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死してなお踊れ: 一遍上人伝 (河出文庫 く 20-1) 文庫 – 2019/6/5
栗原康
(著)
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行くぜ極楽、何度でも。すべてを捨てて一遍はなぜ踊り狂ったのか。他力の極みを生きた信仰の軌跡から未来をひらく絶後の評伝。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2019/6/5
- 寸法10.7 x 1.2 x 15 cm
- ISBN-104309416861
- ISBN-13978-4309416861
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対象商品: 死してなお踊れ: 一遍上人伝 (河出文庫 く 20-1)
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商品の説明
著者について
1979年生まれ。著書に『大杉栄伝 永遠のアナキズム』『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』『働かないでたらふく食べたい』など。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2019/6/5)
- 発売日 : 2019/6/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 4309416861
- ISBN-13 : 978-4309416861
- 寸法 : 10.7 x 1.2 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 29,274位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体の流れはとてもいいのに余計な言葉が多くて疲れてしまいました…
2023年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(ジェンダー問題のタイトルかも)すいません
努力に見合った救い
仏はそんなみみっちい事はいたしません
自力我執を捨て(禊を祓い)信じる
念仏の心がまえなど何もない(空)
ごもっともデス^ ^
とらわれることのないよう
表現が親しみやすく錯覚してしまいますが、
著者が説いて伝えていることは深いです
努力に見合った救い
仏はそんなみみっちい事はいたしません
自力我執を捨て(禊を祓い)信じる
念仏の心がまえなど何もない(空)
ごもっともデス^ ^
とらわれることのないよう
表現が親しみやすく錯覚してしまいますが、
著者が説いて伝えていることは深いです
2023年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本史好きで鎌倉新仏教にも興味はあったが、教科書的な知識しかなく、取り立てて時宗に関心があったわけではない。
ただ他の宗派と知識の上で差がないと勉強も進まないと思い、真面目なカバー絵と題名から手に取った。
そしたら冒頭からぶっ飛んでしまった。
平仮名や擬声語も多くて読みにくそうだ。
これってそんな本なの?!
誰かがカバーを付け替えた?
大丈夫なのか?
大丈夫だった。
読み進めていくと、たしかにこの文体、この調子、おかしいのだが、ぐんぐん読めるし、ぐんぐんわかる。
読み終わるや確かに一遍上人やその集団の成り立ちや立ち振る舞いが、わかった気がした。ついでに著者が何を伝えたかったのかもわかる気がした。
知らずにがんじがらめに生きている。もっと自由に生きていいんだ、ということだろう。
しかしこんな文章書く奴がいたとは!
歴史知識を「ありがたがらない」ためにも、こういうのもありだと思う。
ただ他の宗派と知識の上で差がないと勉強も進まないと思い、真面目なカバー絵と題名から手に取った。
そしたら冒頭からぶっ飛んでしまった。
平仮名や擬声語も多くて読みにくそうだ。
これってそんな本なの?!
誰かがカバーを付け替えた?
大丈夫なのか?
大丈夫だった。
読み進めていくと、たしかにこの文体、この調子、おかしいのだが、ぐんぐん読めるし、ぐんぐんわかる。
読み終わるや確かに一遍上人やその集団の成り立ちや立ち振る舞いが、わかった気がした。ついでに著者が何を伝えたかったのかもわかる気がした。
知らずにがんじがらめに生きている。もっと自由に生きていいんだ、ということだろう。
しかしこんな文章書く奴がいたとは!
