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動物と人間の世界認識: イリュ-ジョンなしに世界は見えない (ちくま学芸文庫 ヒ 11-1) 文庫 – 2007/9/10

3.8 5つ星のうち3.8 37個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2007/9/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/9/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 202ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480090975
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480090973
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 37個の評価

著者について

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日高 敏隆
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
モンシロチョウのオスは黄色と紫外線を発する塗料を塗った紙を置いておくと、メスと考えて寄ってくる。ヤマアラシは地面の振動を外敵の接近と考えて丸くなってしまうので車に轢かれてしまう。鶏の親はひよこの鳴き声で敵の接近を感知するので音を遮蔽したガラスの器のなかで(見えているのに)ひよこが襲われていても知らん顔している。・・・アホだなあ、という感想はそっくりそのまま私たちにも当てはまるのかもしれない。神の目から見たら、私たち人間は世界の一部のみを見てそれがすべてと思っている(『環世界』という)。だから『思ってもみないこと』が起こる。『私たちが思ってる世界』と『真の世界』は違う。そういう気づきを与えてくれた本です。
 蛇足ですが『般若心経』もこのことを言っていると私は考えます。(五蘊皆空)『五蘊』(見聞きしわかる)は環世界にすぎない。それが『空』つまり『実際とは違う世界像』(解釈によってどうとでもなりうる世界像)だと言っているのではないか、と私は解釈しています。環世界を実際の世界と考えるから苦悩が生じる、それを直せと。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ユクスキュルの「生物から見た世界」の補足本のような内容でした。
内容の紹介もちろん面白く、ユクスキュルの本を読みたくなるのですが、筆者の学問的な研究結果や、日常の観察・実験から発見された犬や猫の事例が、とても愛らしく紹介されています。
筆者の本当に動物が好きな姿勢が文章ににじみ出ていて、思わず猫を飼ってみたくなります。
一転、後半は、人間の世界がいかにイリュージョンで考えられているかに焦点が当ててありますが、同じような話を言い換えて綴っているようにも感じ、やや冗長に思えました。
前半の動物・昆虫事例と後半の人間社会を分けずにあれば、最後まで興味深く読めたように感じます。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ユクスキュルの「環世界」のわかりやすい説明が、人間それぞれのイリュージョン世界に絡めて
披露されているのかと思いきや、それだけではありませんでした。電磁波や電子、量子の働きなど、
普遍的な宇宙の姿(場の理論など)についてもサラッと見通されていたり、身近でありながら壮大、
独創的かつ現実的、科学的にしてファンタスティック、しかも語りがどこかユーモラスで、
あちこちクスクス笑えました。

「学者、研究者を含めて我々は何をしているのだと問われたら、答えはひとつしかないような気がする。
 それは何かを探って考えて新しいイリュージョンを得ることを楽しんでいるのだということだ。
 ・・新しい世界が開ける、それは新鮮な喜びなのである。
 人間はこういうことを楽しんでしまう不思議な動物なのだ。
 それは経済的価値があろうとなかろうと、人間が心身ともに元気に生きていくためには、
                こういう喜びが不可欠なのである。(本文 結びP195より)

21世紀の時代状況を共有してみれば、学者さんや研究者だけが遊んでいていいのか!
とは、少し、疑問が残りましたが、楽しく元気になる世界だったことは本当です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年7月17日に日本でレビュー済み
副題にもあるとおり、本書に通底するのは「イリュージョン」という著者の独自の見解である。ただ、イリュージョンの定義はどうもつかみにくい。

特筆すべきなのは、随所で紹介される、日高さんの研究成果を含む生物学・動物行動学の知見が興味深いということ。そうだったのかということばかりだ。学生の頃に教わった知識はなかなか更新できないので本書のようにわかりやすく解説される著書は啓蒙となる。ただ惜しむらくはもっと早く読みたかったということ。

以下は、一読した私のあたまに残ったことで書いているので、ごくごくご参考までに。

はじめは1930年代のユクスキュルの唱えた「環世界観」のことのようにイリュージョンは語られる。動物の知覚、または動物が見出す意味に則った世界(観)のことだった。

モンシロチョウのオスに、あるときメスが見え、あるとき花が見えるのは、それぞれオスの状況または衝動に依存する。子孫を残したいときにはメスが見え(メスしか見えないらしい)、交尾が終了すると、それからは(空腹を満たす)花が見える(もはやメスは見えないらしい)ようになると考えられている。

イリュージョンは動物である人間にも適用され、知覚的な枠のなかでの世界(観)というふうに語られる。ある動物にとって可視である紫外線や赤外線は人間には不可視であり、人間にとっては現実の世界とは言えない、というふうに(尤も人間は技術によりそれらを別のかたちで認識できるようにするのだが…)。

イリュージョンをベースとした見解は、人間の認識のしかただけでなく、その成果全般(科学、論理、概念、思想、文化、古典)にまで展開される(このあたり、あれもこれもイリュージョンという勢い…)。

