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やっぱ志ん生だな! 単行本(ソフトカバー) – 2018/6/25
ビートたけし
(著)
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購入オプションとあわせ買い
ビートたけしがいま初めて明かす、
「志ん生」「落語」という自らの「原点」。
たけしが志ん生に勝負を挑む!
*********************************
「志ん生を今に蘇らすには
ビートたけししかいない。
噺家には絶対書けない志ん生。」(笑福亭鶴瓶)
*********************************
2019年大河ドラマ
古今亭志ん生役&ナレーション
ビートたけし!
ビートたけしが最も敬愛する落語家として挙げる5代目 古今亭志ん生。
戦後の東京落語界を代表し、「天衣無縫」とも言われた芸風で愛された落語家は、
なぜこんなにも人の心を掴んできたのか。
本書では、そんな志ん生の“凄さ"をたけし独自の視点で分析。
いまのお笑い界、落語界を斬りながらとことん語る!
過去には立川談志の弟子「立川錦之助」として、
近年では立川談春の弟子「立川梅春」として、落語を披露することもある。
なぜいま志ん生なのか、なぜいま落語なのか。
ビートたけしが満を持して真っ向勝負に挑む!
芸人としてトップを走り続け、映画界では「世界のキタノ」となり、
「究極の純愛小説」を書き下ろし文学界に殴り込みをかける
ーー常に挑戦し続ける巨匠であり、異端児でもあるビートたけしの原点である、
落語家・志ん生についてたっぷり語った落語論&芸人論。
※巻末に、「本書に登場する主な落語 たけしコメントつき」を収録!
「ズブの素人が、志ん生さんと落語についてエラそうに語りました。
お笑いください、許してね! 」(ビートたけし)
ーーーーーーー
【目次】
はじめに 突然変異の化け物か!?
第一章 凄味 発想力は宇宙レベル
飛び抜けた発想の境地/ナンセンスの極み/マクラの小噺の面白さ/火事が凍る!?/
想像力の勝負/画(え)を浮かばせる技/リアルな描写力/空間を見せる/
人肌を感じるキャラクター/現代に通じる本音と建前/伝わる落語って?
第二章 原点 笑いと話芸のルーツ
実は落語家になりたかった!?/いまの落語ブームについて/心地の良いテンポと間/
感情表現の妙/落語を画(え)と「カット」でとらえる/人間なんだから、しょうがねえや
第三章 普遍 ごはんは飽きない
客との向き合い方/声の張りと間持ち/言葉を選び抜く/芸事は「隠しネタ」になる/
志ん生さんの「味」/聴くほどに発見がある/飽きられないスタイル/言葉で想像させる究極の芸
第四章 創造 ライブ中毒
アドリブでどんどん変える/「出」の極意/客を巻き込む/つかんで落とす/
即興の返し技/ライブの緊張感/場に合わせたチューニング力/常に新しいことを
第五章 芸人 融通無碍と危うさと
「破滅型芸人」という幻想/難しい噺をあえて試したい/いい噺にはギャグをプラス/
さらっとやって、いいなと思わせる/年を経るごとに自由自在に/ざわめきに近い存在感/
一瞬で異次元に誘う力/「危うさ」は「強さ」/おいらたちは、絶滅危惧種か!?/志ん生が作った時代
おわりに 勝負の行方
本書に登場する主な落語 たけしコメントつき
「志ん生」「落語」という自らの「原点」。
たけしが志ん生に勝負を挑む!
*********************************
「志ん生を今に蘇らすには
ビートたけししかいない。
噺家には絶対書けない志ん生。」(笑福亭鶴瓶)
*********************************
2019年大河ドラマ
古今亭志ん生役&ナレーション
ビートたけし!
ビートたけしが最も敬愛する落語家として挙げる5代目 古今亭志ん生。
戦後の東京落語界を代表し、「天衣無縫」とも言われた芸風で愛された落語家は、
なぜこんなにも人の心を掴んできたのか。
本書では、そんな志ん生の“凄さ"をたけし独自の視点で分析。
いまのお笑い界、落語界を斬りながらとことん語る!
