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教養の書 (単行本) 単行本(ソフトカバー) – 2020/2/28
購入オプションとあわせ買い
君が大人になるための
勇気と装置をもて!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「教養とは何か」にビシッと定義を与え、行く手を遮るものたちをバシッと指摘し、どう対処すればいいのかをブヒッと示す!
ベストセラー『新版 論文の教室』の著者が大学新入生に語り続けてきた名物授業。
<現代版「学問のすすめ」>
◆ 未来をつくるために学ぶべきこと―― ◆
全国のごく少数の幸福な読者のみなさん、ついに書いてしまいました。
教養とは何か。どう身につけるか。すべて詰まった「知の教典」誕生です。
「ちくま」連載時から話題沸騰の「とびだせ教養」が大幅加筆!
気合い入りまくりのトダヤマ節が、あなたも! あなたも! あなたも啓蒙しまくる。
「……にもかかわらず学問は、人類が生得的な愚かさを克服してさらに幸せになるために不可欠で、かなり強力な、もしかして唯一の装置なんだ。ごめんなさい。われわれがキミたちに手渡すことのできる学問は、理想的というには程遠いものだけど、それでも貴重なものだ。だからわれわれは、キミたちを学問という理想郷に誘い出そうとしているのではない。(中略)キミたちに学問と人類の未来を託そうとしているのである。(中略)世の中をよくするという仕事は、教養に憧れ教養を目指す人々にしかできない。キミたちの健闘を祈る。」(本文より)
目次
序 私はいかにして心配するのをやめ、教養について書くことになったか
I 教養ってなんだ
第1章 キミが大学で学ぶことの人類にとっての意味
第2章 たかが知識、されど知識
第3章 知識のイヤミったらしさとどうつきあうかについて、そして「豊かな知識」に何の意味があるのかについて
第4章 教養イコール「知識プラスアルファ」のアルファって何じゃ、と考えてみる
第5章 「読書の意義は何だろう」ということを教養の観点から考え直してみる
第6章 われわれは何に向かってわれわれを教養するのか
第7章 教養とは何かの定義を完成させるぜ!
II 教養の敵は何か、それとどう戦うべきか――現代イドラ論
第8章 教養への道は果てしなく遠い。だのになぜ歯をくいしばりキミは行くのか
第9章 教養への道は穴ぼこだらけ
第10章 科学が発展したら、人間はかなりアホだということがわかってしまったという皮肉
第11章 ベーコンの後継者は誰か。彼らからわれわれが学ぶべきことは何か
第12章 どうやって、居心地のいい洞窟から抜け出すか
第13章 批判的思考(クリティカル・シンキング)って流行ってるよね。でも、何のためにそれが必要なんだろう
第14章 最後のイドラは「学問」だって。だったらどうすりゃいい?
III 教養への道の歩き方――お勉強の実践スキル
第15章 大学に入っても、大人になっても語彙を増やすべし
第16章 歴史的センスの磨き方
第17章 種族のイドラと洞窟のイドラに抵抗するための具体策
第18章 市場のイドラを再考する――インターネットとの部分的つきあい方
第19章 劇場のイドラに抗うための「リサーチ・リテラシー」
第20章 論理的思考は大切だと言うけれど、論理的思考って何かを誰も教えてくれない……
第21章 ライティングの秘訣
第22章 ツッコミの作法
第23章 大学は天国じゃないんだ。かといって地獄でもない
第24章 無駄な勉強をしたくないひと、何かの手段として学ぶひとはうまく学べない
注
あとがき
- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2020/2/28
- 寸法13.4 x 2.3 x 18.9 cm
- ISBN-104480843205
- ISBN-13978-4480843203
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出版社より
教養への道は、落とし穴がいっぱい。
果てしなく続くこのアブナイ道を、どう歩き始めればいいのか?
