待望の邦訳で解説はいらないだろう。
日本語で読むと、ドゥルーズの最も重要な作品であることがわかる。ベルグソンを論じた前編を読めばそれはもっと明瞭になるはずだ。
パゾリーニの再評価などはこの本が嚆矢だったと記憶するし、エイゼンシュテインの位置づけも的確だ。
いずれにせよ時代を超えた名著で、映画関連の本の中で最重要であることは間違いない。「映像作家」ばかりで「映画作家」の不在がますます明らかになる現在、この書から映画の再生が始まる、とさえ思う。
(ただし、表紙カバーのデザインがスチルを使わなかった原著の主旨を貫徹し損ねているのが残念だ。)
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥5,170¥5,170 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥5,170¥5,170 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥2,821¥2,821 税込
配送料 ¥240 6月15日-17日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
¥2,821¥2,821 税込
配送料 ¥240 6月15日-17日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
シネマ2*時間イメージ (叢書・ウニベルシタス) 単行本 – 2006/11/15
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥5,170","priceAmount":5170.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"5,170","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"yod%2FSJYu6ZTBGqRjmRY2Y4H3DhO4DgrV%2FklKhc4DOsB%2FPRYPgweQ3efk3lfZlIZp1RZzZZK85GX%2B5f%2FjXlo9Vq%2FhACgKxiknJdsO6Yi2ebCpswnoirDmZyLA%2FuVzgisV","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥2,821","priceAmount":2821.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,821","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"yod%2FSJYu6ZTBGqRjmRY2Y4H3DhO4DgrVk%2BnY88u9eC4KOw2Kl%2FNfIeFl1YEjfwBXFSRHu7Fu0NPtCDZaykxhZ7Mnqp4oNbvV5k6OiuyPN0h%2FfElXOaDd%2FXhBcmWuVuffznnib3%2FL8pxgzIGk%2FQr80xUp9ANdTSt7zmFTGVIu1sfv1Hz%2Bj%2FdrHg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
戦後映画史の流れを大きく縦断しつつ、映画について思考することで、「時間」をめぐる哲学の新たな概念の創造を試みる。ドゥルーズの多様な思考が再編成された結晶。(哲学・映画論)
- 本の長さ491ページ
- 言語日本語
- 出版社法政大学出版局
- 発売日2006/11/15
- ISBN-104588008560
- ISBN-13978-4588008566
よく一緒に購入されている商品
対象商品: シネマ2*時間イメージ (叢書・ウニベルシタス)
¥5,170¥5,170
最短で6月13日 木曜日のお届け予定です
残り5点(入荷予定あり)
¥4,950¥4,950
最短で6月13日 木曜日のお届け予定です
残り4点(入荷予定あり)
¥1,595¥1,595
最短で6月13日 木曜日のお届け予定です
残り13点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
1925年生まれのフランスの哲学者。69年からパリ第八大学教授。哲学史を独自の仕方で読みかえるとともに、哲学本来のあり方を概念の創造に求め、構造主義以降の思想・芸術・文化に多大な影響を及ぼした。主な著書に、『ベルクソンの哲学』(1966)、『差異と反復』(68)、『スピノザと表現の問題』(68)、『意味の論理学』(69)、『プルーストとシーニュ』(64、70)、『感覚の論理』(81)、『シネマ』(2巻、83、85)、『襞──ライプニッツとバロック』(88)などがある。また精神分析家フェリックス・ガタリとの共著で『アンチ・オイディプス』(73)、『カフカ』(75)、『千のプラトー』(80)、『哲学とは何か』(91)などを刊行。1995年11月4日死去。
