話にのめりこもうとすると、ひょっとかわされ違う場面、違う登場人物に移ってしまい、読みづらいです。
ですが、プロットはとても良いです。
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遠き神々の炎 上 (創元SF文庫 ウ 8-1) 文庫 – 1995/11/1
【ヒューゴー賞受賞】
様々なエイリアン種族が構成する、遠未来の情報ネットワーク銀河。その片隅の星で人類は50億年前のアーカイヴを発見、喜びにわきたつが……そこから目覚めたのは、人知を超えた強大な邪悪意識だった。解き放たれたそれは恐怖と混乱を呼び起こしつつ、恐るべき規模で銀河中枢を蝕んでゆく。一方この悪魔の星から、最後の希望となる手掛りを積んで脱出した船があった。どうにか緑の星に不時着し命拾いしたかと思いきや、彼らは原住の奇妙な犬形集合知性体が繰りひろげる抗争に巻きこまれてしまう。生き延びたのは子供二人だけ。これを察知した銀河世界は、彼らを救出せんと一隻の人類エイリアン共同船を送るが? 刻々と迫る最後の時。絶賛を博したヒューゴー賞受賞巨篇!
様々なエイリアン種族が構成する、遠未来の情報ネットワーク銀河。その片隅の星で人類は50億年前のアーカイヴを発見、喜びにわきたつが……そこから目覚めたのは、人知を超えた強大な邪悪意識だった。解き放たれたそれは恐怖と混乱を呼び起こしつつ、恐るべき規模で銀河中枢を蝕んでゆく。一方この悪魔の星から、最後の希望となる手掛りを積んで脱出した船があった。どうにか緑の星に不時着し命拾いしたかと思いきや、彼らは原住の奇妙な犬形集合知性体が繰りひろげる抗争に巻きこまれてしまう。生き延びたのは子供二人だけ。これを察知した銀河世界は、彼らを救出せんと一隻の人類エイリアン共同船を送るが? 刻々と迫る最後の時。絶賛を博したヒューゴー賞受賞巨篇!
- 本の長さ460ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日1995/11/1
- ISBN-104488705014
- ISBN-13978-4488705015
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (1995/11/1)
- 発売日 : 1995/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 460ページ
- ISBN-10 : 4488705014
- ISBN-13 : 978-4488705015
- Amazon 売れ筋ランキング: - 467,502位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年3月20日に日本でレビュー済み
本書では、数学者でもあるヴァーナー・ヴィンジが提唱した技術的特異点というアイデアが使われており、
宇宙の外側(上側?)に行くほど、コンピュータの速度が内側(下側?)に比べて漸進的に変化する。
つまり、上位世界ではコンピュータの処理速度が暴走的に早くなるが、下位世界ではコンピュータがほとんど働かないか、
止まってしまう状況になる、という設定で世界観を構成している。
コンピュータだけでなく、船の推進速度なども同様である。
他にも、生命体が何匹か集まらないと知性が生まれないとされる集合知性体や、
銀河を跨ぐインターネットなるものが出てきたりと、
本書の設定は上巻の訳者による基礎知識を先に読まないと理解できないところが多々あるが、
銀河系の根底から考えぬいた設定から生命体の設定まで、よくこんなこと考えたなと
センス・オブ・ワンダーの塊のようで驚かされることばかりです。
ストーリーの方は荒唐無稽のスペースオペラが繰り広げられ、悪者に追い立てられる宇宙船が、
悪者をやっつける秘策は?という、手に汗握るドキドキ感を楽しませてくれます。
びっくりするアイデアの設定と世界観、そして手に汗握るストーリー、
絶対に損はしない一冊です(上下巻だけど)。
宇宙の外側(上側?)に行くほど、コンピュータの速度が内側(下側?)に比べて漸進的に変化する。
つまり、上位世界ではコンピュータの処理速度が暴走的に早くなるが、下位世界ではコンピュータがほとんど働かないか、
止まってしまう状況になる、という設定で世界観を構成している。
コンピュータだけでなく、船の推進速度なども同様である。
他にも、生命体が何匹か集まらないと知性が生まれないとされる集合知性体や、
銀河を跨ぐインターネットなるものが出てきたりと、
本書の設定は上巻の訳者による基礎知識を先に読まないと理解できないところが多々あるが、
銀河系の根底から考えぬいた設定から生命体の設定まで、よくこんなこと考えたなと
センス・オブ・ワンダーの塊のようで驚かされることばかりです。
ストーリーの方は荒唐無稽のスペースオペラが繰り広げられ、悪者に追い立てられる宇宙船が、
悪者をやっつける秘策は?という、手に汗握るドキドキ感を楽しませてくれます。
びっくりするアイデアの設定と世界観、そして手に汗握るストーリー、
絶対に損はしない一冊です(上下巻だけど)。
2015年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一見,壮大な世界に見えますが,単に上は強いってだけです.
話はただの鬼ごっこで,展開もありきたり.
暇つぶしに読むならあり.
話はただの鬼ごっこで,展開もありきたり.
暇つぶしに読むならあり.
2004年3月2日に日本でレビュー済み
主人公の姉弟が不時着した世界と、何よりも「犬型群生体」の描写が素晴らしい。ヒトからすれば異様としか思えないはずのこの生命体に魅了され、いつしかごく普通に受け入れ、感情移入してしまっている。そして、また彼らの織り成すストーリーが純粋に楽しく魅力的である。
あまりにもそちらの逸話が心を捉えるので、再読するまで「本筋」であった「解き放たれた邪悪意識」とその顛末のことはすっかり忘れてました。ははは。
宇宙が「階層」になっているなど、SFとして唸らされる設定や、銀河に広がるネットワーク系など、まさに「今風」で完成度の高い作品なのは確かですが、そう、難しく考える必要なし!
とりあえず、「犬型群生体」の不思議な世界を姉弟と一緒に旅しませんか?
あまりにもそちらの逸話が心を捉えるので、再読するまで「本筋」であった「解き放たれた邪悪意識」とその顛末のことはすっかり忘れてました。ははは。
宇宙が「階層」になっているなど、SFとして唸らされる設定や、銀河に広がるネットワーク系など、まさに「今風」で完成度の高い作品なのは確かですが、そう、難しく考える必要なし!
とりあえず、「犬型群生体」の不思議な世界を姉弟と一緒に旅しませんか?