過去には立川談志の弟子「立川錦之助」として、
近年では立川談春の弟子「立川梅春」として、落語を披露することもある。
なぜいま志ん生なのか、なぜいま落語なのか。
ビートたけしが満を持して真っ向勝負に挑む!
芸人としてトップを走り続け、映画界では「世界のキタノ」となり、
「究極の純愛小説」を書き下ろし文学界に殴り込みをかける
ーー常に挑戦し続ける巨匠であり、異端児でもあるビートたけしの原点である、
落語家・志ん生についてたっぷり語った落語論&芸人論。
※巻末に、「本書に登場する主な落語 たけしコメントつき」を収録!
「ズブの素人が、志ん生さんと落語についてエラそうに語りました。
お笑いください、許してね! 」(ビートたけし)
ーーーーーーー
【目次】
はじめに 突然変異の化け物か!?
第一章 凄味 発想力は宇宙レベル
飛び抜けた発想の境地/ナンセンスの極み/マクラの小噺の面白さ/火事が凍る!?/
想像力の勝負/画(え)を浮かばせる技/リアルな描写力/空間を見せる/
人肌を感じるキャラクター/現代に通じる本音と建前/伝わる落語って?
第二章 原点 笑いと話芸のルーツ
実は落語家になりたかった!?/いまの落語ブームについて/心地の良いテンポと間/
感情表現の妙/落語を画(え)と「カット」でとらえる/人間なんだから、しょうがねえや
第三章 普遍 ごはんは飽きない
客との向き合い方/声の張りと間持ち/言葉を選び抜く/芸事は「隠しネタ」になる/
志ん生さんの「味」/聴くほどに発見がある/飽きられないスタイル/言葉で想像させる究極の芸
第四章 創造 ライブ中毒
アドリブでどんどん変える/「出」の極意/客を巻き込む/つかんで落とす/
即興の返し技/ライブの緊張感/場に合わせたチューニング力/常に新しいことを
第五章 芸人 融通無碍と危うさと
「破滅型芸人」という幻想/難しい噺をあえて試したい/いい噺にはギャグをプラス/
さらっとやって、いいなと思わせる/年を経るごとに自由自在に/ざわめきに近い存在感/
一瞬で異次元に誘う力/「危うさ」は「強さ」/おいらたちは、絶滅危惧種か!?/志ん生が作った時代
おわりに 勝負の行方
本書に登場する主な落語 たけしコメントつき
- 本の長さ168ページ
- 言語日本語
- 出版社フィルムアート社
- 発売日2018/6/25
- ISBN-104845917084
- ISBN-13978-4845917082
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商品の説明
出版社からのコメント
様々なメディアで取り上げられています!
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★朝日新聞 2018年9月22日号にて、書評が掲載されました! (評者:サンキュータツオさん)
「演芸場で育ったたけしさんが落語をどう消化し、志ん生という未曾有の才能をどう受け止めているのか。
数多の落語関連本を読んできた私としては、落語を語る『言葉』が新鮮で興奮する」
★東京新聞 2018年8月26日号 特集「話題を楽しむ」にて、ビートたけしさん、古今亭志ん橋さん、金原亭小駒さんへのインタビューとともに、本書の紹介記事が掲載されました!
★intoxicate vol.135 連載「思い出し笑い 第80回 やっぱ志ん生だな! 〜暗闇にヘタを着けて世界一のナスを創った伝説の巨人」(文=ツルコさん)にて、本書が掲載されました!
「生の高座を見たこともあり、いかにすごい噺家だったか、どうすごかったのか、また、映画監督ならではの視点から、志ん生を熱く語っていますが、読んでいると、改めて志ん生の落語を聴きたくなります」
★日刊ゲンダイ 特集「寄席がもっと楽しくなる本」にて、本書が紹介されました!
「芸能界の重鎮が落語界の「最高傑作」と称える昭和の名人について論じた古今亭志ん生論」
★現代ビジネスにて、本書の紹介記事が掲載されました!