歴史知識を「ありがたがらない」ためにも、こういうのもありだと思う。
2017年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「働かないでたらふくたべたい」のキャッチーなコピーで私のような「怠け者」たちの心をとらえたアナーキズム研究者の栗原康が、アナーキーな仏教者一遍の伝記を書いたというので買ってみた。
前半は本当に面白く楽しい。
とくに前半、「踊る念仏」に到達するまでの「いろいろ」が抜群に読みやすくかつ面白い。
後半は一遍上人が実際に全国を回っていわゆる「踊る念仏」の実践をしていくのだが、地方を行脚していくエピソードが続くので、インパクトは弱くなる(これは栗原氏のせいでも一遍上人のせいでもなく、単なる感想です!)。
とにかく、本を読み終えたときには私もなにかの「踊り」を踊ってみたくなった。
この本の前に『はたらかないでたらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言-』を読み、この本の後に、『アナキズム入門』森元斎(ちくま新書)を読んだら、アナキズムは古今東西を問わず、脈々と人の心に息づいているのだ、と実感できた。
前半は本当に面白く楽しい。
とくに前半、「踊る念仏」に到達するまでの「いろいろ」が抜群に読みやすくかつ面白い。
後半は一遍上人が実際に全国を回っていわゆる「踊る念仏」の実践をしていくのだが、地方を行脚していくエピソードが続くので、インパクトは弱くなる(これは栗原氏のせいでも一遍上人のせいでもなく、単なる感想です!)。
とにかく、本を読み終えたときには私もなにかの「踊り」を踊ってみたくなった。
この本の前に『はたらかないでたらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言-』を読み、この本の後に、『アナキズム入門』森元斎(ちくま新書)を読んだら、アナキズムは古今東西を問わず、脈々と人の心に息づいているのだ、と実感できた。
2022年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
死してなお踊れ。このタイトルが気になって買ってしまった。ざっくりと一遍上人の生涯と思想が分かる。
まず、仏教は、こういうものだと頷いた。仏教は、人生論だとか、道徳論だとか、そんなものじゃない。人生の孤独を解決するとか、虚しくなくなるとか、そんなものじゃない。仏になるための教えが仏教だ。人間の心を慰めるために、仏教があるんじゃない。自殺して浄土へ往こうとした武士や後追い自殺した信者がいた。それは仏教の目指す所とは違うかもしれないが、当時の人は真剣だったのが分かる。今、そんなことが起こればカルト教団扱いだろう。
そして、一遍は、頭を空っぽにゼロだ、ゼロになる。そして最後はセミになった。七日で死んでしまうセミだ。面白い。
著者は、「なんどでも、なんどでも、ゼロから自分の人生をやりなおす」のが一遍の成仏の意味だと述べてある。それは、どうだか分からない。でもそういう受け止め方もあるのかもしれない。
しかし、自分は一遍上人のようには、生きられない。すべてを捨てて、念仏して、踊り狂う。お布施をもらって生活して。でも、だれも気味悪がって、お布施してくれないだろうな。
すべてを捨てるのは、一切を他人(または阿弥陀仏)に任せるということだ。まず無理だ。だから、この踊念仏は、一遍上人、ただ一代の法だったんだな。
まず、仏教は、こういうものだと頷いた。仏教は、人生論だとか、道徳論だとか、そんなものじゃない。人生の孤独を解決するとか、虚しくなくなるとか、そんなものじゃない。仏になるための教えが仏教だ。人間の心を慰めるために、仏教があるんじゃない。自殺して浄土へ往こうとした武士や後追い自殺した信者がいた。それは仏教の目指す所とは違うかもしれないが、当時の人は真剣だったのが分かる。今、そんなことが起こればカルト教団扱いだろう。
そして、一遍は、頭を空っぽにゼロだ、ゼロになる。そして最後はセミになった。七日で死んでしまうセミだ。面白い。
著者は、「なんどでも、なんどでも、ゼロから自分の人生をやりなおす」のが一遍の成仏の意味だと述べてある。それは、どうだか分からない。でもそういう受け止め方もあるのかもしれない。
しかし、自分は一遍上人のようには、生きられない。すべてを捨てて、念仏して、踊り狂う。お布施をもらって生活して。でも、だれも気味悪がって、お布施してくれないだろうな。
すべてを捨てるのは、一切を他人(または阿弥陀仏)に任せるということだ。まず無理だ。だから、この踊念仏は、一遍上人、ただ一代の法だったんだな。
2017年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者はアナキズムを研究してたという人ですが、なんでそんな人が一遍?と思いましたが、本書を読んでみて納得
時の権力者や既成の価値観に従わず、ひたすら念仏を唱えれば救われるという一遍の生きざまはまさにアナキスト
本書で当時の浄土宗がなぜ権力者に睨まれ、弾圧されたのかもわかります
