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民俗学入門 (岩波新書 新赤版 1910) 新書 – 2022/1/20

4.3 5つ星のうち4.3 59個の評価

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普通の人々が営む日々の暮らしを深く知り、驚く。人生と生活の細部に直に触れ、世界の奥行きに畏怖しながら、複数の歴史を「私(たち)」からつかみ出す。繰り返される過ちから目をそらさず、よりよい未来を考えたい。これが民俗学のエッセンスである。「人間にかかわることすべて」に開かれた、野心的な「共同研究」への誘い。
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商品の説明

著者について

菊地 暁(きくち あきら)
1969年北海道生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。身長186cm
現在―京都大学人文科学研究所助教
専攻―民俗学
著書―『柳田国男と民俗学の近代――奥能登のアエノコトの二十世紀』(吉川弘文館)、『身体論のすすめ』(編、丸善)、『今和次郎「日本の民家」再訪』(共著、平凡社)、『日本宗教史のキーワード――近代主義を超えて』(共編著、慶應義塾大学出版会)、『学校で地域を紡ぐ――『北白川こども風土記』から』(共編著、小さ子社)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2022/1/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/1/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 252ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4004319102
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4004319108
  • 寸法 ‏ : ‎ 1 x 10.7 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 59個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
59グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月6日に日本でレビュー済み
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民俗学のカバーエリアが理解できたこと、また各テーマにエッセンシャルな役立つ解説がなされていること、作者の調査力に敬意を表します。
2024年3月11日に日本でレビュー済み
安易に哲学・思想上の主要命題に回収させるでもなく、あくまでも「普通の人々」に対する観察を要としていることが分かる。著者が民俗学を「非/原ディシプリン」と呼ぶ理由だろう。つまり現代社会批判の学なのだ。文字資料を扱う文献史学やモノを扱う考古学に対して、身体的記憶を扱うのが民俗学らしい。心意現象中心主義と同郷人至上主義という民俗学に対する揶揄への応答があるが、それについては民俗学者内で反省すべきものであり圏外の人間に要請するのは筋違いであろう。民俗学が懐古主義の受け皿に成り下がらないためには、著者が行うような安易な情報社会/伝統社会の対立ではなく、インターネット民俗学等の考現学が必要であることは論を俟たない。
2023年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
遠野物語のような、有名どころの伝承がまとまった本かと思ったが民俗学という学問のあり方を解説されている本だった。
内容は予想とは違ったが、「現地に行き、見て、触って実感する」という一連の行為はスマホ上で調べてわかった気になってしまう現代だからこそ、忘れないでおきたいアプローチ方法だと感じた
2022年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先ずは誤解の無いように言っておくが、評価を平均点としたのは、本書が決して凡庸だと言う意味ではなく、単に私自身が望む内容ではなかったからである…依って、本書を手に取ろうとする方達には星の数よりも内容を精査して頂きたいと思うので、あくまでも個人的な印象ではあるものの、率直に感じた長所と短所を挙げておこうと思う。

先ず、これはマイナス点だが、そもそも「入門」と言う命題に疑問がある。
勿論、私自身も”入門”だからと言って古典的民俗学の書籍を望んでいた訳ではないが、やはり入門編と称するからにはあくまでも初学者を対象にした内容であるべきなのではなかろうか…だが、本書の視点は斬新である一方で王道からは逸脱しているので、初心者が手に取る民俗学の本には相応しくないと感じたのである。
著者曰く、民俗学は「人間の一生を一通り考えてみようとする、よく言えば野心的、悪く言えば無謀な学問」との事…この考え方には大いに賛同出来るが、正直言って、余りにも幅を広げ過ぎた分、逆に偏重した題材しか扱えていない事に気付かされてしまったのだ。

次に長所としては、本書では基本の「着る」「食べる」「住む」に加えて「働く」「運ぶ(交通・運輸)」「取り換える(交換・交易)」「集う(縁)」に注目している所であり、私達の日々の生活や行動そのものが「民俗学」に当て嵌まるという事が良く解る事である。
これ迄は民俗学と言うと、各地域に残る伝承や風習を中心とした古典的学問と思っていたが、本書のお陰で民俗学がより身近に感じられるようになったのは評価すべきであり、著者の教え子達から寄せられた意見を紹介した「アンケート抄」や推薦図書の一覧もある所には工夫が感じられた次第である。

