電王戦をまとめた本としては妥当な出来だろう。
妥当ではあるが、期待したものとはちょっと違うか。
構成は、棋士の自戦記/これがメイン
ソフト作成者にアンケート/50問、2〜4Pくらい?
ソフトの対局分析というか、作成者がログを読んで、いくつか(2〜4)の場面を語る/2〜4P
対局後インタビュー/ニコ動で放送されたもの
別のソフト(激指、Ponanza)による対局分析(第2局は激指のみ)
観戦記 /ニコニコでアップされたものと同じ
巻頭に羽生さんのインタビュー(電王戦前のもの) と、東大将棋の棚瀬氏と柿木将棋の柿木氏の対談が2つに別れて掲載。
正直、ニコニコの観戦記は微妙だったと思う。
もっとよい文章はネットにごろごろしている。特に、新聞社のサイトに。
自戦記は文句なし。率直に研究の過程や敗戦の思い、現状を語っていることに好感。
プロでもソフトに負けておかしくないと思っていることが確認できる。
ソフトによる対局分析にはもう少しページを割いてもいいんじゃないだろうか。見開き2P〜4Pは少なすぎる。
作成者アンケートは悪くないと思った。
全体として、棋士6割、ソフト4割くらいのバランスだった。
もう少し、ソフト側が多くてもいいと思ったが、逆の人もいるだろう。
一局一局についての解説がやや少なく感じたり、当時の解説者のインタビューとかがあっても良かったなぁなど、不満はあるが、言い出したらこのページでは収まらないか。
電王戦を見て面白かった人なら買っても悪くはないと思う。
くりかえすが、観戦記は微妙。
追記:山本一成さんの提供したネコイラストがはいってるけど、かわいい。
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第2回電王戦のすべて 単行本(ソフトカバー) – 2013/7/25
マイナビ
(著, 編集),
毎日コミュニケーションズ=
(編集)
「棋士がコンピュータに負ける――。
そういう日が遠からず来ることがあるとしても、そこに自分が対局者としているなんて、一体いつから想像できただろう」(佐藤慎一)
ニコニコ生放送で累計200万人以上が視聴した、プロ棋士VSコンピュータ将棋による世紀の団体戦「第2回電王戦」。
あの戦いの真実を出場者本人が語ります。プロ棋士5人による濃密な自戦記。プログラマーによる対局分析。観戦記、コンピュータの歴史を語る座談会など。
「第2回電王戦のすべて」のタイトルにふさわしく、血の出るようなあの戦いをあらゆる角度から振り返る内容となっています。
特に、プロ棋士による書き下ろし自戦記はいずれも渾身の内容。一局一局にテーマがあり、ドラマがあり、棋士の人生があります。
第1局 やるべきことをやった 阿部光瑠
第2局 一局入魂 佐藤慎一
第3局 鏡を通して見えたもの 船江恒平
第4局 チームで勝ちたかった 塚田泰明
第5局 強敵と指せた喜び 三浦弘行
放送では観ることのできなかった舞台裏、対局者の心の揺れ動き、終わった今だから言えること・・・。あの春の決戦のすべてが、この一冊に凝縮されています。
そういう日が遠からず来ることがあるとしても、そこに自分が対局者としているなんて、一体いつから想像できただろう」(佐藤慎一)
ニコニコ生放送で累計200万人以上が視聴した、プロ棋士VSコンピュータ将棋による世紀の団体戦「第2回電王戦」。
あの戦いの真実を出場者本人が語ります。プロ棋士5人による濃密な自戦記。プログラマーによる対局分析。観戦記、コンピュータの歴史を語る座談会など。
「第2回電王戦のすべて」のタイトルにふさわしく、血の出るようなあの戦いをあらゆる角度から振り返る内容となっています。
特に、プロ棋士による書き下ろし自戦記はいずれも渾身の内容。一局一局にテーマがあり、ドラマがあり、棋士の人生があります。
第1局 やるべきことをやった 阿部光瑠
第2局 一局入魂 佐藤慎一
第3局 鏡を通して見えたもの 船江恒平
第4局 チームで勝ちたかった 塚田泰明
第5局 強敵と指せた喜び 三浦弘行
放送では観ることのできなかった舞台裏、対局者の心の揺れ動き、終わった今だから言えること・・・。あの春の決戦のすべてが、この一冊に凝縮されています。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社マイナビ
