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森へ (たくさんのふしぎ傑作集) 単行本 – 1996/9/20
星野 道夫
(著, イラスト)
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氷河が後退したあと、気の遠くなるような時間をかけて育ってきた南アラスカの原生林。この森をひとりで歩いた著者が、森のなかでうけわたされてきた生命のものがたりを伝えます。
- 本の長さ40ページ
- 言語日本語
- 出版社福音館書店
- 発売日1996/9/20
- 寸法19.5 x 0.8 x 25.5 cm
- ISBN-104834012271
- ISBN-13978-4834012279
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
南アラスカからカナダにかけて広がる原生林の世界。深い森の中で出会ったクロクマの親子、コケにおおわれた巨木、倒木、岩石、インディアンの残したトーテムポール。美しくかつ迫力ある写真から自然の厳しさが伝わってくる。
著者について
1952年、千葉県に生まれた。1978年、アラスカ大学野生動物管理学部に入学。以後、アラスカの自然と野生動物をテーマに撮影活動を続けている。1986年第3回アニマ賞、1990年第15回木村伊兵衛写真賞を受賞。おもな著書に『グリズリー』『ムース』(平凡社)、『イニュイック』(新潮社)、『Alaska風のような物語』(小学館)、『アラスカたんけん記』『アラスカ 光と風』(福音館書店)など。アラスカ在住。
登録情報
- 出版社 : 福音館書店 (1996/9/20)
- 発売日 : 1996/9/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 40ページ
- ISBN-10 : 4834012271
- ISBN-13 : 978-4834012279
- 寸法 : 19.5 x 0.8 x 25.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 75,135位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 219位絵本・児童書の理科
- - 1,179位生物・バイオテクノロジー (本)
- - 1,871位絵本 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あれこれ考えるのではなく、純粋に感じることを思い出させてくれる。答え探しをしない、少年少女の心を蘇らせる。
2017年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学校6年生の子供に頼まれて買いました。国語の教科書にのっていたそうで、続きが読みたいから。とのことでした。子供曰く、表現がとっても素敵で、まるでその場にいるような気持になれるんだ。 とのことです。 素敵な写真で大人も楽しめました。 星野さん、ありがとうございました。
2020年6月21日に日本でレビュー済み
コロナウィルスによる自粛期間。人と会って話すことができず、外へも出ることさえも制限され、人間とはいかに小さな存在なのか、無力なのかを思い知ったこの何カ月。そんな時手に取ったのがこの本だった。
アラスカという厳しい自然の中でザトウクジラと出会い。深い森の中で筆者を圧倒する巨木やおいしげる樹林。近くに熊の存在を感じながら突き進む筆者に自分を重ねて考えると胸の高まりを抑えることができない。森の川で見つけたサケの大群。しかしそのサケは森の自然に栄養を与えている存在だと気づく筆者。そうやって森を改めてみると命が命をつないでいることに気付く。「ぼくはこけむした倒木にすわり、そっと幹をなでてみました。」という一文がある。倒木が新たに森をつくっていることに感謝を込める筆者の思いに自分もこの状況下でできることはないだろうかと前向きになれる一冊である。
神秘的、そして自然の生きる力を感じる名作。文章に使われている表現技法が効果的に物語の世界へ誘う。
アラスカという厳しい自然の中でザトウクジラと出会い。深い森の中で筆者を圧倒する巨木やおいしげる樹林。近くに熊の存在を感じながら突き進む筆者に自分を重ねて考えると胸の高まりを抑えることができない。森の川で見つけたサケの大群。しかしそのサケは森の自然に栄養を与えている存在だと気づく筆者。そうやって森を改めてみると命が命をつないでいることに気付く。「ぼくはこけむした倒木にすわり、そっと幹をなでてみました。」という一文がある。倒木が新たに森をつくっていることに感謝を込める筆者の思いに自分もこの状況下でできることはないだろうかと前向きになれる一冊である。
神秘的、そして自然の生きる力を感じる名作。文章に使われている表現技法が効果的に物語の世界へ誘う。
2015年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすが星野さんの作品。写真もきれいで力強く、ページをめくるときのわくわく感がたまりません。
2013年4月16日に日本でレビュー済み
南アラスカからカナダにかけて広がる原生林、
朝霧の中、入り江の奥までカヤックで進んでいくと
いるはずのないザトウクジラに出会います。
森に足を踏み入れると緑のコケに覆われている地面や岩、倒木。
果てしない時間がつくった森の景色は
丹念に描かれた絵のようにも思われ、
緑に覆われた木々はこちらに話しかけてくるようです。
森の中を流れる川には産卵のために川を上るサケの大群。
そしてくまたち。先住民たちが、遠い過去に残したトーテムポール。
今は亡き写真家の星野道夫さんは神秘的な原生林に私をいざない、
とともに森の旅人となり、
本を閉じて、しばらくして現実に戻ってまいりました。
1枚1枚の写真はそれぞれに無言の言葉を放ち、
心を捉えて放しません。
朝霧の中、入り江の奥までカヤックで進んでいくと
いるはずのないザトウクジラに出会います。
森に足を踏み入れると緑のコケに覆われている地面や岩、倒木。
果てしない時間がつくった森の景色は
丹念に描かれた絵のようにも思われ、
緑に覆われた木々はこちらに話しかけてくるようです。
森の中を流れる川には産卵のために川を上るサケの大群。
そしてくまたち。先住民たちが、遠い過去に残したトーテムポール。
今は亡き写真家の星野道夫さんは神秘的な原生林に私をいざない、
とともに森の旅人となり、
本を閉じて、しばらくして現実に戻ってまいりました。
1枚1枚の写真はそれぞれに無言の言葉を放ち、
心を捉えて放しません。
2017年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
星野道夫さんの作品は好きでカレンダーも含めていくつか持っていますが、こちらの作品は残念ながら私にはあまり感じるものがありませんでした。
2005年5月21日に日本でレビュー済み
最初の出会いは国語の教科書でした。小学校6年生の国語の教科書です。作者が写真家ということで、写真に興味を持ってこの本に出会いました。教科書の写真とかなり重なっていましたが、それ以外の写真も多く感動しました。本文も教科書では削られている部分もあったのですが、自然と人間との関係をより深く考えさせられるものでした。