だが、その一方で、これまたマイナス点だが、例えば「着る」については「寄せて上げるブラジャー」について延々と語っているのには辟易してしまったし、第一、著者の周囲ではこの商品が画期的だったのかもしれないが、総体的には一部の関心を惹いただけでもあり、そんな限定的な現象が果たして民俗学の題材に相応しいのかどうかも疑問であった。
また「働く」についても著者のアルバイト体験の話がメインなので、これまた極めて稀な一例であり、余り参考にはならない…いや、それだけでは無く、折角学生達から募った「アンケート抄」についても、敢て珍しい体験談を特記しているに過ぎず、統計を取っている訳でもなければ、総括している訳でもないので、蒐集した題材そのものが常に限定的なのだ。

着眼点そのものは新鮮だと思う。
然しながら「私達の生活全てが民俗学」であり「無謀な学問」と言うからには、もう少し幅広い内容を扱うべきではなかったか…。
こうした観点からみると、壮大な民俗学を扱う事を目的としたが為に却って焦点を絞り過ぎたようにも思え、「入門」と言うよりも寧ろ「応用」に思えてしまった次第である。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月1日に日本でレビュー済み
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文字資料には現れない日常
を見いだすために
資料という私(たち)を みて きいて 感じる
その差異を捉える
民俗学の姿勢は、家庭医の我々も学べるところはたくさんありそうだ。
2022年1月26日に日本でレビュー済み
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○『図書』1月号を開いて、予約注文する本に○をつけていて、この本は○をつける止めるか迷った。各社の新書が題名の魅力で競い合っているというのに、『民俗学入門』では何とも愛想ない。しかし、解説はちょっと面白そう。予約してみることにした。
大当たり!  この本は、これまで私が読んだ1月刊新書本(数冊だが)の中では一番面白かった。
○第一章第一節は「きる(衣)」だが、ほとんどが「寄せて上げるブラジャー」の話で、民俗学入門としてはなかなか衝撃的である。写真も数点ついている。節末のアンケート抄も「電車で見せパン」の体験統計から始めて、グッと読者を引き寄せる。
○各節は、本編(著者の講義)、「アンケート抄」(学生の体験談)「ブックガイド」からなっており、著者は読者の思考を刺激する部分は「アンケート抄」だろうと言っている。
○たしかにその通りで、第二章第一節の「はたらく(生産・生業)」の節末のアンケート抄「マイ・ベスト・テクニック」(102頁)を読み始めたら、私は声を上げて笑い出してしまい、しばらく笑いが止まらなかった。
目次
序章 民俗学というガクモンが伝えたいこと
第一章 暮らしのアナトミー
きる(衣)
たべる(食)
すむ(住)
第二章 なりわいのストラテジー
はたらく(生産・生業)
はこぶ(交通・運輸)
とりかえる(交換・交易)
第三章 つながりのデザイン
つどう1 血縁
つどう2 地縁
つどう3 社縁
終章 私(たち)が資料であるー民俗学の目的の方法
各章末には著者によるコラムが付いている。
私的感想
○上述のように、大変面白い。第三章がちょっと難しくなるが、第二章までは快調に進行する。
○文化財保護法施工規則の民俗の内容11種のうち、本書は①衣食住②生産・生業③交通・運輸・通信④交易⑤社会生活の5種について論述しており、⑥口頭伝承⑦信仰⑧民俗知識⑨民俗芸能等⑩人の一生⑪年中行事についてはテーマとして論述していない。そのため、いわゆる「民俗学」らしくない本になっている。しかし、「民俗学」入門であることは間違いない。この本で民俗学に入門する人は幸せである。
○民俗学という学問についてのたいへん真面目な話は、はじめにと終章に書かれている。
○コラムは民俗学実践の心構えとテクニック。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年1月31日に日本でレビュー済み
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素晴らしい。2013年夏、京大には名物講義があるとネットで話題になった。卑近な例に実演を交えた名講義と聞く。その内容に加筆修正が施され、文章化されたのが本書である。後書きにあるように、民俗学の包括的な概説書が存在しないことが執筆の契機となっている。批判的検討の上、さらに優れた教科書を生み出すことも後進の務めとなるだろう。
人文系諸分野の凋落、不祥事が取り上げられることが増えた昨今であるが、自由闊達な学問の場と伝統を後世に語り継ぐ上でも、本書はマスターピースとなるに違いない。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宮本常一や柳田国男ら、民俗学者ちの本は読んできたが「民俗学」の定義は考えたことがなかった。
 柳田は、過去を知ることがよりよい社会をつくる力になると考えたが、今の民俗学は古くさい習俗を記録しているイメージしかない。
 だったら民俗学の現代的な意味ってなんだろう?
 同世代の民俗学者がどう考えているのか知りたくて読んでみた。勉強にはなったが、この本によって民俗学に引き寄せられる、とまではいかなかった。