- 発売日2013/7/25
- ISBN-104839947872
- ISBN-13978-4839947873
登録情報
- 出版社 : マイナビ (2013/7/25)
- 発売日 : 2013/7/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 224ページ
- ISBN-10 : 4839947872
- ISBN-13 : 978-4839947873
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,346,620位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,989位将棋 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロ棋士とコンピュータソフトとの現時点に於ける特徴、相違。
.概ね、序盤は人間、中盤はややコンピュータ、終盤はミスが相対的に少ないコンピュータが勝る。
プロの側の終盤に対する恐怖が感じられた。
棋士は、詰み筋が生じる段階になると胃の痛み等そのストレスは大変なものらしい。コンピュータには、感情がない。従って、プレッシャーともストレスとも無縁である。何より疲れない。
そこで、人間側としては、序盤で相当のリードをしておく必要がある。
.人間の思考は「線」である。ところが、コンピュータは一つ一つの局面で最善手を探す「点」であり、組み立てが全く異なる。
だから、人間の側が驚く指し手が度々あった。
棋士もソフトを研究し現在では、それまで人間が想いつかないような手を指すようになってきている。
.負けたが疑問手が一つも見当たらない。それが、棋士三浦をして「強敵と指せた喜びがある」と言わせた。
コンピュータ側は、美意識を持たないコンピュータが鑑賞に耐える棋譜(自然な将棋)を残すことが出来たとその進歩を喜んでいる。
今回、棋士が本気で対戦した棋譜は貴重なものでソフトの進化に寄与する。そして、プロに対する敬意の並々ならぬものを感じた。
.Bonanzaの保木さんがコンピュータソフトについて、全幅探索、機械学習の手法、評価関数のパラメータの自動生成(ボナンザ・メソッド)、ソースコードの公開等多大の貢献をしていることが分かる。
今後の課題として、序盤の評価関数の改善、終盤での適切な詰探索の呼び出し、入玉絡みの評価関数の改善、機械学習による評価関数の重みのパラメータ調整等が挙げられているが人間を完全に凌駕する可能性は大である。
第二回電王戦を通して人間とコンピュータとの関係がかなり見通せるようになった。
この本は、その意味で貴重な資料である。
.概ね、序盤は人間、中盤はややコンピュータ、終盤はミスが相対的に少ないコンピュータが勝る。
プロの側の終盤に対する恐怖が感じられた。
棋士は、詰み筋が生じる段階になると胃の痛み等そのストレスは大変なものらしい。コンピュータには、感情がない。従って、プレッシャーともストレスとも無縁である。何より疲れない。
そこで、人間側としては、序盤で相当のリードをしておく必要がある。
.人間の思考は「線」である。ところが、コンピュータは一つ一つの局面で最善手を探す「点」であり、組み立てが全く異なる。
だから、人間の側が驚く指し手が度々あった。
棋士もソフトを研究し現在では、それまで人間が想いつかないような手を指すようになってきている。
.負けたが疑問手が一つも見当たらない。それが、棋士三浦をして「強敵と指せた喜びがある」と言わせた。
コンピュータ側は、美意識を持たないコンピュータが鑑賞に耐える棋譜(自然な将棋)を残すことが出来たとその進歩を喜んでいる。
今回、棋士が本気で対戦した棋譜は貴重なものでソフトの進化に寄与する。そして、プロに対する敬意の並々ならぬものを感じた。
.Bonanzaの保木さんがコンピュータソフトについて、全幅探索、機械学習の手法、評価関数のパラメータの自動生成(ボナンザ・メソッド)、ソースコードの公開等多大の貢献をしていることが分かる。