そのための「予備知識」や「心構え」から、キミの旅路を助ける「装置」の数々、おまけに「お勉強の実践スキル」まで――
教養をめざし、身につけるのに役立つすべてを、手取り足取り伝授します。
戸田山 和久(とだやま・かずひさ)
1958年東京都生まれ。1989年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、名古屋大学大学院情報学研究科教授。専攻は科学哲学。著書に『哲学入門』(ちくま新書)、『論理学をつくる』『科学的実在論を擁護する』(以上、名古屋大学出版会)、『知識の哲学』(産業図書)、『科学哲学の冒険』『新版 論文の教室』(以上、NHKブックス)、『「科学的思考」のレッスン』『恐怖の哲学』(以上、NHK出版新書)などがある。
商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2020/2/28)
- 発売日 : 2020/2/28
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 416ページ
- ISBN-10 : 4480843205
- ISBN-13 : 978-4480843203
- 寸法 : 13.4 x 2.3 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 116,371位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 162位近代西洋哲学
- - 2,741位実用・暮らし・スポーツ
- カスタマーレビュー:
著者について
戸田山和久 Todayama Kazuhisa
1958年東京都生まれ。89年、東京大学大学院人文科学研究科単位取得退学。専攻は科学哲学。現在、名古屋大学大学院情報学研究科教授。
著書に『科学哲学の冒険』(NHKブックス)、『「科学的思考」のレッスン』『恐怖の哲学』(以上、NHK出版新書)、『論理学をつくる』『科学的実在論を擁護する』(以上、名古屋大学出版会)、
『知識の哲学』(産業図書)、『哲学入門』(ちくま新書)、『教養の書』(筑摩書房)、『思考の教室』(『新版 論文の教室』の姉妹編、NHK出版)など。
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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教養課程をリベラル・アーツというが、これは自由人の学芸という意味。教養って近代の世界で自由な人間であるための学だっったんだ。それはどんな自由か?何よりも自分自身の偏見/イドラから。なるほどね。
話が逸れるというよりも抑えているツボが多い。その上で論旨はブレない。
何かに取り組む際、準備体操がてら思い出したくなる引用・主張に溢れている。
良い本に出会えた。ありがとうございました。
でも、頑張って自分が高校生だったころの感性を思い出しながら読むと、きっと面白さに涙しながら一晩で一気読みして大学への希望に満ち溢れた、のではないか。と感じた。
また、大学という場所にまだ体制・権力批判をする気概が少しでも残っていることが窺えたこともよかった。それをすることによって、全体としてより良い社会を作っていこうとすることが、大学の存在意義の大半みたいなものだし。
テクニカルになり過ぎるのを避け、消化しやすい言葉を使いながら、すぐさま血肉になるさまざまな知識と考え方を惜しみなく披露してくれる。私は古い言語にずっと関わっていて、言葉についての考察には殊更注意をひかれるのだけど、昔から漠然と感じていたことを綺麗に言語化してくれていたり、なるほどと思った箇所がいくつもあった。たとえば、
- 書き言葉の役割は、考えたことをそのままとっておくだけではない。ある意味でヒトの思考そのものを改善する。つまり、もっと上手に考えられるようにしてくれる。[中略]脳と手と紙とペンからなるシステムは、脳だけよりはるかに複雑なことを考えられる。[中略]言語というと、すぐに「コミュニケーションの道具でしょ」と短絡する傾向がある。しかし、コミュニケーションなら動物もやっている。[中略]むしろ、人間の言語を動物の言語から区別し際立たせているのは、書くことと読むことなのに。(pp.28~30)
