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ウクライナから来た少女 ズラータ、16歳の日記 単行本 – 2022/10/1
購入オプションとあわせ買い
◆咢堂ブックオブザイヤー 2022 相馬雪香特別賞 受賞
◆2023年 学校図書館 図書整備協会選定
◆2022年度 埼玉県の学校図書館「司書が選んだイチオシ本」入賞
たとえ戦争から逃げても、夢からは逃げない。
・報道番組で複数回単独特集、オンエア後問合せ殺到!
・ウクライナ侵攻からの逃避行ドキュメンタリー、出版後の反響必至!
・親子関係、日本と海外での教育の違い、避難民がみた日本のリアル
・明日、日本にもし戦争が起きたら、16歳の少女のような決断ができるか~今、もう一度生き方を考えさせる本
「みなさん、明日は戦争になります」―--。
もし、学校の先生から突然こう言われたら?
マンガの世界だけだとおもっていた戦争が起きたとき、
人見知りだった16歳の少女は、たった一つの夢にすべてをかけて祖国から脱出することを決意した。
もし無人島でたった一つもっていけるものは、なんて考えていたのは何だったのか?
持っていけたのは、1冊の本とスケッチブック。
敵は兵士や爆弾だけではない。
コロナとの闘い、親子の葛藤、運命的な親友との出会い―-現実はマンガより奇なり。
これは夢が明日につながると信じた少女の等身大のサバイバル日記だ。
1章 <運命に導かれて>私を変えた日本語の教科書
2章 <それは突然やってきた>皆さん、明日戦争になります
3章 <母の決断3・16事件>待ったなしの人生・運命のターニングポイント
4章 <全財産16万円>運命まかせ、列車まかせ 目指すはポーランド
5章 <命がけの旅路>日本を見ずに死んでたまるか
6章 <“こんにちは”で道が開く>今、そこにある転機
7章 <想定外のできごと>世界でいちばん自分が不幸に思えるときの乗り越え方
8章 <コロナの脅威>今日のホテルは道端!?
9章 <また会う日まで>母と夢と今日という日
10章 <数万人の避難民>待ちわびて日本への飛行
11章 <銃弾からは逃げたけれど、夢からは逃げない>戦火がつくった友情
12章 <お金がない!>私を救ってくれた日本の足長お姉さん
13章 <情熱とお金のはざまで>憧れとため息の日本
14章 <必ずある、私の生きる場所>本音をいえば、アルバイトより仕事がしたい16歳
15章 <カップラーメンと勉強できる幸せ> 日本の当り前は世界の素敵『ワンダーランドジャパン』
16章 <戦争になっても故郷が荒れても、それでも人を信じる>やっぱり、日本が好き、人が好き
※本書の売上の一部をウクライナ人道危機救援をはじめ日本赤十字社が行う国際活動に寄付いたします。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社世界文化社
- 発売日2022/10/1
- 寸法21 x 14.8 x 1.9 cm
- ISBN-104418225048
- ISBN-13978-4418225040
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「あなたはこれから一人で生きていくの」。母のその一言からすべてが始まった─ 。
昨日までマンガと小説が大好きな普通の女子高生だった、ズラータ・イヴァシコワ。母が必死で工面してくれた、なけなしのお金をもって戦火が広がる故郷からあこがれの日本を目指す─ 。ウクライナの女子高生に訪れた、やさしい奇跡と生きることへの挑戦。彼女の絵と共に綴る、16歳のリアルな日記。
人との関わりが苦手だった少女が、人の想いを受け取りながら「どう生きたいのか?」「何をすべきか?」様々な選択に迫られながら「日本避難」を果たし、今も生きるために戦い続けています。祖国ウクライナの街に響く爆撃音。気丈な母の決断。危機的状況の中、日本人取材スタッフとの奇跡的な出会い。不安の中、親友と呼べる友、信頼できる日本人との出会い。平和な日常が一変し「生きる」ことを迫られた、少女の目から見えた「戦争」を綴った1冊です。ズラータ・イヴァシコワさんのウクライナから日本への避難の様子は、TVメディアでも取り上げられ話題になりました。
それは突然やってきた 「皆さん、明日戦争になります」