1948年生まれ。京都大学文学部卒業後、パリ第八大学博士。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。著書:『D─死とイマージュ』(青土社)、『アルトー 思考と身体』(白水社)、『ドゥルーズ 流動の哲学』(講談社)、『破局と渦の考察』(岩波書店)、『〈単なる生〉の哲学』(平凡社)ほか。訳書:ドゥルーズ『フーコー』、『襞』、『千のプラトー』(共訳)ほか。
1962年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学(フランス文学専攻)。立教大学、共立女子大学ほか非常勤講師。著書:『タッチで味わう映画の見方』(フィルムアート社)ほか。訳書:コフマン編『フロイト&ラカン事典』(共訳、弘文堂)ほか。
1967年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学(フランス文学専攻)。博士(文学)(立教大学)。立教大学、法政大学ほか非常勤講師。著書:『ジョルジュ・バタイユの《不定形》の美学』(水声社)、訳書:バタイユ『聖なる陰謀──アセファル資料集』(共訳、ちくま学芸文庫)ほか。
1966年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学(フランス文学専攻)。立教大学非常勤講師。
1948年生まれ。京都大学文学部卒業後、パリ第八大学博士。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。著書:『D─死とイマージュ』(青土社)、『アルトー 思考と身体』(白水社)、『ドゥルーズ 流動の哲学』(講談社)、『破局と渦の考察』(岩波書店)、『〈単なる生〉の哲学』(平凡社)ほか。訳書:ドゥルーズ『フーコー』、『襞』、『千のプラトー』(共訳)ほか。
1962年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学(フランス文学専攻)。立教大学、共立女子大学ほか非常勤講師。著書:『タッチで味わう映画の見方』(フィルムアート社)ほか。訳書:コフマン編『フロイト&ラカン事典』(共訳、弘文堂)ほか。
1967年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学(フランス文学専攻)。博士(文学)(立教大学)。立教大学、法政大学ほか非常勤講師。著書:『ジョルジュ・バタイユの《不定形》の美学』(水声社)、訳書:バタイユ『聖なる陰謀──アセファル資料集』(共訳、ちくま学芸文庫)ほか。
1966年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学(フランス文学専攻)。立教大学非常勤講師。
登録情報
- 出版社 : 法政大学出版局 (2006/11/15)
- 発売日 : 2006/11/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 491ページ
- ISBN-10 : 4588008560
- ISBN-13 : 978-4588008566
- Amazon 売れ筋ランキング: - 451,841位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
11グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2007年12月23日に日本でレビュー済み
80年代から翻訳が出ると言いつつ90年代を経て、21世紀になって出版された本書によって、ようやくドゥルーズの映画にたいする態度を知ることが出来るようになった。ドゥルーズの本書は、あらゆる映画評論で取り上げられてきており、原点よりも先に解説本が出ているほどだった。さらにあらゆる映画を論じる際に付きまとうものでもあった。高尚な映画における対談では必ず本書の概念が言われていたけれども、やはりそれは引用に過ぎず、本格的なドゥルーズ像を描けなかった。また、アルトーの映画論に関する言説もここに書かれてあることを知っていたが、それもいままで読めなかった。
このジレンマが解消されたと思ったが、またあらたな問題が浮上した。まずあいかわらずのドゥルーズの言葉の使い方が難解すぎるということ。また、これは、映画論という以前にベルクソン論が前提であること、などがあらたな問題だ。
けれども、これを読み解くことによって、80年、90年、そして21世紀の日本の映画評論がどのようなものであったかの指標になるかもしれない。
このジレンマが解消されたと思ったが、またあらたな問題が浮上した。まずあいかわらずのドゥルーズの言葉の使い方が難解すぎるということ。また、これは、映画論という以前にベルクソン論が前提であること、などがあらたな問題だ。
けれども、これを読み解くことによって、80年、90年、そして21世紀の日本の映画評論がどのようなものであったかの指標になるかもしれない。
2008年8月5日に日本でレビュー済み
この本自体は他の方も語っているように、優れた映画本、
必ずや読まれるべき本ですが、
所々明らかに誤訳と思われる文章が見られます。
さすがに映画題等は正確を期しているように
見受けられるだけに残念です。
必ずや読まれるべき本ですが、
所々明らかに誤訳と思われる文章が見られます。
さすがに映画題等は正確を期しているように
見受けられるだけに残念です。