地上の権威や権力を一切認めず、念仏を唱えれば救われるという思想はそりゃ、権力者にとっては厄介以外の何物でもなかったと思います
このような思想を抱いていたからこそ、大勢の民衆や当時差別されていたハンセン病患者などが一遍を支持したのでしょう
まあ、時代とともに浄土宗が組織化され、それ自体が権威化していくのは皮肉としか言いようがありませんが・・・
しかしながら、一遍を開祖とした宗派がそれほど大きくならずにいたのは、まさに一遍がそのような事態を恐れて、自分が書いた文物を一切捨てさせたということからもわかります
著者の文体は大変クセがありますが、聖人君子として取り澄まして書かれた一遍伝よりもその魅力が伝わってくると思います
時の権力者や既成の価値観に従わず、ひたすら念仏を唱えれば救われるという一遍の生きざまはまさにアナキスト
本書で当時の浄土宗がなぜ権力者に睨まれ、弾圧されたのかもわかります
地上の権威や権力を一切認めず、念仏を唱えれば救われるという思想はそりゃ、権力者にとっては厄介以外の何物でもなかったと思います
このような思想を抱いていたからこそ、大勢の民衆や当時差別されていたハンセン病患者などが一遍を支持したのでしょう
まあ、時代とともに浄土宗が組織化され、それ自体が権威化していくのは皮肉としか言いようがありませんが・・・
しかしながら、一遍を開祖とした宗派がそれほど大きくならずにいたのは、まさに一遍がそのような事態を恐れて、自分が書いた文物を一切捨てさせたということからもわかります
著者の文体は大変クセがありますが、聖人君子として取り澄まして書かれた一遍伝よりもその魅力が伝わってくると思います
2023年11月20日に日本でレビュー済み
「死してなお踊れ」とは強烈なタイトル。手に取ってページをめくってみると、冒頭に「わたしはセックスが好きだ」とあり、ひっくり返りそうになった。
踊念仏を突き詰め、アナーキーに踊りつくし、「捨ててこそ」という思想を究めた一遍の生涯を、史実に沿ってしっかり解説しながら、著者の解釈を「フォォォォォォ!!!」などの不思議な擬音をともに書ききったのが本書。
日本における浄土教は、法然が「念仏だけで救われる」と説き、親鸞が「悪人こそが救われる」と喝破して2.0化され、一遍が「すでに救われているよ」と踊りまくった。一遍は死ぬ前に自分が書いたものをすべて燃やしてしまったらしい。それほど「捨ててこそ」を徹底したため、今でも信徒が多い浄土宗や浄土真宗と異なり、時宗は一部に限られている。
本書は主に一遍聖絵と、一遍作の和歌、和讃を解説しながら生涯をしっかりと追っている。一遍についてもっと知りたくなったし、一遍聖絵もぜひ拝観してみたい。
「自分の行為に見返りをもとめ、それで得られたものに執着する。自力我執だ。欲まみれ。仏の世界がそんなものであるはずがない。仏はひとを選別しない。誰でも無条件に救う。アミダにまかせろ。絶対他力。浄土に行くということは権力とたたかうということだ。」(p.38)
踊念仏を突き詰め、アナーキーに踊りつくし、「捨ててこそ」という思想を究めた一遍の生涯を、史実に沿ってしっかり解説しながら、著者の解釈を「フォォォォォォ!!!」などの不思議な擬音をともに書ききったのが本書。
日本における浄土教は、法然が「念仏だけで救われる」と説き、親鸞が「悪人こそが救われる」と喝破して2.0化され、一遍が「すでに救われているよ」と踊りまくった。一遍は死ぬ前に自分が書いたものをすべて燃やしてしまったらしい。それほど「捨ててこそ」を徹底したため、今でも信徒が多い浄土宗や浄土真宗と異なり、時宗は一部に限られている。
本書は主に一遍聖絵と、一遍作の和歌、和讃を解説しながら生涯をしっかりと追っている。一遍についてもっと知りたくなったし、一遍聖絵もぜひ拝観してみたい。
「自分の行為に見返りをもとめ、それで得られたものに執着する。自力我執だ。欲まみれ。仏の世界がそんなものであるはずがない。仏はひとを選別しない。誰でも無条件に救う。アミダにまかせろ。絶対他力。浄土に行くということは権力とたたかうということだ。」(p.38)
2021年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
軽快な文体でドンドン読み進むことはできるけど、本当にそれだけで、
一遍さんが念仏に一生をかけるだけの動機や、信仰心やそこにいたる葛藤が全然書かれなくて、あっちに行ったこっちでこうしたばかり。
一遍さんの逸話も、作者の俗っぽい感覚で解釈されています。
私は一遍さんの遺された言葉があまりに美しいので、どんな方だったのだろうと、この本を読みましたので、本書は期待外れでした。
ただ、駆け出しそうな文体を楽しみたい方には面白いと思われるかと思います。
一遍さんが念仏に一生をかけるだけの動機や、信仰心やそこにいたる葛藤が全然書かれなくて、あっちに行ったこっちでこうしたばかり。
一遍さんの逸話も、作者の俗っぽい感覚で解釈されています。
私は一遍さんの遺された言葉があまりに美しいので、どんな方だったのだろうと、この本を読みましたので、本書は期待外れでした。
ただ、駆け出しそうな文体を楽しみたい方には面白いと思われるかと思います。