「ビートたけしが語る『志ん生は、ここがすごかった』 現代が負ける落語家」
★週刊実話「本好きリビドー(214)」にて、書評が掲載されました! (評者:黒椿椿十郎さん)
「すべてのお笑い好き、演芸ファンにとって願ってもない、尽きぬ楽しさに溢れた1冊の登場だ」
★東京かわら版 2018年8月号にて紹介されました!
「『粗忽長屋』『火焔太鼓』『野ざらし』など、噺への「たけしコメント」にも注目」
★サンデー毎日 2018年7月29日号にて、書評が掲載されました! (評者:岡崎武志さん)
★毎日新聞 2018年7月8日号朝刊にて、ビートたけしさんのインタビューが掲載されました!
「口をついて出てくるのは、志ん生へのあふれる思いだ。『どちらかっていうと、自分には志ん生さんの壊し方っていうか、壊してるんだけど実は壊した後の再構築のすごさ、そっちの方が好きだな』」
★高田文夫のラジオビバリー昼ズ 2018年7月4日放送回にて、春風亭昇太さん、乾貴美子さんに紹介されました!
「すごい好きなんだなというのがこの本を読むとわかります」
★秋田さきがけ 2018年6月29日号朝刊、山梨日日新聞 6月30日号朝刊などで、ビートたけしさんのインタビューが掲載されました!
「志ん生さんは虫なんかの擬人化がうまい。子どものいたずらみたいなことも、年取ってからでも言う。だから子どもにも分かりやすい」
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★朝日新聞 2018年9月22日号にて、書評が掲載されました! (評者:サンキュータツオさん)
「演芸場で育ったたけしさんが落語をどう消化し、志ん生という未曾有の才能をどう受け止めているのか。
数多の落語関連本を読んできた私としては、落語を語る『言葉』が新鮮で興奮する」
★東京新聞 2018年8月26日号 特集「話題を楽しむ」にて、ビートたけしさん、古今亭志ん橋さん、金原亭小駒さんへのインタビューとともに、本書の紹介記事が掲載されました!
★intoxicate vol.135 連載「思い出し笑い 第80回 やっぱ志ん生だな! 〜暗闇にヘタを着けて世界一のナスを創った伝説の巨人」(文=ツルコさん)にて、本書が掲載されました!
「生の高座を見たこともあり、いかにすごい噺家だったか、どうすごかったのか、また、映画監督ならではの視点から、志ん生を熱く語っていますが、読んでいると、改めて志ん生の落語を聴きたくなります」
★日刊ゲンダイ 特集「寄席がもっと楽しくなる本」にて、本書が紹介されました!
「芸能界の重鎮が落語界の「最高傑作」と称える昭和の名人について論じた古今亭志ん生論」
★現代ビジネスにて、本書の紹介記事が掲載されました!
「ビートたけしが語る『志ん生は、ここがすごかった』 現代が負ける落語家」
★週刊実話「本好きリビドー(214)」にて、書評が掲載されました! (評者:黒椿椿十郎さん)
「すべてのお笑い好き、演芸ファンにとって願ってもない、尽きぬ楽しさに溢れた1冊の登場だ」
★東京かわら版 2018年8月号にて紹介されました!
「『粗忽長屋』『火焔太鼓』『野ざらし』など、噺への「たけしコメント」にも注目」
★サンデー毎日 2018年7月29日号にて、書評が掲載されました! (評者:岡崎武志さん)
★毎日新聞 2018年7月8日号朝刊にて、ビートたけしさんのインタビューが掲載されました!
「口をついて出てくるのは、志ん生へのあふれる思いだ。『どちらかっていうと、自分には志ん生さんの壊し方っていうか、壊してるんだけど実は壊した後の再構築のすごさ、そっちの方が好きだな』」
★高田文夫のラジオビバリー昼ズ 2018年7月4日放送回にて、春風亭昇太さん、乾貴美子さんに紹介されました!
