ内容に思います.そして1回目の座談会から2年ほど経った後の行動変容や内省等の話,その後に行われた2度目の座談会へと続きます.話しっぱなしにならないこの構成も素晴らしいですね.

最後まで読んで思ったのは,やはり個人で悩んでいる事柄を他の人にも聞いてもらって共感してもらったり,似た境遇の人とアレコレ議論することの重要性.一人だと苦悩し続けるような事柄も改善したり解決するものだなということ.そして読者はこの対談に参加できるわけではありませんが,本書を読むことにより疑似体験が出来るわけです.そして結局のところ問題が無くなるわけではありませんが,考え方を少し変えたりすることによって楽になり,結果的に問題が改善することが示されます.最後に書かれている「我執」を離れるということが一つの到達点でしょうかね.

また,結論(?)に至るまでの色々なやり取りやエピソードがとても興味深く面白い.これが本書の中でも触れられていた,「全ては中間から始まる」という話なのでしょうね.

少し話は逸れますが,バリバリの開発をしている工学系/すぐソリューションを考える人を交えて対談しても面白いかもしれないと思いました.本書を読んで改めて感じたのですが,アウトラインプロセッサでのロジックの構造化から始まる流れは(Acta懐かしい!!),まさにプログラム開発に近いものがあるかと.構造化プログラミングやサブルーチン化,カプセル化,ウォーターフォールモデルとアジャイル開発etc.一度書いたものを朗読して友人に聞いてもらうくだりは,「これってペアプログラミングに通じるものがあるかな」とも思いました.また,悩みの原因となる意思決定に近い部分に関しては,ORやゲーム理論とかも絡めて考え/解決すると面白いかもとも.

各種の開発手法は,どんな人が開発に携わっても一定レベル以上で(ミス無くロジックを書き連ねる必要がある)プログラムが書け,そしてメンテナンス出来るように下駄を履かせる/テンプレート化するということで進化しています.まぁ現実はさておき(笑).そういう意味では,意外とライティング技法と親和性が高いかもしれません.ある意味,本書からはライティング工学の萌芽を感じる.

等々,読んで面白く,読んだ後でアレコレ考えても面白い素晴らしい本です.プロでなくても,文章を書く機会がある人であれば,本書からきっと得るものがあるでしょう.
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
抽象的なことが話し合われることが多いです。
抽象的なことが理解しづらい私には難しい本でした。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分は今論文を書いている。
正直、他人の目が気になる。こんなこと書いて馬鹿だと思われないか。こんな風に書いて突っ込まれないか。構成はどうだ。文章はどうだ。あれはこれは........
神経質になって、文末を弄りまくる。布団に入ってやっぱりあそこの表現変えようか、と電気をつける。
この本は、そういう自分を解放してくれた。そういう自分を一旦受け入れて、そこからさらに飛翔させてくれた。
あれはそれはこれはどれは、ではなくこれでいいのだと言ってくれた気がした。
あれはするな、これはするなと押さえつけてくる文章指南書を怖いと思っている人にこそ、この本は読んでもらいたいと思う。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「〜しなければならない」という感覚はだいたいどんな分野にもあるものだけれども、たぶん執筆というなはそれがとても強い。"ブログ毎日更新、一日五千字……"みたいな理想論を掲げては失敗してきて、自己否定に陥ってきた私達に、カウンセリングのように「そうしなくていいのでは?」と言ってくれる心強さと暖かさがある。
もちろん精神論だけじゃなくて方法論(ツールとかの話)も多量にあって実践的。買って後悔はまったくしなかった本でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年7月21日に日本でレビュー済み
・書く苦しみを公開する。
というのは、なかなかないと思います。

・共感と学びがありました。
普段から、書き留めていることをどう活かすか。参考になりました。

・3つの製造工程。
苦しみながらも、品質の高い文章を製造業のように生産する。
おおまかに、3つの製造工程に分かれるのかな、と思いました。

・言葉のメモ
普段から言葉をアウトライナーにメモして、文章をつくりだす。

・文章の編集
思考のフィルターを利用して、文章の断捨離を行う。

・理想の断念
断念の技法を利用して、”つくる” の我執から離れる。

アウトライナー座談会では、いろいろなアウトライナーが紹介されています。

最近では、スマホ版 Microsoft Office の「音声メモ」も便利です。
気軽に Office Word にメモれます。

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3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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