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源平の風 (白狐魔記 1) 単行本 – 1996/2/1

4.7 5つ星のうち4.7 41個の評価

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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

仙人について不老不死と数多の術を己のものとした仙人ギツネ・白狐魔丸。彼が日本史上の大事件や英雄たちと遭遇し、なぜ人間同士が殺し合うのかという問いの答えを探しつつ時を旅する大河ファンタジー。初回の英雄は源義経。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 偕成社 (1996/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1996/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 221ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4037442108
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4037442101
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 41個の評価

著者について

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斉藤 洋
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亜細亜大学教授。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞。1988年『ルドルフともだちひとりだち』(講談社)で野間児童文芸新人賞受賞。1991年「路傍の石」幼少年文学賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『ぼうけんしよう お金のせかい (キッズ生活探検 おはなしシリーズ)』(ISBN-10:447205910X)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
41グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
源氏の話は終盤になってからですが、
それも気にならないくらいストーリーに引き込まれました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分が読んで、娘達に読ませ、今度は甥っ子にもプレゼントしました。狐の見た人間の歴史という視点も面白いです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
息子の夏休みの宿題に買いました。
面白く、いっきに読んでました!
2019年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本屋に勤められている読み語りボランティアの先輩に勧められました。
少年少女日本の歴史にはまった息子が読んでいます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年12月25日に日本でレビュー済み
今から約5年前、某公共放送局のラジオ『青春アドベンチャー』で本作品を知り、最近になって某ネット動画で偶然聴きました。
声優の坂本真綾さんによる雅姫(注1)の声と演技が良かったです・・・個人的には山本圭子さん(『サザエさん』の花沢花子役)にやって欲しかったのですが♪
さて、本作品の紹介に移ります。
母と弟の元から巣立ちした“きつね”は、彼らを獲物として狙う“敵”であるはずの人間に興味を持ち、獣には無い人間の持つ“縁”に導かれるが如く、彼らと関わることに。
ある日、或る猟師に執拗に追われた彼の窮地を仙人に救われたことをきっかけに、白駒山で人間に化けるための“修行”を重ねた“きつね”は、“白狐魔丸”と名乗り、再び人間界へと下りるのでした・・・
修行を巡っての仙人と白狐魔丸とのやりとり、狐が人を化かすという言い伝えについての和尚の子供(注2)への説話は、面白いばかりでなく、大人の子供への”導き”へのヒントにも思えて、なかなか興味深いものでした。
ふとしたきっかけで結ばれた“縁”ー源義経主従他ーによって、白狐魔丸が人間的に成長するばかりか、それが次巻(『蒙古の波』)の伏線となっているのも展開が上手いと思いました。
人間の“死”にも作品として避けずにしっかり向き合うことにも好感が持てました・・・大人にも“食わず嫌い”せずに読んで戴きたい作品です!

追記

この『白狐魔記』シリーズが、漫画『ベルセルク』みたく作者存命時に果たして完結するのかどうか気になります。
無理なお願いを承知の上で、完結は是非とも以下のようにして戴きたいものであります:

ひょんなことから、第二次世界大戦時のドイツ陸軍軍人のエルヴィン・ロンメルに成り代わった白狐魔丸。
時を同じくして雅姫の方も、アニメ『BLOOD+』のディーヴァのように、エヴァ・ブラウンに成り代わることに。
実はオカルティストとも噂されたアドルフ・ヒトラーの“魔力”に狂わされた彼らは、“鉄と血の暴風”が吹き荒れたあの時代を一体どのように生き抜くのか、図らずも世界の深淵を覗いてしまった彼らが最後に人間に見出だしたのは、果たして希望かそれとも!?
軍人(武士)/忠誠/国家/正義とは何か、作者が渾身を込めて世に問いかける『白狐魔記』シリーズ最終章、独逸第三帝国編(『砂漠の狐』/『大西洋の壁』/『伯林の紅雨ーあかいあめー』)堂々開幕!
・・・まあ、本当にこんなモノを書いたなら、文学界の中でも特に左翼らしい児童文学界からは(社会的・物理的に)確実に消されるでしょうから、天地がひっくり返ったとしてもまずあり得ませんけどね( ̄▽ ̄)
えっ、そもそも白狐魔丸達がどうやって時空を超えて独逸へ渡るかですって?それは柘植久慶の『逆撃』シリーズ同様、白狐魔丸と雅姫が✕✕✕(18禁につき、自主規制)。

(注1)“まさひめ”ではなく“つねひめ”と読む。主人公の大先輩の吉野の妖狐。ちなみに、彼女の初登場は第2巻の『蒙古の波』。

(注2)本作品では「子ども」表記。「子供」か「こども」のどちらかしか本来有り得ない。児童文学関係者が左翼である例証である。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年1月24日に日本でレビュー済み
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戦国時代にしか興味がなかった息子が、
このシリーズを読み始めてから歴史に対する興味の幅が広がりました。
大人が読んでも面白いので、親子でぜひ。
ただ、持ち歩くには少々重すぎです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年2月27日に日本でレビュー済み
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面白いですが、源氏とのからみが思ったより少なくて。星四つです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年5月28日に日本でレビュー済み
最近小説に出会わなくて、たまたま子供用のコーナーにあったこの本を読んだのですが、おもしろい!先が読みたくなってしまう。主人公の狐がとても印象に残ります。仙人との掛け合いのようなお話も好きだし、よくあるような苦しい修行とか命をかけるようなとか宿命とかそういう感じではなくて、戦乱の世の自然の生活の一部分のような感じでとても自然な感じがよいです。
動物の中に、人間を知りたいと思うようになるものがいたとしてもおかしくないと思うし、別の角度から人間を見ている描写もとても面白いと思います。
また、歴史上の実在の人物を登場させたことで、読者がさらに興味を持って読み進められる気がします。中身が引き締まるというか…
この作者のほかの話も読んでみたいし、このシリーズの続きを早く読みたいです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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