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★秋田さきがけ 2018年6月29日号朝刊、山梨日日新聞 6月30日号朝刊などで、ビートたけしさんのインタビューが掲載されました!
「志ん生さんは虫なんかの擬人化がうまい。子どものいたずらみたいなことも、年取ってからでも言う。だから子どもにも分かりやすい」
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登録情報
- 出版社 : フィルムアート社 (2018/6/25)
- 発売日 : 2018/6/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 168ページ
- ISBN-10 : 4845917084
- ISBN-13 : 978-4845917082
- Amazon 売れ筋ランキング: - 424,608位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 492位落語・寄席・演芸 (本)
- - 62,054位趣味・実用
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1947(昭和22)年、東京・足立区生れ。浅草フランス座で芸人修業中に知り合ったきよしと漫才コンビ「ツービート」を結成、漫才ブームで一躍人気者と なる。その後もソロとして、テレビやラジオの出演、映画や出版の世界などで国民的な活躍を続けている。映画監督・北野武としても世界的な名声を博 す。’97(平成9)年には「HANA‐BI」でベネチア国際映画祭グランプリを受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『たけしの最新科学教室』(ISBN-10:410122532X)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年7月16日に日本でレビュー済み
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たけし節で言われると、きついことでも心地良い。さすがのビッグ3。
2019年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
志ん生落語について類書にない特徴の指摘が多くある。<>内は投稿者の蛇足。遠藤周作の短文「本当の落語家」(文春文庫『心の航海図』所収。本当の落語家が誰を指すかは明らか)にも円生との比較を含めてこの本と類似の感想が載っていたので参考のため。
(1) ムダな説明をしない。志ん生さんは言葉選びが簡潔なんだよな。ムダを省いて画を想像させるってのはオイラは映画でもよくやる。
<志ん生は登場人物の会話と動きの表現に集中する。八さん熊さんや与太郎を、馬鹿なやつがあるもんで、などと評価する噺家がいるが、志ん生は登場人物になりきる。
遠藤周作「本当の落語家」:円生の話し方を聞くと、批評家の書いた小説のような気がしてくる。/志ん生にかかると、登場人物の一人一人が目に見えるように生きてくる。>
(2) 落語ってーのはネタがどうこうより「誰が話すか」の方が重要。/談志さんは「どうだ俺の芸は」という意識が見える。志ん生さんは「俺の芸を見ろ」という押しつけがましさを絶対に感じさせない。/志ん生さんにとっては自分が上でも、お客が上でもないんだよね。
<談志は八熊さん与太郎は勿論、客よりも他の噺家よりも自分が上と思っている。円生は客と共に八熊・与太郎を嗤う。志ん生は、人物になりきって演じるだけで批評も語りもしないが、虎の威を借りて威張る者や貧者・弱者を馬鹿にする者には、怒りを感じていることが分る。たがや・柳田格之進・らくだ・猫の皿、その他、試し切りの枕など。>
(3) 危ないことをすればすごい芸人になれると勘違いするやつがいるんだけどそうではない。志ん生を越すような芸人になりたいからといって、酒をガブガブ飲んでもしょうがない。
<志ん生評には、破天荒な生き方が志ん生の芸を産んだ、志ん生落語もハチャメチャなところが面白い、などと見当はずれのことを書くものが多い。
遠藤周作:円生は技巧が目について飽きがきてしまう。志ん生は技巧が技巧でなくなるほど注意が行き届いていて、しかも間がいい。>
(4) 馬生さんが「俺たちが正しく噺を覚えても、親父が間違えてやるから、俺たちのほうが間違っているように思われてしまう」と意見したら、志ん生「そんなんどうだっていいんだ」/談志さんがこんなことを言っていた。「稽古をつけてもらっちゃいけないと思ったのは志ん生師匠だな」って。教える内容が毎回違うんだってさ。
