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バットマン:キリングジョーク 完全版 (ShoPro books) 大型本 – 2010/1/21
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購入オプションとあわせ買い
『ウォッチメン』の鬼才アラン・ムーアが描く、ジョーカー誕生譚!
全ページ再カラーリングによる完全版でついに復活!!
大ヒット映画「ダークナイト」で故ヒース・レジャーが演じ再び脚光を浴びた狂気のキャラクター「ジョーカー」。彼はいかにして誕生したのか? 「バットマン」ファンならば必読の内容!!
また、全ページ再カラーリングを敢行し、作画を担当するブライアン・ボランドが当初イメージした通りの色彩を実現しています。ブライアン・ボランドによる短編作品『罪なき市民』、日本語版オリジナル特典として、ブライアン・ボランドのカバー絵コレクションも同時収録。
【あらすじ】
アーカム精神病院からゴッサム最凶の犯罪王ジョーカーが消えた。脱獄に成功したジョーカーは、ゴッサム市警本部長ゴードンを拉致し、さらにその娘バーバラを刃にかける。フリークスの集まる遊園地で繰り広げられる悪夢の饗宴……はたしてジョーカーを狂気に駆り立てる過去とは何なのか? 最悪の一日が幕を開ける…。
全ページ再カラーリングによる完全版でついに復活!!
大ヒット映画「ダークナイト」で故ヒース・レジャーが演じ再び脚光を浴びた狂気のキャラクター「ジョーカー」。彼はいかにして誕生したのか? 「バットマン」ファンならば必読の内容!!
また、全ページ再カラーリングを敢行し、作画を担当するブライアン・ボランドが当初イメージした通りの色彩を実現しています。ブライアン・ボランドによる短編作品『罪なき市民』、日本語版オリジナル特典として、ブライアン・ボランドのカバー絵コレクションも同時収録。
【あらすじ】
アーカム精神病院からゴッサム最凶の犯罪王ジョーカーが消えた。脱獄に成功したジョーカーは、ゴッサム市警本部長ゴードンを拉致し、さらにその娘バーバラを刃にかける。フリークスの集まる遊園地で繰り広げられる悪夢の饗宴……はたしてジョーカーを狂気に駆り立てる過去とは何なのか? 最悪の一日が幕を開ける…。
- 本の長さ80ページ
- 出版社小学館集英社プロダクション
- 発売日2010/1/21
- 寸法18.4 x 1.1 x 26.5 cm
- ISBN-104796870652
- ISBN-13978-4796870658
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対象商品: バットマン:キリングジョーク 完全版 (ShoPro books)
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商品の説明
著者について
■アラン・ムーア Alan Moore
1953年、イングランド出身。1980年にコミックライターとしてデビューし、以降『ウォッチメン』、『V フォー・ヴェンデッタ』(以上小学館集英社プロダクション刊)、『フロム・ヘル』(みすず書房刊)などの著作で数々の賞を受賞している稀代の名ライター。その複雑で思慮に富んだストーリーによって、1980年以降のコミックスシーンにおいて最も重要なクリエイターの一人に数えられており、その後の全てのコミック作家に影響を与えたと言われている。特に『ウォッチメン』は、1980年代のアメリカンコミックス界における記念碑的作品であり、コミックスとしては初のヒューゴー賞を受賞するなど、コミックの枠を越えて高い評価を受けている。現在は、アメリカズ・ベスト・コミックスの総指揮者として『トップ10』(ヴィレッジブックス刊)などの作品を次々と手掛け、今なおアメリカンコミックス界に強烈な個性を放ち続けている。
1953年、イングランド出身。1980年にコミックライターとしてデビューし、以降『ウォッチメン』、『V フォー・ヴェンデッタ』(以上小学館集英社プロダクション刊)、『フロム・ヘル』(みすず書房刊)などの著作で数々の賞を受賞している稀代の名ライター。その複雑で思慮に富んだストーリーによって、1980年以降のコミックスシーンにおいて最も重要なクリエイターの一人に数えられており、その後の全てのコミック作家に影響を与えたと言われている。特に『ウォッチメン』は、1980年代のアメリカンコミックス界における記念碑的作品であり、コミックスとしては初のヒューゴー賞を受賞するなど、コミックの枠を越えて高い評価を受けている。現在は、アメリカズ・ベスト・コミックスの総指揮者として『トップ10』(ヴィレッジブックス刊)などの作品を次々と手掛け、今なおアメリカンコミックス界に強烈な個性を放ち続けている。
登録情報
- 出版社 : 小学館集英社プロダクション (2010/1/21)
- 発売日 : 2010/1/21
- 大型本 : 80ページ
- ISBN-10 : 4796870652
- ISBN-13 : 978-4796870658
- 寸法 : 18.4 x 1.1 x 26.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 225,354位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 19,640位エンターテイメント (本)
