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おばあちゃんが、ぼけた。 (よりみちパン!セ) 単行本(ソフトカバー) – 2011/10/4
村瀬孝生
(著)
混沌をおそれず、この1冊でぼけを丸ごと学ぼう! 「ぼけの可笑しさ、不思議さ、怖さ、美しさを通して、私たちは人間といういのちの限りない深みに触れるのです」――谷川俊太郎(「解説・ぼけの驚異」より)
- 本の長さ173ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2011/10/4
- 寸法13 x 1.3 x 18.8 cm
- ISBN-104781690157
- ISBN-13978-4781690155
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登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2011/10/4)
- 発売日 : 2011/10/4
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 173ページ
- ISBN-10 : 4781690157
- ISBN-13 : 978-4781690155
- 寸法 : 13 x 1.3 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 932,015位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 68,491位絵本・児童書 (本)
- - 240,108位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私も母を施設に預けています。かなり認知症も進んでいます。私の事も多分分かりません。でも大事な母でボケてから本当に親孝行させてもらっています。母に感謝です。この本を大事にしてきます。ありがとうございました。
2013年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夏休みの宿題に読みたくて、古本でしたがとりよせました。
状態もよく、発送も早くて助かりました。
状態もよく、発送も早くて助かりました。
2013年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ふつうに生まれて、ふつうに死ぬ。自然の摂理に従えば、「ふつう」になれる。つまり、ぼけは加齢による生理現象なのだから、ぼけることが「ふつう」なのである。
「最近、夫が私のことを『気がくるうた』ち、言うとたい。はがいいけん、言い返してやるたい。わたしゃ、くるうちゃおらん、『ぼけ』とると」おじいさんも、おばあさんも一生懸命生きている。これが当たり前の生き方だ。
著者は言う。「ぼけ」の問題はその人の脳や人生のありようからのみ、生まれるのではない。「施設のたらい回し、薬の乱用、社会からの隔離、抑制」が、加わることで引き起こされる。「ふつう」にぼけていくのを、社会が邪魔しているのである。
今、ふつうに生まれて、ふつうに死ぬことは大変なことだ。だが、人が世知辛い世を作ったんだから、人らしい世も創れるだろう。本書は、そう教えてくれている。
「最近、夫が私のことを『気がくるうた』ち、言うとたい。はがいいけん、言い返してやるたい。わたしゃ、くるうちゃおらん、『ぼけ』とると」おじいさんも、おばあさんも一生懸命生きている。これが当たり前の生き方だ。
著者は言う。「ぼけ」の問題はその人の脳や人生のありようからのみ、生まれるのではない。「施設のたらい回し、薬の乱用、社会からの隔離、抑制」が、加わることで引き起こされる。「ふつう」にぼけていくのを、社会が邪魔しているのである。
今、ふつうに生まれて、ふつうに死ぬことは大変なことだ。だが、人が世知辛い世を作ったんだから、人らしい世も創れるだろう。本書は、そう教えてくれている。
2007年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は、もしかすると介護士になったのは間違いなのではないかと思うほど、素敵な文章を書かれています。
この方は、詩人かエッセイストにでも成功するのでは?と思うほど、感性豊かな文章で、高齢者たちとそれを取り巻く人々の日常が綴ってあります。
「第2よりあい」の業務日誌、または、「第2よりあいに集う方々のケース記録」とでも言えましょうか。
また、介護者側の葛藤も素直に表現されていて、ほっとさせられるところもあります。
感性豊かな方だからこそ、良い介護者になれるんだなぁと思わされました。
前作「おしっこの放物線」よりも子供が読むことを意識して書いてあるようで、
核家族化が進み、子供が高齢者と関ることが少なくなった昨今、
「年をとるということはどういうことか」「人が死ぬということはどういうことか」
を子供たちに伝えるのにも、とても良い本だと思います。
この方は、詩人かエッセイストにでも成功するのでは?と思うほど、感性豊かな文章で、高齢者たちとそれを取り巻く人々の日常が綴ってあります。
「第2よりあい」の業務日誌、または、「第2よりあいに集う方々のケース記録」とでも言えましょうか。
また、介護者側の葛藤も素直に表現されていて、ほっとさせられるところもあります。
感性豊かな方だからこそ、良い介護者になれるんだなぁと思わされました。
前作「おしっこの放物線」よりも子供が読むことを意識して書いてあるようで、