<アスペクト社「志ん生、語る。」にある志ん朝の言葉:志ん生の場合、話が上手いとか下手じゃないんですね、お客は。/他の人は芸を一生懸命やってお客を笑わせる。うちのオヤジはやらなくていい。
噺を教わった圓楽の志ん生評:落語のとらえ方、解釈の仕方を大事にし、登場人物の本質、了見をまずつかんでいた。それさえ肚にいれれば、「台詞なんざ、自分でこさえたっていい」という考え方だった(wikipedia)。
談志は勿論、家族の馬生・志ん朝でも理解の及ばないことを、円楽は見抜いていたのだと思う。モチロン先代の圓楽。
50年前、東京に出て来て、早速、紀伊国屋寄席に通ったが、次の一句を忘れた桂文楽が、深々とお辞儀をして高座を降りる悲しい事件に出会った。その時、志ん生なら、その位のことは平気で続けただろうと思った。しかし、小学時代から一番好きな志ん生はもう高座で聞けなかった。一生の無念。これは蛇足の蛇足でした。>
(1) ムダな説明をしない。志ん生さんは言葉選びが簡潔なんだよな。ムダを省いて画を想像させるってのはオイラは映画でもよくやる。
<志ん生は登場人物の会話と動きの表現に集中する。八さん熊さんや与太郎を、馬鹿なやつがあるもんで、などと評価する噺家がいるが、志ん生は登場人物になりきる。
遠藤周作「本当の落語家」:円生の話し方を聞くと、批評家の書いた小説のような気がしてくる。/志ん生にかかると、登場人物の一人一人が目に見えるように生きてくる。>
(2) 落語ってーのはネタがどうこうより「誰が話すか」の方が重要。/談志さんは「どうだ俺の芸は」という意識が見える。志ん生さんは「俺の芸を見ろ」という押しつけがましさを絶対に感じさせない。/志ん生さんにとっては自分が上でも、お客が上でもないんだよね。
<談志は八熊さん与太郎は勿論、客よりも他の噺家よりも自分が上と思っている。円生は客と共に八熊・与太郎を嗤う。志ん生は、人物になりきって演じるだけで批評も語りもしないが、虎の威を借りて威張る者や貧者・弱者を馬鹿にする者には、怒りを感じていることが分る。たがや・柳田格之進・らくだ・猫の皿、その他、試し切りの枕など。>
(3) 危ないことをすればすごい芸人になれると勘違いするやつがいるんだけどそうではない。志ん生を越すような芸人になりたいからといって、酒をガブガブ飲んでもしょうがない。
<志ん生評には、破天荒な生き方が志ん生の芸を産んだ、志ん生落語もハチャメチャなところが面白い、などと見当はずれのことを書くものが多い。
遠藤周作:円生は技巧が目について飽きがきてしまう。志ん生は技巧が技巧でなくなるほど注意が行き届いていて、しかも間がいい。>
(4) 馬生さんが「俺たちが正しく噺を覚えても、親父が間違えてやるから、俺たちのほうが間違っているように思われてしまう」と意見したら、志ん生「そんなんどうだっていいんだ」/談志さんがこんなことを言っていた。「稽古をつけてもらっちゃいけないと思ったのは志ん生師匠だな」って。教える内容が毎回違うんだってさ。
<アスペクト社「志ん生、語る。」にある志ん朝の言葉:志ん生の場合、話が上手いとか下手じゃないんですね、お客は。/他の人は芸を一生懸命やってお客を笑わせる。うちのオヤジはやらなくていい。
噺を教わった圓楽の志ん生評:落語のとらえ方、解釈の仕方を大事にし、登場人物の本質、了見をまずつかんでいた。それさえ肚にいれれば、「台詞なんざ、自分でこさえたっていい」という考え方だった(wikipedia)。
談志は勿論、家族の馬生・志ん朝でも理解の及ばないことを、円楽は見抜いていたのだと思う。モチロン先代の圓楽。
50年前、東京に出て来て、早速、紀伊国屋寄席に通ったが、次の一句を忘れた桂文楽が、深々とお辞儀をして高座を降りる悲しい事件に出会った。その時、志ん生なら、その位のことは平気で続けただろうと思った。しかし、小学時代から一番好きな志ん生はもう高座で聞けなかった。一生の無念。これは蛇足の蛇足でした。>
2020年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、「志ん生論」になってないので、読み進む気にならなかった。
たけしの悪い癖で、すぐに「オイラなんかはさ~」と我田引水しちゃうのを、真に受けたライターのクオリティが低いからだ。
たけしは、まともに頭が働いてたら「本旨」には戻れるロジック派なので、そこを書きとれなかっただけで及第点な本とは言えないと思う。
たけしの悪い癖で、すぐに「オイラなんかはさ~」と我田引水しちゃうのを、真に受けたライターのクオリティが低いからだ。
たけしは、まともに頭が働いてたら「本旨」には戻れるロジック派なので、そこを書きとれなかっただけで及第点な本とは言えないと思う。
2018年8月9日に日本でレビュー済み
クチが悪くて済みませんが一席最後までお付き合いください。
まず率直にいって、下町の中華屋でラーメンかチャーハンしか食ったことがねぇヤツが、満漢全席を分析・解説した、写真が無い文章の内容が理解できますか?