そして、人間の知覚や知見の刷新により、今までみていた現実や世界(観)は変わっていく。天動説が地動説にとって変わられたように。今では天動説はイリュージョンとなった。多くの過去の現実や世界のみえかたが変わってきた。

人間の認識する現実は、あるイリュージョン(現時点、一定の確からしい前提のようなもの。認識のしかたもイリュージョンなのだという)に基づき捉えられる。それが刷新、なんらかの不適合があり妥当性を失い、より確からしい見解・解釈が台頭すると、旧のそれはもはや現実ではなくなり、イリュージョンとなる。

人間も動物的側面があり、知性だって知覚や認識をベースにする以上、免れ得ない限界というか特性があるというわけだ。これは今までの私たちがあまり意識しなかった見解ではあるまいか。言い換えると、人間は科学的にも誤ってきたのだ。

本書では、現実のみえかたや世界の認識方法における、ある「偏向」に関する指摘を筆者はされているのだと私は了解した。

私たちの世界認識に、相対化というか、上述した、一定の保留と呼ぶべきものを装備しておくことは必須ではないか。本書はその提案なのだろう。

本書は、ユクスキュルの唱えた「環世界観」の紹介をきっかけにして、生物学・動物行動学の成果を取り入れ、さらに思索を、動物から、人間、その活動、そして活動成果にまで広げたものと言えるだろう。タイトルどおりに。

日高さんは語る、世界を知るというふるまいのリアルと限界と愉しみを。世界はイリュージョンに満ちている。イリュージョンなしに世界は見えない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年12月28日に日本でレビュー済み
先頃、他界された日高氏はユクスキュル「生物から見た世界」、ドーキンス「利己的な遺伝子」、ローレンツ「ソロモンの指輪」などを翻訳して、我が国に紹介したことで功績のあった人だが、残念ながら本書はそれらの本を下敷きにした記述が多すぎて、著者自身の独創的な考えはそれらに隠れて垣間見る程度にしかわからない。生物に興味を持たせるための本としては格好であるが、「生物から見た世界」や「利己的な遺伝子」を読んだ人は退屈であろう。イリュージョンという概念もしっくりこない。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても楽しく読めました。日高さん素晴らしい本を遺して下さり有難う。
2023年1月14日に日本でレビュー済み
動物の触覚、知覚器官、加えて本能(意味世界)は人間と違うことから
それぞれの生物種ごとの世界(イリュージョン)で生きていることを説明
例:モンシロチョウ/アゲハチョウ/ネコ/ダニ/ハリネズミ

さらに、人間がさまざまな概念をイリュージョンとして認知し生活していることを説明
・歴史文書の中に出てこない物事、輪廻の必要性、(ちょっと違うが:文化や見えない色の話)

人間と動物の違いは、このイリュージョン、知覚の枠組みが変化していること。イリュージョン(世界の見え方)の変化、新鮮さを楽しめること。(とりあえず?)真理への近さとは別のこととして。

とても納得の内容。(私の目標の理論背景とつながる内容)
わかりやすい動物の例から説明を始め、
人間の世界の認知の自体が、ハードウェアに起因し、さらにソフトウェア的にも必要性等から、変わることを自然に説明している。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年5月17日に日本でレビュー済み
 人間も含めた生き物が自分の周りの世界をどのように認識しているか、ということを動物学者の目で掘り下げた一書。
 本書は、いくつかの驚きを与えてくれる。
 その1。動物と人間はこんなに認識世界が違う!
 森や茂みに生息するダニは、潅木の枝先で動物を待っている。動物の匂いをキャッチすると即座に落下して取り付き、血を吸う。ダニにとっては、動物の体から発する匂いと体温と皮膚の接触刺激だけが意味を持ち、それ以外の余計な環境(光、日射による温度、植物の匂い、葉ずれの音、etc.)は認識しない。
 その2。人間の世界認識も一通りではない!
 古典をひもとくと、万葉集や聖書にはチョウやトンボが登場しない。全く生息していなかったはずはないので、この時代の認識世界には存在しなかった。逆に、カッパやスフィンクスは実在していた。
 その3。人間の世界認識は変わっていく!
 人間の世界認識は知覚だけでなく概念によって構築されていく。紫外線も赤外線も見えないが、科学的にそういうものが「ある」ということを説明されると新たな認識世界が構築される。
 私は「利己的な遺伝子」の話が面白かった。オスであれメスであれ、他の固体が生んだ同種を殺して自分の血のつながった(自分の遺伝子を持った)子孫を残そうとする行動を取ることがある。これは遺伝子が利己的だからである、という考え方=世界認識である。そして、人間は自分の遺伝子だけでなく、自分の作品・仕事・名前が自分の死後も残っていくことも願っており、これをドーキンスは「ミーム」と命名した。
 しかし、科学者がそのような発見をしなくても、人間には昔から「いつまでも生きていたい」という願望を持っており、ここから輪廻思想が生まれ、インドでも古代ギリシアでも信じられていた。ひょっとすると、科学というのは、宗教や信仰を単に新しい言葉で説明しなおしただけなのかもしれない。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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