核家族化が進み、子供が高齢者と関ることが少なくなった昨今、
「年をとるということはどういうことか」「人が死ぬということはどういうことか」
を子供たちに伝えるのにも、とても良い本だと思います。
2019年2月3日に日本でレビュー済み
まだ経験していない「死に付き合う」のパートだけ興味深く読めました。が、あとは目の前で起こっていることばからであり、作者の軽妙な語り口調には笑わせられましたが、あとからドヨーンとくるもので、しょせん職業介護人によって書かれたものだと実感しました。最後の説教くさい〆かたも10年古い感覚に思えて仕方ありませんでした。
2011年9月27日に日本でレビュー済み
たまらなく笑えるのに、考えさせられ、そして泣ける本です。
どうしてこんなにいい本が、埋もれてしまっているのか。
本格的な介護に直面する前に、たくさんの人に読まれるべきです。
若年読者向けの構成になっていますが、よりみちシリーズの他の作品しかり、
大人が読んでもぜーんぜん問題ないですし、むしろ大人に読んでほしい。
介護って、目の当たりにしないとどこか他人事で、深刻には考えられないものだと思います。
私もそうでしたが、コミックや、これくらい軽いものからなら、抵抗なく免疫を作っていけます。
正直、へたなギャグまんがよりおもしろい、介護のなかでのさまざまなエピソード。
お年寄りの珍行動に、やさしいまなざしで解説がされ、味のある四こまマンガが各所に挿入されてます。
しかしただの娯楽ものではなく、等しくやってくる「老い」への向き合いかたについて、大切なことも伝えています。
知らなければ陥りがちな落とし穴に、落ちないようにするために。
おばあちゃんも自分も、できるだけ、お互いに、幸せな気持ちでいるために。
相手を変え、押さえつける介護ではなく、やさしく寄り添うように、一緒に付き合う介護へ。
新しい介護の考え方を最終的には教えてくれる本です。
どうしてこんなにいい本が、埋もれてしまっているのか。
本格的な介護に直面する前に、たくさんの人に読まれるべきです。
若年読者向けの構成になっていますが、よりみちシリーズの他の作品しかり、
大人が読んでもぜーんぜん問題ないですし、むしろ大人に読んでほしい。
介護って、目の当たりにしないとどこか他人事で、深刻には考えられないものだと思います。
私もそうでしたが、コミックや、これくらい軽いものからなら、抵抗なく免疫を作っていけます。
正直、へたなギャグまんがよりおもしろい、介護のなかでのさまざまなエピソード。
お年寄りの珍行動に、やさしいまなざしで解説がされ、味のある四こまマンガが各所に挿入されてます。
しかしただの娯楽ものではなく、等しくやってくる「老い」への向き合いかたについて、大切なことも伝えています。
知らなければ陥りがちな落とし穴に、落ちないようにするために。
おばあちゃんも自分も、できるだけ、お互いに、幸せな気持ちでいるために。
相手を変え、押さえつける介護ではなく、やさしく寄り添うように、一緒に付き合う介護へ。
新しい介護の考え方を最終的には教えてくれる本です。
2013年1月5日に日本でレビュー済み
祖父がアルツハイマーで大変だったとき、「祖父が混乱するから」という理由で、身内から会うことは遠慮するよう言われました。
その指示に従った当時の私は若く、遠方に住んでいたことも理由としてありますが、押し切って会ったところで、祖父の気持ちを乱さないような対応ができるのか、自信がなかったためです。
会えたのは誤嚥で意識不明になってからのことでした。
叔母にまねて私がごく自然にむくんだ祖父の足をマッサージしたことを、叔母が大変喜んでくれていたと、後日母から聞きました。
もっと早く、この本に出会えていれば、私は私なりに祖父とコミュニケーションが取れていたのかも。
人は相手の出方を予測して常に行動しているものなので、そのパターンに触れていないと、どう反応したらいいのかわからない。
かつて庇護を与えてくれたひとの感情に、無防備に引きずられてしまう。
想像力をどの方向に伸ばして、相手の気持ちを探ったらよいのか。
私は、そのヒントをこの一冊からもらったような気がしています。
その指示に従った当時の私は若く、遠方に住んでいたことも理由としてありますが、押し切って会ったところで、祖父の気持ちを乱さないような対応ができるのか、自信がなかったためです。
会えたのは誤嚥で意識不明になってからのことでした。
叔母にまねて私がごく自然にむくんだ祖父の足をマッサージしたことを、叔母が大変喜んでくれていたと、後日母から聞きました。
もっと早く、この本に出会えていれば、私は私なりに祖父とコミュニケーションが取れていたのかも。
人は相手の出方を予測して常に行動しているものなので、そのパターンに触れていないと、どう反応したらいいのかわからない。
かつて庇護を与えてくれたひとの感情に、無防備に引きずられてしまう。
想像力をどの方向に伸ばして、相手の気持ちを探ったらよいのか。
私は、そのヒントをこの一冊からもらったような気がしています。
2010年5月11日に日本でレビュー済み
お年寄りへの考え方を変えてくれた本です。
私も70才過ぎの自分の両親と同居していて、お世話や介護をする時が来ると思います。
行き詰ったときに、この本を開いたら穏やかに接することができるような気がします。
お年寄りの気持ちを尊重してあげることの大切さをしらされました。
私も70才過ぎの自分の両親と同居していて、お世話や介護をする時が来ると思います。
行き詰ったときに、この本を開いたら穏やかに接することができるような気がします。
お年寄りの気持ちを尊重してあげることの大切さをしらされました。