その分析が正当か解説が適切か判断できますか?
先行するレビュー各々を読ませてもらうとそんな感想が生まれる。
志ん生と志ん朝を取り違えてるXXな人とか
ろくに志ん生を知らないどころか落語を聴いたことがないような人とか、
なぜこんな本を買って読んでわざわざレビューしてる?
(中には本当に読んでる? 読まなくても書けるようなレヴューには苦笑するしかない)
たとえが古いけど、「アダムスキーの本」を読んで宇宙人がわかった気になってる人…アナタそんな人、どう思います?
実態をまったく知らない人が、ソレを分析・解説した文章を理解できるのですかね?
書かれた「文章」についての印象でしかないでしょうに。
そういうレベルで書かれたレヴューはしょせんそういうレベルの人が読んだ場合の参考にしかならんでしょうね。
じゃそういうレベルの人は財布から金だして本を買うかという…
アタシなんかはというと、この本出たって知ってすぐ近所の書店走ったもんね。
年代的に生で志ん生を聴いたことはないし、子供の頃ラジオで聴いた程度で、現在、保田武宏氏(この本の構成協力)の「志ん生全席/落語事典」片手に志ん生のCDをなんとか各収録別にコンプリートしようと収集してる最中、という程度のファンでしかないが、それでもたけしが引き合いに出す例(くすぐり・小噺・言い立て)は、全部わかってる。
たとえば
『寝床のマクラで客がセキをした』って例だと、あのCDだな!
『黄金餅の道中の言い立て』ならほとんどソラで言える。(志ん生の息子の志ん朝師匠の言い立ては歯切れがいいので覚えやすい)
「寝床」の録音は2種出ていて、この本に書かれている「客席の咳」がなくサゲも「ドイツ」で止めず最後までいくのもあることも承知してます。
そんな志ん生ファンの端くれ的落語好きのレベルで感想を書きます。
本編中に「志ん生の高座からは絵が見えてくる」という文があるが、ま、志ん生に限らず噺家は観客に想像上の場面を楽しんでもらうために研鑽してるので当然のことなんだよね。
「鰻の幇間」の章で「どんな店か見える」と書いてあるけど現代の大看板・柳家権太楼師匠の「鰻の幇間」だって、それをよりリアルに感じてもらうために色々試行錯誤してきたことが、権太楼師の著書の「落語家魂」で書かれているし、実際も大爆笑の場面である。
たけしがライヴで落語をパネルで演じてウケた、とか、「オイラのくすぐり」とか自慢があるけど、それは「ビートたけしがやる落語もどき」という変化球だからウケたのであって、本職の噺家がやったらひっぱたかれちゃう。たけしだって短期ならともかく長くは続けられないだろう。
映画監督&色物のたけしとしての分析は、それは見事なんだけど、書いてあることは志ん生ファンなら長く聴いてると自然に判ってくることなんだよ。
それに、本来落語はヘタな分析なんぞせずに、聴いて楽しんでりゃそれでいいんであってさ。
志ん朝師匠も客席でメモしたり分析したりするシロウトは大嫌いだった。いろんな噺家さんも「ぼんやり聴いていただければ」「聞き流して」と語っておられるし。屁理屈で分析したがるのは談志くらいなもんだろう。