担任の先生が、その日は教壇に立つと、いきなりこんなことを言った。 「明日から戦争になります」 続けて、戦争がもしも始まったらどうすべきかという説明をしてくれた。 「もしも実際に爆撃が始まるようだったら、シェルターを見つけて、そこに食料や必要なものを運ぶように。そして長期的に避難できるところを今から探して、なるべくそこに行くようにしなさい」 人は本当に驚くと言葉が出ないものなのかもしれない。先生にそう言われると、ますます現実のことなのだという重みが感じられて、クラスの空気は沈痛なものになった。「シェルター」「食料」「避難」。昨日までマンガのなかで出ていた単語が自分の生活の一部になるなんて何人が想像していただろう。 (第2章「それは突然やってきた 皆さん、明日戦争になります」より)
「日本を見ずに死んでたまるか」 日本が好き!その強い想いで、運命を切り開く少女
日本に行きたい。なんとか生き延びて日本を見てみたい。日本を見てからじゃないと死ねない。戦争のなかでも、そればかりを思ってきた。もうこれまでと思うぐらい絶望する場面は何度もあった。でも、そのたびにありがたいことに救いの手が差し伸べられて、多くの人が親身になって応援してくださって、立ち上がってこられた。人が苦手だったはずの私が、人に助けを乞わなくては前に進めないことを知って、素直に「助けてください」と頭を下げてこられた。それは、学校や教科書で学ぶことよりも、ある意味大きな、私の人生を根っこからひっくり返すほどの一大転機となった。 (第16章「戦争になっても故郷が荒れても、それでも人を信じる やっぱり、日本が好き、人が好き」より)
著者/ズラータ・イヴァシコワ
ウクライナ ドニプロ出身。日本の太宰治が大好きで小説や漫画、アニメをこよなく愛する16歳。ウクライナ侵攻後、母親の英断で日本への避難を目指す。5歳のときから絵画を習っており、現在、ウクライナに残した母を気にかけつつも、日本で絵の仕事に就くことを夢見て日夜勉学にいそしむ。絵が上手く、日本語が話せる彼女の日本避難の様子は、TVメディアからも注目されました。
商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 世界文化社 (2022/10/1)
- 発売日 : 2022/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4418225048
- ISBN-13 : 978-4418225040
- 寸法 : 21 x 14.8 x 1.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 228,790位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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まず、胸にずん!と来たのは、突然、訳も分からず始まった戦争の渦中にあってもひるむことなく、自分の夢に向かって挑戦する少女ズラータ・イヴァシコワの気概、その前向きな気持ちでした。同じ状況に置かれた時、果たして彼女と同じような行動がとれるのか、祖国を後にして、文化や慣習、言語が違う異国の地で、自分の信念を曲げずに行動できるのか、とても考えさせられました。
それと、日本語の文章がとっても上手いんだけど、これ、翻訳とかなしに、ズラータ本人がすべて書いたんですよね! だって、〈著者(文・絵) ズラータ・イヴァシコワ〉て表紙カバーにも本の奥付にも記されているから、そして、日本人の誰かが翻訳したとかそういうこと一切書いてないので、この文章、そのまんま、ズラータて16歳の少女が書いたのか! うわあっ! て、まあ、びっくりしましたよ。絵ももちろん上手いけど、それ以上に、異国から来た少女がこれだけ生き生きとした日本語の文章を綴っているってところに、ほんと、驚きましたわ。
おしまいに、特に心に刺さった本文中の文章をいくつか、引かせていただきます。
《なぜ普通に平穏に暮らしている人をただ傷つけ痛めつけるような戦争を人間はしてしまうのか。いったいそれにどんな意味があるのだろう。》p.38
《あー大好きな日本語が通じた!
日本人を初めて見た!
日本人としゃべった!