今後の課題として、序盤の評価関数の改善、終盤での適切な詰探索の呼び出し、入玉絡みの評価関数の改善、機械学習による評価関数の重みのパラメータ調整等が挙げられているが人間を完全に凌駕する可能性は大である。
第二回電王戦を通して人間とコンピュータとの関係がかなり見通せるようになった。
この本は、その意味で貴重な資料である。
2013年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リアルタイムでニコ生観戦をして、ネットの記事もある程度追いかけた面々にはとってはあまり手に取る必要もないかもしれないです。新味のないただの「まとめ記事」です。
最終戦から約3ヶ月、ネットの速報性に対抗して出版を急いだのかもしれないですが紙メディアでできることってこれじゃなかったと思います。2,3年後には資料として意味が出るかもしれないので、その意味での3つ星はつけましたが。
今知りたいのは、将棋ソフトがプロ棋士のトップクラス(=三浦弘行八段)と対等ないしは凌駕する棋力にあることが証明されたことについて、プロ棋士たちがどう考えているかです。谷川会長のまえがきのレベルじゃなく、もっと自分たちの将来像をどう捉えているかを具体的に知りたいのです。
将棋ソフト開発者は、プロ棋士の存在意義について課題を突きつけた。
この命題に対してのプロ棋士からのちゃんとした回答はまだ聞いたことがないです。明確な答えでなくてもいい、ただ不安な胸中を語るのでもいいし、第3回電王戦をやらない/やりたくないという判断でもいいから、どう思っているのかを、連盟に傷がつかない若手〜中堅六段たちの座談会なりで聞かせて欲しかった。
だって棋士の胸中が聞ける絶好のタイミングなんて、この本の出版以降に考えられないでしょ?
本当にもったいない。
最終戦から約3ヶ月、ネットの速報性に対抗して出版を急いだのかもしれないですが紙メディアでできることってこれじゃなかったと思います。2,3年後には資料として意味が出るかもしれないので、その意味での3つ星はつけましたが。
今知りたいのは、将棋ソフトがプロ棋士のトップクラス(=三浦弘行八段)と対等ないしは凌駕する棋力にあることが証明されたことについて、プロ棋士たちがどう考えているかです。谷川会長のまえがきのレベルじゃなく、もっと自分たちの将来像をどう捉えているかを具体的に知りたいのです。
将棋ソフト開発者は、プロ棋士の存在意義について課題を突きつけた。
この命題に対してのプロ棋士からのちゃんとした回答はまだ聞いたことがないです。明確な答えでなくてもいい、ただ不安な胸中を語るのでもいいし、第3回電王戦をやらない/やりたくないという判断でもいいから、どう思っているのかを、連盟に傷がつかない若手〜中堅六段たちの座談会なりで聞かせて欲しかった。
だって棋士の胸中が聞ける絶好のタイミングなんて、この本の出版以降に考えられないでしょ?
本当にもったいない。
2013年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロ棋士とコンピュータ、どちらが強いか。
興味の終着点はそこであり、その結論が出たときにその経緯も知りたくなる。望んだ結論であればその結論の妥当性を求めるし、
望んでいない結論だとしたらなにか結論を否定できる材料がないか探したくなる。
今回の勝敗数で言えばコンピュータの勝ち。内容だけみたら棋士側が勝てた手順もたくさんあった対局も多かった。
では本番前に棋士はどれだけコンピュータ相手に指してどのくらい勝てているのか。どんな準備をしてなにを学んだのか。そんなことがいろいろと書かれている。
当日のインタビューではそこまで深く掘り下げた会見はなかったのでこの本ならではの情報であると思う。ただし、棋士応援派としては残念ながらソフト相手に初見から対等以上に戦えた人は三浦さんと塚田さんのみ。ただし三浦さんはクラスタ化していないハードだし塚田さんは初戦こそ勝てているもののその後は苦戦。その他の人たちはなかなか勝てない中なんとか対策を見出そうと努力していたとのこと。
