文章がわかりやすくて、読みやすくて
一気読みしました。
男女問わず「ココシャネル」という名前を聞いたことがある人なら、読んでいただきたい本です◎
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ココ・シャネルという生き方 (新人物文庫 や 1-1) 文庫 – 2009/8/7
英語版
山口 路子
(著)
- 本の長さ223ページ
- 言語英語
- 出版社新人物往来社
- 発売日2009/8/7
- ISBN-104404037392
- ISBN-13978-4404037398
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商品の説明
著者からのコメント
シャネルに興味を持ってから、もう15年が経つ。その間、何度か、人前でシャネルの生涯について話す機会があったが、そのたびに会場の反応に驚いた。他のテーマのときと比べて熱気が違う。
(略)
参加してくれた人たちは、ファッション業界の人であるとか歴史研究とか、そういう専門的な目的を持たない。そんな彼女たちが面白がってくれたテーマは「シャネルという生き方」、つまり、「シャネルの人生を簡潔にたどりつつ、そこから現代に生きる私たちへのメッセージをすくいとる」というものだった。だから本書の構成も、同様のものにした。シャネル自身の言葉もできるがきり入れた。
(略)
(略)
参加してくれた人たちは、ファッション業界の人であるとか歴史研究とか、そういう専門的な目的を持たない。そんな彼女たちが面白がってくれたテーマは「シャネルという生き方」、つまり、「シャネルの人生を簡潔にたどりつつ、そこから現代に生きる私たちへのメッセージをすくいとる」というものだった。だから本書の構成も、同様のものにした。シャネル自身の言葉もできるがきり入れた。
(略)
----シャネルはなぜウエディングドレスを拒んだのか。
この問いに対する答えはひとつではない。シャネルの強烈な人生の場面場面で、それぞれの答えがある。
(略)
ときおり、シャネルが生み出したファッションの世界で遊んで、シャネルからのメッセージに耳を澄まして、87年の人生を、ともに終えたとき、何が残るだろうか。
シャネルが命をかけて伝えたいと願った思想、人生のスタイル。それが、たとえ小さなかけらであったとしても、読者の心に残ってくれたら、私はとても嬉しい。
(以上、序章「シャネルはなぜ ウエディングドレスを拒んだのか」からの抜粋)
ここからはじまって、14の章を読んでいただいて、「終章」。
「私は、自分の思い込みに過ぎないかもしれないこの発見に、ひとり胸をつかれ、シャネルそのひとを抱きしめたいと思った。
これは最初から意図していたことではない。これはほんとうに思いがけない展開だった」
ここを読者の方々がどのように受けとってくださるのか、私は大変興味があります。
2009年8月20日 山口路子
登録情報
- 出版社 : 新人物往来社 (2009/8/7)
- 発売日 : 2009/8/7
- 言語 : 英語
- 文庫 : 223ページ
- ISBN-10 : 4404037392
- ISBN-13 : 978-4404037398
- Amazon 売れ筋ランキング: - 153,068位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 27位新人物文庫
- - 33,066位ノンフィクション (本)
- - 43,081位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
総合的に読みやすくすぐに読み終わりましたが、何度も見返しています。単にファッション・ブランドを立ち上げたわけではなく、生きる姿勢、そして内面から出る美しさが、あのシャネルの独特のスタイルを作り上げたのと思います。憧れはあっても、誰もが彼女のように生きられるわけではありません。それでも働く女性ならば、必ず彼女の言葉に「ハッと」させられる場面が何度かあると思います。彼女の言葉を聞いて、何度か背筋が伸びる思いがしました。
2013年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ココ'シャネルという女性についてほとんど知識がなかった私には、「え、シャネルってそんな人だったの?!」と、発見にあふれ興味深い内容でした。
読みやすく広く浅く網羅しているので、入門編に最適ではと思います。
逆に、よく知っている方は、筆者の思い入れからくる主観に違和感を感じてしまうかもしれません。
シャネルの人生が章立てて語られ、それぞれの終わりに"message from CHANEL"と題し、その章から学ぶことができる人生哲学を2ページ程度でまとめながら進むページ構成も、シャネルの生き方を自分自身の人生にも取り入れようという視点で読むことができて良かったです。
本書にパールのネックレスを身につけ、ポケットに両手を突っ込んでタバコをくわえているシャネルの写真が掲載されていますが、この写真がシャネルのシャネルらしさをよく表現しているのではと思いました。
誰も考えつくことがなかったモードな着こなしでオーラを放ち、決してフェミニンではなく、むしろどこか傲慢ですらあるのに、限りなくセクシーで、強い「女」を感じさせる。本当に、かっこいい女性だなと思いました。