- - 145,205位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
4 星
こうして名作がよみがえるのは感慨深い
昔はアメコミをよく集めていて、このキリングジョークも原書で持っていました。日本語版がニューカラーバージョンで発売されたと聞き、購入。原書も引っ張り出してきて見比べながら読みました。私の感想としてはどちらのバージョンも捨てがたい。前は色が飛び交う派手な彩色で狂気の世界という感じでしたが、今回はジョーカーが生まれる苦悩がオーソドックスに描かれている印象になってます。イラストレーターは昔の彩色が嫌いと言うことなので今回のほうがいいということなのでしょうが、おとなしくなりすぎた感じです。ただ、肝心のラストは絶対今回のほうがいいので、トータルでニューバージョンは作品をよみがえらせる良い試みだったと思います。併録されている「罪なき市民」をカラー化したのは蛇足だと思いました。もともとバットマン:ブラック&ホワイトという白黒が前提で制作されているコミックに収録されている作品で、強烈なコントラストが良かったのに、その良さが完全に失われてしまっています。キリングジョークは短い話ながら、ジョーカーやバーバラに関する重要な歴史が語られているので、今後バットマンシリーズを理解する上でも必読の書だと思います。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
I tought this is an english version! My bad!😜
2023年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バットマン最大の敵ジョーカーの誕生の秘密と
人を狂気に貶めんとする実験的犯罪を描いたアメコミ。
ジョーカーの過去は始め、モノクロ調で淡々と語られる。
川から上がった時に化学薬品の影響で皮膚と髪が変色するのだが、
狂気に染まる、つまりジョーカーの誕生その時点からカラフルになるのは皮肉だ。
過去編と同時に進行するジョーカーによる犯罪。
自身の身に起こったのと同じような悲劇に遭えば正常な人間でも狂気に陥るという信念のもと、
警察本部長ジェームズ・ゴードンを拉致し実験を行う。
周到な準備でゴードンを苦しめるものの、遂に理性を崩壊させることは叶わなかった。
私はジョーカーを襲った悲劇よりも、
ジョーカーの実験に耐えたゴードンが印象的で、人間の可能性を感じた。
映画ダークナイトでも思ったが、
人間の本性なんてこんなものだというジョーカーの問いかけに対して、
人間(被害者)のポテンシャルがそれを乗り越えていくのが、
バットマンとジョーカーの戦いの肝になっている。
その、いわば黄金律が1988年の時点で存在していたことに驚きを禁じ得ない。
そしてラストのジョークである。
バットマンとジョーカー、二人の関係性を表した物として的確。
跳べないジョーカーはどこか切ない。
おまけの短編は、
登場人物の妄想が実際の絵になるという極めて漫画的な手法が使われており興味深い。
確かにページ数的には短いが、
全体が緻密な計算のもとに作られていて、読み直すとその都度発見がある。
短いということは繰り返し読みやすいということでもあり、是非手元に置いて読んで頂きたい。
人を狂気に貶めんとする実験的犯罪を描いたアメコミ。
ジョーカーの過去は始め、モノクロ調で淡々と語られる。
川から上がった時に化学薬品の影響で皮膚と髪が変色するのだが、
狂気に染まる、つまりジョーカーの誕生その時点からカラフルになるのは皮肉だ。
過去編と同時に進行するジョーカーによる犯罪。
自身の身に起こったのと同じような悲劇に遭えば正常な人間でも狂気に陥るという信念のもと、
警察本部長ジェームズ・ゴードンを拉致し実験を行う。
周到な準備でゴードンを苦しめるものの、遂に理性を崩壊させることは叶わなかった。
私はジョーカーを襲った悲劇よりも、
ジョーカーの実験に耐えたゴードンが印象的で、人間の可能性を感じた。
映画ダークナイトでも思ったが、
人間の本性なんてこんなものだというジョーカーの問いかけに対して、
人間(被害者)のポテンシャルがそれを乗り越えていくのが、
バットマンとジョーカーの戦いの肝になっている。
その、いわば黄金律が1988年の時点で存在していたことに驚きを禁じ得ない。
そしてラストのジョークである。
バットマンとジョーカー、二人の関係性を表した物として的確。
跳べないジョーカーはどこか切ない。
おまけの短編は、
登場人物の妄想が実際の絵になるという極めて漫画的な手法が使われており興味深い。
確かにページ数的には短いが、
全体が緻密な計算のもとに作られていて、読み直すとその都度発見がある。
短いということは繰り返し読みやすいということでもあり、是非手元に置いて読んで頂きたい。
2019年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
むっちゃよかった。ジョーカーのジョークが良い。
「何もかもジョークなんだよ。皆が大仰に崇め奉ってるモノも、後生大事に戦い守ってるモノも、全ては桁外れに馬鹿げたジョークさ。
だったらそいつを楽しみゃいいだろ?なのに・・・・おめぇは何故笑わねえんだ?」
ジョーカーと言うものの本質、そしてバットマンが彼と永遠に戦い続けなくてはいけない訳が簡潔にして芸術的に表現されている本作はティム・セイル曰く「幾らなんでもクールすぎる」傑作だ。
なのに☆4つなのは短すぎるからだ。届いたのを見てびっくりした。同人誌?