- 言葉のもつ思考拡張・強化の機能をバカにしてはいけない。たとえば「セクハラ」という言葉。この言葉ができる前は、性的マイノリティは日常生活で経験するさまざまな不愉快な扱いを、なんかイヤだなと思いながらも、主題化することができなかった。この言葉がつくられたことによって、その「何か」をはっきり意識することができるようになり、公的な議論の土俵に載せ、「みんなで考える」ことができるようになったわけだ。(p.217)
- われわれは誰かがつくってくれた言葉を借りることで、ようやくまともにものを考えられるようになる。(p.220)
- 知性が言葉を支配するのではなく言葉が知性を支配することがある。言葉が知性を束縛して、われわれを正しく考えることから遠ざけてしまう、というわけだ。[中略]だから、われわれは自分の使っている言葉に対して、つねに批判的・反省的眼差しを向け、それをチェックしていかねばならない。(p.223)
- 語彙は思考と結びついている。語彙が貧弱だと思考も貧弱になる。複雑なことをうまく考えられなくなる。(p.256)
読書や論文を書くことについての一節もとてもよかった。教養とは何か。この問いが来るのは読む前からそりゃある程度予想できるけれど、それだけじゃない。教養という言葉がほんのりと漂わせる「上から目線」に真摯に向き合い、その本質が何なのか、そしてそれでも私たちが教養を身に付けるべきなのはなぜなのか、ということを極めて真剣に、なのにひたすら面白く議論している。
教養についての序盤のあれやこれやのなかで一番心に残った言葉を。
- 無知を嘲笑い、無理解を憎み、悪趣味をバカにするといった「悪徳」を避けようとするあまりに、自ら知の世界から遠ざかろうとしないでほしい。これが、私がキミたちにお願いしたいことなんだ。過度の倫理的潔癖さは半知性主義の餌食になりやすい。(p.55)
導入部分でダイハードなど知ってる作品を例にしてくれているため入り込みやすかった。聖⭐︎お兄さんも例として出てきて漫画好きとして嬉しかったと同時にもっと読みたくなる気持ちになった。
映画や書物から事例を引用し、著者の考えを示す流れで、独自解釈だけでないこともいい点。
教養により、主観的だけでなく客観的も身につけよう。
反論されることで、正解に近づくという目からウロコの考え方を学べた。反論されて
も、恥ずかしがったり、イライラする必要はないようだ。
映画好きの教授からぶっちゃけトークと教養の考え方が学べる本。ちょっと口が悪い。
久しぶりに、楽しくてワクワクしながら本を読み耽りました。
本書は、わたしのような無知な人間には何だかよくわからない学問の世界を、明確な道筋を立てて、暗闇を照らすように、わかりやすく説明してくれます。
こんな素晴らしい本に若い頃に出会いたかったなと思います。(今年発売なんだから、絶対に無理なんですけれど。)
でも、自分の性格上、若い頃読んでいたら鼻持ちならない大人になっていそうな気もするので、挫折も苦労も経験した今で良かったのかもしれません。
本書を読み、無限に広がる学問・教養の世界の面白さを知り、丘の上から広い世界を見下ろすような心持ちになりました。知りたいことが山ほど出来ました。これからの人生を楽しんで生きることが出来そうです。
残念ながら、わたしは本書の全てを正確に理解できていません。自分は本当に頭が悪いな、ということだけは理解しました。(涙)でもめげない。
座右の書として側に置き、紹介されている参考文献を読んだり(既に数冊、ポチッと購入しました。)、何度も読み返して、時間をかけて少しずつ理解していこうと思っています。早速現在2巡目。1回でわからない脳ミソでも、10回も読めば理解できるであろうという戦術。
頭の良い若い人達は、パァッと光がさすように理解が出来るんだろうなあ。時間をかけずに素敵な本が沢山読める、未来ある優秀な若い人達が羨ましい。羨ましい若者たちに、是非読んでもらいたい一冊です。
なぜ学ぶことが必要か,教養がない人間はいかに愚かであることか,といったことが本当にわかりやすい言葉で頭に飛び込んでくる。第一部と最終章は,大学の初等教育でしっかりと伝えておいてほしい。
第三部のアカデミック・ライティングは筆者自身がいうようにオマケ部分だし,これは前掲書のほうが独立してて良いだろう。
それにしても,この内容でこのお値段はコストパフォーマンスがいい。安い。しかも一生にわたって考えることのヒントをくれるのだから,内容/お値段でいうと分子が無限大に発散してしまうレベルである。
第1部だけ抜き出して,500円ぐらいで国民に配ってくれたりせんかしら。