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「ことば」に殺される前に (河出新書) 新書 – 2021/5/21
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前代未聞の即興連続ツイート「午前0時の小説ラジオ」が待望の書籍化。
書き下ろし「『ことば』に殺される前に」に加えて、朝日新聞「歩きながら、考える」、
さらに「『文藝評論家』小川榮太郎氏の全著作を読んでおれは泣いた」を収録。
個人の問題から社会の問題まで――見えない線に引き裂かれたこの世界の〈つながり〉を回復し、
公共性を取り戻すためにタカハシさんが放流する、唯一無二のメッセージ。
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「かつて、ツイッターは、中世のアジール(聖域)のように、特別な場所、自由な雰囲気が感じられる場所であるように思えた。共同体の規則から離れて、人びとが自由に呼吸できる空間だと思えた。だが、いつの間にか、そこには、現実の社会がそのまま持ちこまれて、とりわけ、現実の社会が抱えている否定的な成分がたっぷりと注ぎこまれるような場所になっていた。(中略)「ことば」は人を殺すことができる。だが、そんな「ことば」と戦うことができるのは、やはり「ことば」だけなのだ。」(本文より抜粋)
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【目 次】
◉「ことば」に殺される前に
◉歩きながら、考える
・その人
・8月6日の朝に
・降り注ぐ「ことば」
・ニッポンの原爆
・「正しい」考え
・「壁」の向こうから
・「隣の国のことばですもの」
・オリンピックと学徒出陣
◉「文藝評論家」小川榮太郎氏の全著作を読んでおれは泣いた
◉午前0時の小説ラジオ
・メイキングオブ『「悪」と戦う』
・わからなくっても大丈夫
・昭和以降に恋愛はない
・楽しい政治
・学生たちに教わる、子どもたちに育てられる、自分の作品の読者になる
・門外漢の言
・メメント・モリ
・戦争と正義と愛国
・A・Tさんへの私信
・「東京都青少年の健全な育成に関する条例」なんかで青少年が健全に育成できると思ってんのかよ
・愚行について
・国旗と国歌
・入試カンニング問題と大学
・「祝辞」――「正しさ」について
・おれは、がんばらない
・公的と私的
・ぼくたちの間を分かつ分断線
・祝島で考えたこと
・世界一素敵な学校
◉おわりに
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2021/5/21
- 寸法10.8 x 1.6 x 17.2 cm
- ISBN-104309631266
- ISBN-13978-4309631264
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「かつて、ツイッターは、中世のアジール(聖域)のように、特別な場所、自由な雰囲気が感じられる場所であるように思えた。共同体の規則から離れて、人びとが自由に呼吸できる空間だと思えた。だが、いつの間にか、そこには、現実の社会がそのまま持ちこまれて、とりわけ、現実の社会が抱えている否定的な成分がたっぷりと注ぎこまれるような場所になっていた。(中略)「ことば」は人を殺すことができる。だが、そんな「ことば」と戦うことができるのは、やはり「ことば」だけなのだ。」(本文より抜粋)
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2021/5/21)
- 発売日 : 2021/5/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 336ページ
- ISBN-10 : 4309631266
- ISBN-13 : 978-4309631264
- 寸法 : 10.8 x 1.6 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 321,502位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,269位エッセー・随筆 (本)
- - 26,061位新書
- カスタマーレビュー:
著者について
1951年、広島県生まれ。81年、『さようなら、ギャングたち』で第4回群像新人長編小説賞優秀作を受賞しデビュー。88年、『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、02年、『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞を受賞。著書に『いつかソウル・トレインに乗る日まで』『一億三千万人のための小説教室』『ニッポンの小説―百年の孤独』他多数ある。10年5月には、『「悪」と戦う』も刊行された。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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僕が特に面白かったのは、「昭和以降に恋愛はない」(2010年初出)での、現代詩が盛り上がらないのは小説と違って口語をアップデートしていないからではないか、という指摘。とても挑戦的な内容なのだが、さて当時から10年以上経った現在、詩の世界がどうなっているのかが気になった。やはり、この人の批評は面白い。
だけども、そんな中にもふと他では読めないような一言が漏れたりする。
それは「書かれるべき小説」という言葉で、ある詩人を擁護するために使った「書かれるべき詩」に応じた表現で、「面白い小説-詩」「優れた小説-詩」に対する言葉である。
この言葉は深い。
「書かれるべき小説」に対しての信念があるからこそ、タカハシさんは小説を書き続けるのだし、興味ある作者の全作品を読んでしまう。そしてこの信念こそが「1億3千万人の小説教室」の通低音になっていることに気がつけば、単なるエッセイ集でないことも分かってもらえるだろう。
その意味で貴重な一冊だと思う。