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英語多読完全ブックガイド[改訂第3版] 単行本 – 2010/3/12
「辞書は引かない」「わからないところはとばす」「つまらなくなったらやめる」が多読の三原則。自分の英語レベルにあった本を探したい、次に読む本はどれがいいだろうというときにすぐに役立つ、日本で唯一の本格的洋書ガイドです。
■多読必携の洋書ガイド
英語圏の児童向けの教科書や副読本であるLeveled Readers(略称LR)、ノンネイティブの英語学習者のために単語や文法事項をレベル別に制限して編集されているGraded Readers(略称GR)をはじめとして、多読におすすめの洋書をたくさん紹介します。実際に読み通した複数の人の意見を集約して、「日本人にとっての読みやすさ」を数値で表した「YL」レベルをつけ、ジャンル、総語数、ISBN、おすすめ度、コメントを掲載しています。
■ぜひ読みたい特選本を選定
読みやすさレベルを6段階に分けて、レベルごとに特におすすめの本をピックアップ。表紙写真やページサンプル、あらすじ、読者の感想付きで詳しく紹介しています。多読を始めたいが、どれから読めばいいのかわからない場合は、特選本の中から選んでスタートしましょう。
■アルファベット順リストと索引から探せる
13,000冊をシリーズ名または著者名のアルファベット順に整理して掲載。複数の出版社からいろいろな英語レベルで簡約版が出ている名作については、邦題からも検索できます。たとえば『オズの魔法使い』は4冊、『嵐が丘』は5冊、『クリスマス・キャロル』は6冊の中から、自分に合ったものを選ぶことができます。
- ISBN-104902091763
- ISBN-13978-4902091762
- 出版社コスモピア
- 発売日2010/3/12
- 言語日本語
- 本の長さ512ページ
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登録情報
- 出版社 : コスモピア (2010/3/12)
- 発売日 : 2010/3/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 512ページ
- ISBN-10 : 4902091763
- ISBN-13 : 978-4902091762
- Amazon 売れ筋ランキング: - 651,782位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15,706位英語 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
東京大学理学部数学科卒、都立大学理学研究科(数学専攻)修了。
大学生時代から、平岡塾で数学を教え、1981年に、中高生対象の塾SEG(科学的教育グループ)を創立。また、同時に、駿台予備学校、河合塾でも教鞭をとり、1985年より、月刊「大学への数学」に連載を執筆。定積分の「回転体の求積の傘型分割」、「行列のn乗の、多項式の割り算を利用した解法」などを発表し、一世を風靡する。
また、数学だけでなく、英語教育を改革すべく、SEGで新しい英語文法指導法を模索するが、文法指導法の改良の限界を悟り、Graded Direct Method等、英語で英語を教える直接教授法の研究・実践を行うなかで、「どうして英語が使えない」の著者酒井邦秀(当時、電気通信大学)と知り合い、英語多読を実践。その効果を確信し、SSS英語学習法研究会を設立し、英語多読の実践・普及活動を始める。自らが代表をつとめる中高生対象塾SEGでも、多読教室を始め、中1~大学生・社会人まで、自ら多読指導にあたる。現在は、多読・多聴を軸に、文法・語彙・会話・Writingを組み合わせた、より効果的な英語指導を研究。SSS英語多読研究会理事長、日本多読学会事務局長、「多読多聴マガジン」アドバイザー、Extensive Reading Foundation 理事をつとめ、多読指導の実践・研究・普及活動を行っている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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コメントや評価もついているのも、本選びの参考になる。
強いて言えば、コメントや評価が特定の個人によっているので、自分にどこまで合うかはよく分からない。とはいえ、他に参考になるものもないので、多読でのよりどころはこの本、って感じかな。
である。
本書の最初には、英語学習法としての多読の意義に始まり、SSS
方式の多読実践の方法、多読を続けるための注意事項、多読の
効用や有効性が簡潔にまとめられている。
そして次には、YL(読みやすさレベル)の1から5まで、著者た
ちが選ぶ、お薦めの特選本が紹介され、代表的なGRやLR(例えば
Oxford Reading TreeやI Can Read Books、Penguin Readersや
Oxford Bookworms等)の特徴が説明されている。
そして、何といっても本書の最大の特徴は、13,000冊にもおよぶ
多読用図書の語数やYL、コメントからISBNまでまとめたデータで
ある。これが、約300ページにわたって掲載されているのは、まさ
に圧巻である。
第3版(2010年出版)なので、最新の多読図書のデータも掲載さ
れていて、多読をしていらっしゃる方、多読指導をされている
先生方(学校に一冊欲しい)には、まさに「完全ブックガイド」と
して重宝する一冊である。
「英語を修むる青年はある程度まで修めたなら辞書を引かないで無茶苦茶に英書を沢山(たくさん)読むがよい、少し解(わか)らない節があって其処(そこ)は飛ばして読んでいってもドシドシと読書していくと終(しま)いには解るようになる、また前後の関係でも了解せられる、其(そ)れでも解らないのは滅多に出ない文字である、要するに英語を学ぶ者は日本人がちょうど国語を学ぶような状態に自然的習慣によってやるがよい、即ち幾変となく繰り返し繰り返しするがよい、ちと極端な話のようだが之(これ)も自然の方法であるから手当たり次第読んでいくがよかろう。」
多読の効用は、漱石だけでなく、NHK『ニュースで英会話』講師の伊藤サムさんも認めている。
なるほど、英語多読の効用は、新旧著名な方々のお墨付きを得ているにしても、「手当たり次第読んでい」って難度の高い書籍につまづいてしまっては元も子もない。肝心なのは、「国語を学ぶよう」に漸進的に、できうれば楽しく継続できるかどうかである。そのためには(1000万語多読に挑む各人にとって)「少しくらいわからないところがあっても、総じてわかる」程度の本を次次とどのように選び、どのようにして手に入れていくかが問題となる。
その問題を解決してくれるのがこのガイドブックだ。約13000冊が紹介されている。
これで、「オニにカナボー」である。
リーディング能力をつけねばならぬ、となれば、精読と多読である。精読のテキストには市販の参考書を何冊か買い求め勉強を始めた。一方、多読用には自分のレベルに合ったものがいいというのはわかるのだが、自分のレベルに合ってるかどうかは買って読んでみないとわからない。何冊か買っては読んで挫折し、これなら大丈夫だろうと思ってかった児童書もダメ。自分のレベルに合った本を見つけるガイド役を探してネットをさまようことしばし。そうして見つけたのが本書だった。
本書は児童書から一般書まで、娯楽小説から純文学、ノンフィクションまで、あらゆるジャンルの原書を1万3千冊(!)、レベル0から10まできめ細かくレベル分けして紹介している。量をこなすために、選ばれた特選本以外は、本に対する紹介文が20字強程度と少ないのが難点だが、その代わりに5段階の推薦度がついている。また、音声教材の有無の情報がついているのも親切だ。
本書は、多読を目指すひとにとって最高のガイド役になってくれるだろう。