いや、勿論中身は至高のアートであり絵で読む文学だ。しかしこれは幾らなんでも・・。
同時にウォッチマンも買ったから余計に差が目立つ。ウォッチマンの値段と大して変わらないのにページ数は5分の1くらいだし、他に小話やイラスト集なども多いから実質ウォッチマンの10分の1だ。
バットマンファンのみならず読んでおいて損は無いと言いたいところだが、値段の割にこの短さなのは看過できない。絵本じゃないんだから・・。ページ数の少なささえ眼を瞑れば傑作。
「何もかもジョークなんだよ。皆が大仰に崇め奉ってるモノも、後生大事に戦い守ってるモノも、全ては桁外れに馬鹿げたジョークさ。
だったらそいつを楽しみゃいいだろ?なのに・・・・おめぇは何故笑わねえんだ?」
ジョーカーと言うものの本質、そしてバットマンが彼と永遠に戦い続けなくてはいけない訳が簡潔にして芸術的に表現されている本作はティム・セイル曰く「幾らなんでもクールすぎる」傑作だ。
なのに☆4つなのは短すぎるからだ。届いたのを見てびっくりした。同人誌?
いや、勿論中身は至高のアートであり絵で読む文学だ。しかしこれは幾らなんでも・・。
同時にウォッチマンも買ったから余計に差が目立つ。ウォッチマンの値段と大して変わらないのにページ数は5分の1くらいだし、他に小話やイラスト集なども多いから実質ウォッチマンの10分の1だ。
バットマンファンのみならず読んでおいて損は無いと言いたいところだが、値段の割にこの短さなのは看過できない。絵本じゃないんだから・・。ページ数の少なささえ眼を瞑れば傑作。
2021年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今読んでも面白い歴史的な名作だと思います。
お勧めします。
お勧めします。
2018年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジョーカーのオリジンとして有名な本作。
彼の朧げな記憶から紐解かれるそれは、ひどく人間的なものです。
今や伝説となった『理解の先に立つ狂人』ことヒース・レジャーのジョーカーや、他のコミックやアニメ,ゲームに登場する『ケバケバしくて頓狂でブッとんだ』ジョーカーに慣れている方には、或いは拍子抜けな過去かもしれません。
ですが、だからこそ。だからこそ怖いのです。
「あぁ、こんな目にあえば、自分だって常軌を逸するに違いない」と思えてしまう。
そう思えてしまうことに本作の意義があるのです。
凡庸な作品にありがちな、過度にグロテスクで過度に凝ったバックボーンなど、狂気を説く上で必要ないのです。
身近な動機が人間性を疑うような醜悪な犯罪につながってこそ、人はそれを『狂気』と呼ぶのです。
ジョーカーが本作でしでかした蛮行は、DC史上最も残虐な事件として今でも語り継がれています。
しかして悪趣味で、無慈悲で、それでいてどこかカラフルな彼の犯行の奥に根差すものは、或いは真っ当な(あえてそう書きます)悲劇なのかもしれない…
彼はコミックのキャラクターでありながら、我々の延長線上にいる怪物なのかもしれない…
そう悟った時初めて、読者は真の震えを感じるのです。
「バカになればいいのさ」
この世のあらゆる不幸を笑う為の特効薬。それは目を背けること。
狂気なんてものはすぐ側にある。いや、とっくのとうにお前らは、世界は、狂っているだろう?
そんな彼の呼び掛けに、果たしてあなたは首を横に振ることができるでしょうか。
バットマンさえ笑ってしまった、時代を経て尚色褪せないショッキングなジョークの数々をご堪能あれ。
彼の朧げな記憶から紐解かれるそれは、ひどく人間的なものです。
今や伝説となった『理解の先に立つ狂人』ことヒース・レジャーのジョーカーや、他のコミックやアニメ,ゲームに登場する『ケバケバしくて頓狂でブッとんだ』ジョーカーに慣れている方には、或いは拍子抜けな過去かもしれません。
ですが、だからこそ。だからこそ怖いのです。
「あぁ、こんな目にあえば、自分だって常軌を逸するに違いない」と思えてしまう。
そう思えてしまうことに本作の意義があるのです。
凡庸な作品にありがちな、過度にグロテスクで過度に凝ったバックボーンなど、狂気を説く上で必要ないのです。
身近な動機が人間性を疑うような醜悪な犯罪につながってこそ、人はそれを『狂気』と呼ぶのです。
ジョーカーが本作でしでかした蛮行は、DC史上最も残虐な事件として今でも語り継がれています。
しかして悪趣味で、無慈悲で、それでいてどこかカラフルな彼の犯行の奥に根差すものは、或いは真っ当な(あえてそう書きます)悲劇なのかもしれない…
彼はコミックのキャラクターでありながら、我々の延長線上にいる怪物なのかもしれない…
そう悟った時初めて、読者は真の震えを感じるのです。
「バカになればいいのさ」
この世のあらゆる不幸を笑う為の特効薬。それは目を背けること。
狂気なんてものはすぐ側にある。いや、とっくのとうにお前らは、世界は、狂っているだろう?