ココ'シャネルの人生や生き方をこの本で知ってみると、果たして今、シャネルのバッグやアクセサリーやコスメは、ココの思いやメッセージを正しく受け取って使われているんだろうかと疑問に思いました。
また、最近シャネルからウェディングリングのシリーズが出ましたが、果たして「マドモアゼル」ココはそれを望むのだろうか、とも思いました。
男性に頼ることなく、自分で引いた道をまっすぐに進み、人と違うことを恐れず、自分の個性をいかんなく発揮し、女であることを楽しむ、真の意味で自立した女性が、人生を賭けて築いたブランドが"CHANEL"なのだということを忘れないでいたいと思いました。
CHANELとロゴが入ったアイテムを使うからには、そんなシャネルへの畏敬の念を忘れず、彼女のパワーを拝借する気持ちで使いたいものです。
読みやすく広く浅く網羅しているので、入門編に最適ではと思います。
逆に、よく知っている方は、筆者の思い入れからくる主観に違和感を感じてしまうかもしれません。
シャネルの人生が章立てて語られ、それぞれの終わりに"message from CHANEL"と題し、その章から学ぶことができる人生哲学を2ページ程度でまとめながら進むページ構成も、シャネルの生き方を自分自身の人生にも取り入れようという視点で読むことができて良かったです。
本書にパールのネックレスを身につけ、ポケットに両手を突っ込んでタバコをくわえているシャネルの写真が掲載されていますが、この写真がシャネルのシャネルらしさをよく表現しているのではと思いました。
誰も考えつくことがなかったモードな着こなしでオーラを放ち、決してフェミニンではなく、むしろどこか傲慢ですらあるのに、限りなくセクシーで、強い「女」を感じさせる。本当に、かっこいい女性だなと思いました。
ココ'シャネルの人生や生き方をこの本で知ってみると、果たして今、シャネルのバッグやアクセサリーやコスメは、ココの思いやメッセージを正しく受け取って使われているんだろうかと疑問に思いました。
また、最近シャネルからウェディングリングのシリーズが出ましたが、果たして「マドモアゼル」ココはそれを望むのだろうか、とも思いました。
男性に頼ることなく、自分で引いた道をまっすぐに進み、人と違うことを恐れず、自分の個性をいかんなく発揮し、女であることを楽しむ、真の意味で自立した女性が、人生を賭けて築いたブランドが"CHANEL"なのだということを忘れないでいたいと思いました。
CHANELとロゴが入ったアイテムを使うからには、そんなシャネルへの畏敬の念を忘れず、彼女のパワーを拝借する気持ちで使いたいものです。
2019年11月24日に日本でレビュー済み
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知らなかった。ココシャネルってすごいオトコマエだったんですね。
一代であれだけの企業を築きあげたんですから、仕事観を学ぶには非常によかったです。でもそれだけじゃなくて、生涯独身だったココシャネルの切ない恋愛遍歴も知ることができました。
何度も読み返したビジネス書であり恋愛書です。良書です。
一代であれだけの企業を築きあげたんですから、仕事観を学ぶには非常によかったです。でもそれだけじゃなくて、生涯独身だったココシャネルの切ない恋愛遍歴も知ることができました。
何度も読み返したビジネス書であり恋愛書です。良書です。
2018年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著書は、この1冊の文庫によく纏められたと感心してしまいました。
人物の生き方が分かる1冊となっています。
人物の生き方が分かる1冊となっています。
2016年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
贅沢を貧乏の反対と考えている人がいますが、それは違います。
贅沢とは下品さの反対なのです。
本物の宝石を身につけた貴婦人をよそに
コスチュームジュエリーで服に着られないスタイルを見せつけた
マドモアゼルの哲学が詰まっています
贅沢とは下品さの反対なのです。
本物の宝石を身につけた貴婦人をよそに
コスチュームジュエリーで服に着られないスタイルを見せつけた
マドモアゼルの哲学が詰まっています
2015年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先入観を持たずにこの本が読めたのは、私が知っているシャネルの情報がマトラッセくらいだったからでしょう。
同じ女性として背筋がぴんと伸びる気分になるほどの緊張感を一冊読んだ後に与えられました。
ありがとうございます。
同じ女性として背筋がぴんと伸びる気分になるほどの緊張感を一冊読んだ後に与えられました。
ありがとうございます。
2016年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シャネルの人物を知るのによい本でした。
女性として自立する生き方を教えてもらったように思います。
その潔さと、深い孤独を思うと、私たち現代の女性の生き方は真に美しいか問われるのではないかと思いました。
女性として自立する生き方を教えてもらったように思います。
その潔さと、深い孤独を思うと、私たち現代の女性の生き方は真に美しいか問われるのではないかと思いました。