こうなると単純な「棋力」となるともはやコンピュータに分があると思わざるを得なくなる。つまり、今回の勝敗数から見た結果をさらに肯定している内容となり、残念ながら棋士派の人が読んでもなかなか希望は見出せない内容になっている。
第3回電王戦も開催されるとのことで改めて読んでみたいとおもうが、もはや「コンピュータは人間に勝てるのか」ではなく「人間は条件次第ではコンピュータに勝ち得るのか」というのがテーマになってしまっているようだ。
棋士派の私としては寂しさも感じるが、一方で、すくなくとも一部の棋士の人たちも間接的ながら、棋譜検索や棋譜並べ、詰みの確認など確実にコンピュータの恩恵にあずかりながら研究や対局をしているわけでコンピュータに対して敵意をむき出しにする必要もないとおもう。うまくコンピュータを使いながら周りを魅了する将棋を指してくれることを望む。
自戦記の部分はどれも読み応えがあり、それぞれ参加棋士が丁寧に取材に応じたのだな、というのが伝わってくる。ただし観戦記は疑問がのこる。特に夢枕、、、、、まったく持ってまちがった人選。今まで名前くらいしかきいたことがなかったが今回の記事の無意味さ、冗長さで大のアンチファンになった。こんなページを割くくらいなら各対局の解説者、聞き手のコメントとか、放送ではいえなかったが思っていたこととか、そんな内容を手厚く書いてくれたほうがよかった。
それ以外でも塚田さんの観戦記、ソフト制作者に対する無神経な質問、なぜかやたら出てくる激指しの評価など読んでいて疑問、不快感を感じる項目も多くあったが、そんな混沌とした内容自体、今回の電王戦を象徴していたのではないか、ともおもえる。そう思うと夢枕のページ以外はとても満足できる内容だったとおもう。
興味の終着点はそこであり、その結論が出たときにその経緯も知りたくなる。望んだ結論であればその結論の妥当性を求めるし、
望んでいない結論だとしたらなにか結論を否定できる材料がないか探したくなる。
今回の勝敗数で言えばコンピュータの勝ち。内容だけみたら棋士側が勝てた手順もたくさんあった対局も多かった。
では本番前に棋士はどれだけコンピュータ相手に指してどのくらい勝てているのか。どんな準備をしてなにを学んだのか。そんなことがいろいろと書かれている。
当日のインタビューではそこまで深く掘り下げた会見はなかったのでこの本ならではの情報であると思う。ただし、棋士応援派としては残念ながらソフト相手に初見から対等以上に戦えた人は三浦さんと塚田さんのみ。ただし三浦さんはクラスタ化していないハードだし塚田さんは初戦こそ勝てているもののその後は苦戦。その他の人たちはなかなか勝てない中なんとか対策を見出そうと努力していたとのこと。
こうなると単純な「棋力」となるともはやコンピュータに分があると思わざるを得なくなる。つまり、今回の勝敗数から見た結果をさらに肯定している内容となり、残念ながら棋士派の人が読んでもなかなか希望は見出せない内容になっている。
第3回電王戦も開催されるとのことで改めて読んでみたいとおもうが、もはや「コンピュータは人間に勝てるのか」ではなく「人間は条件次第ではコンピュータに勝ち得るのか」というのがテーマになってしまっているようだ。
棋士派の私としては寂しさも感じるが、一方で、すくなくとも一部の棋士の人たちも間接的ながら、棋譜検索や棋譜並べ、詰みの確認など確実にコンピュータの恩恵にあずかりながら研究や対局をしているわけでコンピュータに対して敵意をむき出しにする必要もないとおもう。うまくコンピュータを使いながら周りを魅了する将棋を指してくれることを望む。
自戦記の部分はどれも読み応えがあり、それぞれ参加棋士が丁寧に取材に応じたのだな、というのが伝わってくる。ただし観戦記は疑問がのこる。特に夢枕、、、、、まったく持ってまちがった人選。今まで名前くらいしかきいたことがなかったが今回の記事の無意味さ、冗長さで大のアンチファンになった。こんなページを割くくらいなら各対局の解説者、聞き手のコメントとか、放送ではいえなかったが思っていたこととか、そんな内容を手厚く書いてくれたほうがよかった。