そんな彼の呼び掛けに、果たしてあなたは首を横に振ることができるでしょうか。
バットマンさえ笑ってしまった、時代を経て尚色褪せないショッキングなジョークの数々をご堪能あれ。
2018年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネット情報の高評価からから改めて購入しました
皆さんの意見通り Joker誕生の背景が
きちんと描かれてました
発売時期やアメコミ特有のページのコマ割りの影響かページの1コマ1コマに躍動感が無かったですが、ストーリーは圧巻で高評価の理由が理解できました
皆さんの意見通り Joker誕生の背景が
きちんと描かれてました
発売時期やアメコミ特有のページのコマ割りの影響かページの1コマ1コマに躍動感が無かったですが、ストーリーは圧巻で高評価の理由が理解できました
2021年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメから入ってコミックは名作とあったので読んでみましたが、特に感じるものはありませんでした。好きな人向けかと。絵はとても丁寧です。
2012年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ウォッチメン」を読んで以降アラン・ムーアという作家に興味が湧き、購入してみました。
が、「キリングジョーク」ももちろん良かったのですが、併録されている「罪なき市民」が強烈だった。
たった8ページの作品。
ただ、『ある男』がビデオカメラを回し、そのカメラに向かって自分の中に潜む悪意を吐露する、ただそれだけ。
その『ある男』は、誰に暴力を振るう訳でもない、殺人を犯す訳でもない。
ただただ恐ろしい妄想を言葉にして、心地良い空想の世界に浸っている作品。
この作品を読んでふと思い出したのが、アメリカでの銃乱射事件。
バージニア工科大学で銃を乱射した学生は、その犯行の直前、犯行声明動画をテレビ局へ送付していた。
その動画には、この世界への恨みつらみが語られていた。
その銃を乱射した学生も、最初は「罪なき市民」の『ある男』程度の妄想を抱いていただけだったのではないだろうか。
その妄想と、自分のおかれている環境への憤り、孤独、劣等感、自己顕示欲、そういった感情が複雑に絡み合い、増幅し、最後には妄想を実行に移してしまった、のだと僕は思う。
最初の最初は、本当に小さな小さな悪意、明日になれば忘れてしまうような、ただの悪趣味な妄想だったのだ。
「罪なき市民」の『ある男』は、この妄想を実行に移すつもりなど無いだろう。
しかし、何かのきっかけでスイッチが入ってしまうかもしれない。
何かを妄想すること、想像することに、罪はない。
でも、とてつもなく大きな悪意、悪魔のような行為、それも初めは小さな小さな思いつきの様な悪意から始まっているのだ。
が、「キリングジョーク」ももちろん良かったのですが、併録されている「罪なき市民」が強烈だった。
たった8ページの作品。
ただ、『ある男』がビデオカメラを回し、そのカメラに向かって自分の中に潜む悪意を吐露する、ただそれだけ。
その『ある男』は、誰に暴力を振るう訳でもない、殺人を犯す訳でもない。
ただただ恐ろしい妄想を言葉にして、心地良い空想の世界に浸っている作品。
この作品を読んでふと思い出したのが、アメリカでの銃乱射事件。
バージニア工科大学で銃を乱射した学生は、その犯行の直前、犯行声明動画をテレビ局へ送付していた。
その動画には、この世界への恨みつらみが語られていた。
その銃を乱射した学生も、最初は「罪なき市民」の『ある男』程度の妄想を抱いていただけだったのではないだろうか。
その妄想と、自分のおかれている環境への憤り、孤独、劣等感、自己顕示欲、そういった感情が複雑に絡み合い、増幅し、最後には妄想を実行に移してしまった、のだと僕は思う。
最初の最初は、本当に小さな小さな悪意、明日になれば忘れてしまうような、ただの悪趣味な妄想だったのだ。
「罪なき市民」の『ある男』は、この妄想を実行に移すつもりなど無いだろう。
しかし、何かのきっかけでスイッチが入ってしまうかもしれない。
何かを妄想すること、想像することに、罪はない。
でも、とてつもなく大きな悪意、悪魔のような行為、それも初めは小さな小さな思いつきの様な悪意から始まっているのだ。