 民俗学の特徴とはなにか。
 歴史学は文献を中心とする。でも文字の記録は「日々の暮らし」よりも「特別なできごと」に傾く。「天災に苦しみ、一揆に荒れ狂う」農民像ができてしまう。
 民俗学は、文字資料の限界を乗り越えるため、暮らしを営む私たち自身を「歴史が刻み込まれた民俗資料」とみなし、その採集と比較から、歴史・社会・文化を理解しようとする。「私たちが資料である」というコペルニクス的転回と、それに即した、観察する主体の起ち上げ方が民俗学の最大の方法論的貢献だという。
 その手法の中心にあるのが、民俗資料(=日々の暮らし)を、存在形態・感覚器官・採集主体のちがいによって3つに大別してデータ収集のためのガイドラインとした「三部分類」だ。
 第一部の「有形文化」は、目に見える物質的な側面だ。これは旅人でも観察できる。第二部の「言語芸術」は、耳で聞き取らるものだから同じ言語を理解できる人が採集しなければならない。第三部の「心意現象」の例としては「禁忌」があげられる。「○○と言ってはいけない」という禁忌は、目で観察できないだけでなく、聴取することもできない。それを採集できるのは「○○と言ってはいけない」と心のなかで感じている当事者(同郷人)だけだ。

 民俗学の対象としてあげられたさまざまな実例は興味深い。
 たとえば「資本主義」は利便をもたらした反面、「生きづらさ」を引き起こしている。「資本」は「自然」に制約されないため、ヒトのコントロールを越えて暴走する。「資本」の魅力にみせられたヒトは、「生き物」としての自己を犠牲にしてしまう。「生き物の時間」と「資本の時間」の分裂に迷いつづける。

 着衣の起源は入れ墨からはじまったという説もあるが、ヒトが「発情期」を失ったことで、文化的に発情がコントロールされるようになる。それが「衣服」だという。
 今は当たり前の「寄せてあげるブラ」は1990年代からはじまった。「谷間」という表現は1980年代にはなかった。90年代に入って「巨乳」「豊乳」などの言葉が急増した。「谷間」は90年代の日本社会が「発見」した身体部位であるという。たしかに、私が学生だった1980年代は「胸」よりも「顔」がきれいな女性にひかれた。

 民家には、土間、板間、畳間があるが、それぞれ原始時代、平安時代、武家時代の伝承を宿していると今和次郎は言う。
 竪穴式住居以来の土間には、かまどを守る火の神など、プリミティブな神格が祭られ、平安時代に増えた板間には文明的な名前の神格がいる。畳間は、武家的な社交の空間であり、先祖をまつる仏壇が安置される。
 住まいの近代化とは、生活=消費空間化や情愛空間化を意味する。労働も教育も失った消費生活の場としての家庭が、近代家庭の愛の空間になったという。
 伝統的民家は、さまざまな場所にスピリチュアルとの接点があったが、DKスタイルの家には仏壇や神棚の空間がない。生まれて死んでいく家族の変化を想定せず、短いタイムスパンで構想されている。
 伝統的なイエは成員の労働と引き換えに暮らしを保障したのに対して、近代家族は「日本的雇用」と結びつくことによって定年までの人生設計を可能にした。公共領域(生産)と家庭内領域(消費)が分離して、休日は家でダラダラするお父さんが誕生した。近代家族は、ヒトの自然を近代資本主義社会と接合させる役割を果たした。
 一方、交通・通信の発達による時空間の圧縮=グローバル化は、モノもサービスも雇用も価格破壊を引き起こした。労働市場は非正規化して、自分のスキルで安定して食べていけるという見通しを得られなくなる。結婚や子育ては、生活の安定要因から潜在的リスクへと反転してしまった。
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