日本人に私の日本語がちゃんと通じた !!》
p.85
《銃撃からは逃れてきたけれども、自分の夢からは絶対に逃げない。
同じような志を持つ人と出会って、私はその思いを改めて強く心に抱いた。
私たちは負けない。戦争なんかに。
必ず夢を叶えてみせる。》p.164
《こんなに高いところから夜の街を見たのは生まれて初めてだった。宝石みたいな輝きに、灯りは平和の象徴なんだなと改めて思った。
通れないところと通れるところ。真っ暗にして過ごさなければいけないところと、温かな灯りに彩られるところ。私は今、世界のいろんな側面を見ながら、戦火の故郷から平和な日本へ向かっているのだなと、さまざまな思いが胸に迫ってきた。》p.184
ウクライナ戦争が、一日も早く終わりますように。平和な日常の日々に戻りますように。
そして、ズラータの夢が叶いますように。
どうか、彼女とウクライナの家族が、無事に再会できますように。
読みやすくすぐによめました。お母さんはじめまわりの人のサポートで来日できたことは
大変幸運でした。早く戦争が終わるように祈ってます。
ドキドキしながら吸い込まれるように一気に読み終えました。
平和が当たり前の日本では、これが16歳の女性の日記とはとても信じられませんでした。
思わず「アンネの日記」とダブらせてしまいました。
いつも、自分のことだけでなく、家族や友達への思いやりに細やかな気配りがされているのも
戦争という理不尽に対する心の葛藤と相まってさわやかでした。
但し、日記の冒頭が日本に住み始めて約3カ月弱経った2022年7月1日となっていたので
時間軸が混乱して戸惑いました。
16才のズラータさんがウクライナのドニプロを出発したのが2022年3月17日
日本に到着したのが4月9日。この日記の醍醐味はこの間の24日間のハラハラ・ドキドキ
にあると思います。素直に時系列日記にした方が、読みやすかったと思います。
日本でのその後の生活について、ウクライナとの違いを語ることはとても参考になります。
その中で、日本語会話ぺラペラの彼女にとって一番悩ましいことが、「人間関係」という。
つまり、「自分の意見をはっきり言わない日本人とのコミュニケーション」はとても難しい
との指摘は我が国全体に対する鋭い問題提起だと思います。
「付和雷同、長いものには巻かれろ、出る釘は打たれる、出しゃばるな」等々の
生活習慣に慣らされてしまった日本。
「友達同士で固まると、疎外感を覚える」との気持ちは理解できますが、日本人は
疎外する積りはないのです。染みついた癖なので、気付かないのです。
打開策としては、「ウクライナ人は意見をはっきり言ってもらえないと不安になるので
よろしくお願いします」などと自分から打ち明けてみてはいかがでしょうか?
この日記を読んで、何かお役にたてないかと思って書評を書きました。
彼女は、16歳にしては非常に思慮深く大人であるものの、この過酷な環境で培われたものであると思うと複雑な心境となりました。また、母子家庭で一人娘を異国の地に旅立たせざる得ない母親の心境と信念には同じ親として脱帽するばかりです。
内容については、敢えて触れたくなく是非、購入して読んで欲しいと切に思います。皆さんの購入がが印税として彼女を助ける事となり、故国の母親を支援する事にも繋がると思います。私は電子版で購入しましたが、娘と姪に各一冊をクリスマスプレゼントとするため追加購入することにしました。
日本を夢見てぼほ独学で日本語を学び来日を果たした彼女の動画はyoutubeにあります。いつも偏向報道の多い朝日系の番組ですが今回は本当に良い事をしたと素直に賛辞したいと思います。是非、回し読みではなく、1冊でも多くの人が手に取り読んで欲しく、特に次世代を生きる子供には同じ時間軸に生きていても命の危険に晒され、親子が離れ離れとなって生きる現実と強さを知って欲しいと思いました。
単に良書と片付ける様な一冊ではありませんが今般のウクライナ戦争で逃げざるを得ない人、残らざるを得ない人の現実を知る貴重な一冊です。