だからこの本を読むと、志ん生が解るんじゃなくてビートたけしの分析論がわかるし、志ん生が、ではなく、ビートたけしが見えてくるわけで。
それを考えると、これは「志ん生を描写・分析するたけしの口跡を楽しむ本」なんだな
志ん生知らんけど、この本読みたい」と思われるなら、まずは巻末の「登場する主な落語」だけはYOUTUBEあたりで聴いておかなきゃね。
それから本編を読むべき。
もっとも、志ん生の時代の落語は、現代の噺家さんのように当時のわかりにくい言葉・習慣・状況や落語の約束事を現代人にも分かるようにそれとなく解説したりしない。
例えば「切手」と言われても普通は郵便しか思い浮かばないでしょ。そこは歯ごたえがある。現在人気の若手噺家さんほどヤワじゃない。
さて、巻末の落語紹介の中で、
以下の4題は志ん生の音源はない。「人情八百屋」は演じてないのかもしれない。
道具屋」 手に入れやすいCDなら柳家小三治がよろしい
お見立て」 志ん朝師匠がイチバン!
人情八百屋」 今は立川流一門しかやらない(?)これ聴くなら志ん生か志ん朝の「唐茄子屋政談」聴いとけ
野ざらし」 3代目春風亭柳好か志ん朝か談志
志ん生・談志・志ん朝といった大看板の単品のCDやかせっと、昔NHKが出していた「古典落語名作選」DVDは大きな図書館ならかなり在庫があってタダで借りることができるし、近所のレンタルビデオ店にもあるだろう。
しかし、手軽に揃えるCD-BOXはアマゾンで簡単に手に入るのよ! と、ここはアマゾンをヨイショしておく
…そして落語を好きになってください。これが本心です。
長々失礼。おあとがよろしいようで
まず率直にいって、下町の中華屋でラーメンかチャーハンしか食ったことがねぇヤツが、満漢全席を分析・解説した、写真が無い文章の内容が理解できますか?
その分析が正当か解説が適切か判断できますか?
先行するレビュー各々を読ませてもらうとそんな感想が生まれる。
志ん生と志ん朝を取り違えてるXXな人とか
ろくに志ん生を知らないどころか落語を聴いたことがないような人とか、
なぜこんな本を買って読んでわざわざレビューしてる?
(中には本当に読んでる? 読まなくても書けるようなレヴューには苦笑するしかない)
たとえが古いけど、「アダムスキーの本」を読んで宇宙人がわかった気になってる人…アナタそんな人、どう思います?
実態をまったく知らない人が、ソレを分析・解説した文章を理解できるのですかね?
書かれた「文章」についての印象でしかないでしょうに。
そういうレベルで書かれたレヴューはしょせんそういうレベルの人が読んだ場合の参考にしかならんでしょうね。
じゃそういうレベルの人は財布から金だして本を買うかという…
アタシなんかはというと、この本出たって知ってすぐ近所の書店走ったもんね。
年代的に生で志ん生を聴いたことはないし、子供の頃ラジオで聴いた程度で、現在、保田武宏氏(この本の構成協力)の「志ん生全席/落語事典」片手に志ん生のCDをなんとか各収録別にコンプリートしようと収集してる最中、という程度のファンでしかないが、それでもたけしが引き合いに出す例(くすぐり・小噺・言い立て)は、全部わかってる。
たとえば
『寝床のマクラで客がセキをした』って例だと、あのCDだな!