それ以外でも塚田さんの観戦記、ソフト制作者に対する無神経な質問、なぜかやたら出てくる激指しの評価など読んでいて疑問、不快感を感じる項目も多くあったが、そんな混沌とした内容自体、今回の電王戦を象徴していたのではないか、ともおもえる。そう思うと夢枕のページ以外はとても満足できる内容だったとおもう。
2013年8月5日に日本でレビュー済み
プロ棋士5人による濃密な自戦記は、対局した本人でしか語ることのできない内容であり、読み応えがある。
しかし、本書の3分の2は読みたくも知りたくもない内容であった。観戦記としてはクオリティの低い文章が何の編集もされずそのまま載っていること、電王戦に参加していない開発者の謎対談が掲載されていることが書籍としてのクオリティを下げている。また、局面の検討では、参加していないソフト「激指」の評価関数があげられているのが疑問だ。ファンとしては、参加したソフト同士によって同局面の形勢をどう判断してたか、次の一手として何をあげていたのかを知りたかったところ。
また、開発者へのインタビューがかなりしつこく、私生活を暴きかねないところまで聞いていたことに今後の電王戦への影響がないか懸念している。趣味としてひっそりとコンピュータ将棋に取り組んでいる開発者からの電王戦への出場拒否が続出しても全くおかしくない。
プロ棋士の自戦記、その局面での対戦相手であるソフトの判断、同局面での他のソフトの判断、という対局分析。コンピュータ開発者側からの開発に力点を置いている部分や狙い、それがどう対局に影響したか、という部分をまとめるだけでも十分読み応えがあるし、緊張感のある内容の書籍に仕上がったと思う。
しかし、本書の3分の2は読みたくも知りたくもない内容であった。観戦記としてはクオリティの低い文章が何の編集もされずそのまま載っていること、電王戦に参加していない開発者の謎対談が掲載されていることが書籍としてのクオリティを下げている。また、局面の検討では、参加していないソフト「激指」の評価関数があげられているのが疑問だ。ファンとしては、参加したソフト同士によって同局面の形勢をどう判断してたか、次の一手として何をあげていたのかを知りたかったところ。
また、開発者へのインタビューがかなりしつこく、私生活を暴きかねないところまで聞いていたことに今後の電王戦への影響がないか懸念している。趣味としてひっそりとコンピュータ将棋に取り組んでいる開発者からの電王戦への出場拒否が続出しても全くおかしくない。
プロ棋士の自戦記、その局面での対戦相手であるソフトの判断、同局面での他のソフトの判断、という対局分析。コンピュータ開発者側からの開発に力点を置いている部分や狙い、それがどう対局に影響したか、という部分をまとめるだけでも十分読み応えがあるし、緊張感のある内容の書籍に仕上がったと思う。
2013年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
amazonで予約して二日後に届きました。
待ちに待った本でしたのでワクワクしながら、郵便受けを覗いたのを思い出します。
私は船江君の章が印象的でした。
船江君とツツカナの短編小説を読んでいるようで。
ニコ生で電王戦見た人はぜひ手にとってみてください。この本で電王戦終局です。
そして、また来年お逢いできることを願っています。
PS最後に船江君に聞いてみたいことがありす。ツツカナって男の子?それとも女の子?そんなことに思いを馳せながら、そっと本を閉じた。
待ちに待った本でしたのでワクワクしながら、郵便受けを覗いたのを思い出します。
私は船江君の章が印象的でした。
船江君とツツカナの短編小説を読んでいるようで。
ニコ生で電王戦見た人はぜひ手にとってみてください。この本で電王戦終局です。
そして、また来年お逢いできることを願っています。
PS最後に船江君に聞いてみたいことがありす。ツツカナって男の子?それとも女の子?そんなことに思いを馳せながら、そっと本を閉じた。
2013年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう企画は自戦記じゃないと面白くないなと思ったので購入しました。各棋士いろいろな事情で臨んでいることが分かり良かったです。プエラアルファの伊藤さんのコメントが無いのが少し残念でした。