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妻はサバイバー 単行本 – 2022/4/20
永田豊隆
(著)
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妻に異変が起きたのは、結婚4年目、彼女が29歳の時だった。摂食障害、アルコール依存症……。介護と仕事、その両立に悩み続けた20年近くにわたる自らの体験を、貧困ジャーナリズム賞受賞歴もある朝日新聞記者が克明に綴る。
- 本の長さ144ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2022/4/20
- 寸法18.8 x 13 x 1.8 cm
- ISBN-104022518197
- ISBN-13978-4022518194
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出版社より
商品の説明
出版社からのコメント
妻に異変が起きたのは、結婚4年目、彼女が29歳の時だった。摂食障害、アルコール依存症……。介護と仕事、その両立に悩み続けた20年近くにわたる自らの体験を、貧困ジャーナリズム賞受賞歴もある朝日新聞記者が克明に綴る。
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2022/4/20)
- 発売日 : 2022/4/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 144ページ
- ISBN-10 : 4022518197
- ISBN-13 : 978-4022518194
- 寸法 : 18.8 x 13 x 1.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 91,635位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
想像するに並大抵のない毎日であったと思う。しかし、夫として妻を思う事はなかなかできないものだと思う。そんな厳しい現実の日々を彼らだけの夫婦としての生活を作り出した。
2023年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
妻と夫がどうなったのか?是非続編を出して欲しいです。
2023年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今はどうされているのでしょうか。摂食障害、アルコール依存20年ありのままにかかれていました。お二人とも大変な思いをされてこられたと思います。現役新聞記者の書かれた文なので読み通せましたが重い内容でした。
2022年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一読し、著者に深い尊敬の念を抱きました。
このようなことについては、書けることと書けないことがある。
著者はその書けないことの限界まで書かれていると思います。
ここに書かれているのは、いわゆる「共依存」には違いないのですが、その共依存から身をもぎ離すとき、わたしたちはその共依存の相手とともに死んでもかまわないと思う。そのような感情がこの本では正確に書かれていると思いました。
それから読後、いちばん記憶に残ったのは、やはりこの国の精神障害者に対する差別意識のことでした(本書、p.81)。ほんとうに日本人は心が狭い。これは日本人だけのことではないのでしょうが、それにしても狭すぎる。
このようなことについては、書けることと書けないことがある。
著者はその書けないことの限界まで書かれていると思います。
ここに書かれているのは、いわゆる「共依存」には違いないのですが、その共依存から身をもぎ離すとき、わたしたちはその共依存の相手とともに死んでもかまわないと思う。そのような感情がこの本では正確に書かれていると思いました。
それから読後、いちばん記憶に残ったのは、やはりこの国の精神障害者に対する差別意識のことでした(本書、p.81)。ほんとうに日本人は心が狭い。これは日本人だけのことではないのでしょうが、それにしても狭すぎる。
2022年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
常に冷静な文章と、そこに繰り広げられる壮絶な世界。
一当事者として、夫に分かってもらいたくて、夫にも見せました。
まさに私の部屋、なんですよね、過食嘔吐って。
共感します。
一当事者として、夫に分かってもらいたくて、夫にも見せました。
まさに私の部屋、なんですよね、過食嘔吐って。
共感します。
2022年4月23日に日本でレビュー済み
・1日6~10時間を過食嘔吐に費やす妻
・過食代で貯金が底をつき「サラ金に行こう」と言い出す妻
・薬欲しさに包丁を持って切りかかってくる妻
いくら依存症による問題行動とはいえ、並みの人間では身が持ちませんよ。
最終的には、妻がアルコール性の認知症となったことで日常生活を取り戻せたようですが、
愛情だけでここまで寄り添えるものなのか、
「共依存」という言葉なしでは説明がつかない気もします。
サポートする家族がここまで身を削り、苦しい思いをするなら、
本人と距離を置く、突き放すことも選択肢に入ってくるのでは……
・過食代で貯金が底をつき「サラ金に行こう」と言い出す妻
・薬欲しさに包丁を持って切りかかってくる妻
いくら依存症による問題行動とはいえ、並みの人間では身が持ちませんよ。
最終的には、妻がアルコール性の認知症となったことで日常生活を取り戻せたようですが、
愛情だけでここまで寄り添えるものなのか、
「共依存」という言葉なしでは説明がつかない気もします。
サポートする家族がここまで身を削り、苦しい思いをするなら、
本人と距離を置く、突き放すことも選択肢に入ってくるのでは……
2022年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく分かりやすく、感情がうまく消されていて新聞記事の様に一気に読める。
新聞記者というのは凄いと何度も思った。
事実の羅列とその時々起こる事件への対応が体温の低い文体で続いていて心理的負担が本当に少ない。
その分冷静に(そんなつもりになっているだけ)自分の中の感情の揺れ動きに集中できる。
読物としてとても良くできている。
複雑性ptsdについての深掘りはあまりなく、ただとにかく真っ当で嘘の少ないまっすぐなルポであって、感覚としては圧倒される。
感動とは言葉を失う事だと改めて感じた。
作中著者も書いている事でもあるが温度の低い文章を徹底している分、読んだ人はそれによって受けた印象やクソバイスをつい口にしたくなる。
もっとこうすれば、こうであれば、など。
それを含めてよくできた仕掛けだと思うし、
これを愛だとか、陳腐な言葉で形容するべきではないと強く思う。
新聞記者というのは凄いと何度も思った。
事実の羅列とその時々起こる事件への対応が体温の低い文体で続いていて心理的負担が本当に少ない。
その分冷静に(そんなつもりになっているだけ)自分の中の感情の揺れ動きに集中できる。
読物としてとても良くできている。
複雑性ptsdについての深掘りはあまりなく、ただとにかく真っ当で嘘の少ないまっすぐなルポであって、感覚としては圧倒される。
感動とは言葉を失う事だと改めて感じた。
作中著者も書いている事でもあるが温度の低い文章を徹底している分、読んだ人はそれによって受けた印象やクソバイスをつい口にしたくなる。
もっとこうすれば、こうであれば、など。
それを含めてよくできた仕掛けだと思うし、
これを愛だとか、陳腐な言葉で形容するべきではないと強く思う。
2024年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
奥さんの実家は 性的虐待があった位だから 駄目だとしても、旦那さんの実家の協力は得られ無かったのだろうか?旦那さん きちんとした仕事してるし、家庭環境が悪かったとは思えない。二人とも 親戚も頼れない身の上ならば 本当の サバイバー だけど、そこに触れていない。本の内容ならば 夫婦だけでなど と なりふり構ってられる場合ではないと思うが 何故?