『黄金餅の道中の言い立て』ならほとんどソラで言える。(志ん生の息子の志ん朝師匠の言い立ては歯切れがいいので覚えやすい)
「寝床」の録音は2種出ていて、この本に書かれている「客席の咳」がなくサゲも「ドイツ」で止めず最後までいくのもあることも承知してます。
そんな志ん生ファンの端くれ的落語好きのレベルで感想を書きます。
本編中に「志ん生の高座からは絵が見えてくる」という文があるが、ま、志ん生に限らず噺家は観客に想像上の場面を楽しんでもらうために研鑽してるので当然のことなんだよね。
「鰻の幇間」の章で「どんな店か見える」と書いてあるけど現代の大看板・柳家権太楼師匠の「鰻の幇間」だって、それをよりリアルに感じてもらうために色々試行錯誤してきたことが、権太楼師の著書の「落語家魂」で書かれているし、実際も大爆笑の場面である。
たけしがライヴで落語をパネルで演じてウケた、とか、「オイラのくすぐり」とか自慢があるけど、それは「ビートたけしがやる落語もどき」という変化球だからウケたのであって、本職の噺家がやったらひっぱたかれちゃう。たけしだって短期ならともかく長くは続けられないだろう。
映画監督&色物のたけしとしての分析は、それは見事なんだけど、書いてあることは志ん生ファンなら長く聴いてると自然に判ってくることなんだよ。
それに、本来落語はヘタな分析なんぞせずに、聴いて楽しんでりゃそれでいいんであってさ。
志ん朝師匠も客席でメモしたり分析したりするシロウトは大嫌いだった。いろんな噺家さんも「ぼんやり聴いていただければ」「聞き流して」と語っておられるし。屁理屈で分析したがるのは談志くらいなもんだろう。
だからこの本を読むと、志ん生が解るんじゃなくてビートたけしの分析論がわかるし、志ん生が、ではなく、ビートたけしが見えてくるわけで。
それを考えると、これは「志ん生を描写・分析するたけしの口跡を楽しむ本」なんだな
志ん生知らんけど、この本読みたい」と思われるなら、まずは巻末の「登場する主な落語」だけはYOUTUBEあたりで聴いておかなきゃね。
それから本編を読むべき。
もっとも、志ん生の時代の落語は、現代の噺家さんのように当時のわかりにくい言葉・習慣・状況や落語の約束事を現代人にも分かるようにそれとなく解説したりしない。
例えば「切手」と言われても普通は郵便しか思い浮かばないでしょ。そこは歯ごたえがある。現在人気の若手噺家さんほどヤワじゃない。
さて、巻末の落語紹介の中で、
以下の4題は志ん生の音源はない。「人情八百屋」は演じてないのかもしれない。
道具屋」 手に入れやすいCDなら柳家小三治がよろしい
お見立て」 志ん朝師匠がイチバン!
人情八百屋」 今は立川流一門しかやらない(?)これ聴くなら志ん生か志ん朝の「唐茄子屋政談」聴いとけ
野ざらし」 3代目春風亭柳好か志ん朝か談志
志ん生・談志・志ん朝といった大看板の単品のCDやかせっと、昔NHKが出していた「古典落語名作選」DVDは大きな図書館ならかなり在庫があってタダで借りることができるし、近所のレンタルビデオ店にもあるだろう。
しかし、手軽に揃えるCD-BOXはアマゾンで簡単に手に入るのよ! と、ここはアマゾンをヨイショしておく
…そして落語を好きになってください。これが本心です。
長々失礼。おあとがよろしいようで
2018年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者のギャグを見て志ん生の亜流だなとずっと感じていたので、何を白状するのかと思い予約注文で購読。中味が薄いからすーっと読めた。思うに著者の耳にはもうおだてやお世辞しか届かないのではないか? 落語で志ん生に挑むようなことまで語っている。つまり志ん生の理解がその程度で、自分でも手が届くなどと感じてしまっているのだ。この本を読むならその時間で志ん生の音源に直接あたる方がよい。志ん生の名を知らぬ人も多いだろうから、ここで顕名したことを評価して星2つにする。
2021年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりにたけしさんのちょしょを読みました。
志ん生さんへの愛が感じられました。
志ん生さんへの愛が感じられました。