無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
アジア史概説 (中公文庫 M 227-4) 文庫 – 1987/2/10
宮崎 市定
(著)
- ISBN-104122014018
- ISBN-13978-4122014015
- 出版社中央公論新社
- 発売日1987/2/10
- 言語日本語
- 本の長さ568ページ
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1987/2/10)
- 発売日 : 1987/2/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 568ページ
- ISBN-10 : 4122014018
- ISBN-13 : 978-4122014015
- Amazon 売れ筋ランキング: - 459,795位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで数々の歴史書を読んできたが、これほどスケールが大きく、説得力のある文献は初めて。この本を書くのにどれほど、世界中の文献を渉猟したのか、気の遠くなるような思いがした。ある友人によれば、この著者は何人かいる怪物の一人とか。学校教育にもぜひ使ってもらいたいと、心からおもいました。
2020年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヨーロッパを除くユーラシア大陸の歴史を網羅した大著・・ではあるが、シベリア、アフリカ南部、オーストラリアの先住民族(本書では原住民)を、「知能的後進性は、遺伝的賦性による」としたり、中世、近世、最近世といった区分にこだわった歴史観には違和感を感じた。アジア史とはいうものの記述は中国史が中心といった感があり、特に十八世紀後半以降の西アジアは忘れ去られてしまっている。
2022年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校の世界史みたいな感じであって、入門書としては悪くない。
2013年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宮崎市定の全集が神田で手に入った。大枚はたいたが宮崎市定の史観に触れるには全く惜しくはない。アマゾンはこのような全集を手当するべきだ。
2016年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発行も古く作者自身も歴史的な先生ですが、残念乍ら文字が小さ過ぎて読むのが苦労します。
この種の歴史書は、単行本ぐらいの文字サイズが欠かせません。
値段は二の次だと思い知らされました。
この種の歴史書は、単行本ぐらいの文字サイズが欠かせません。
値段は二の次だと思い知らされました。
2011年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界史を高校で習ったのはもう30年以上前、当時は、ギリシア・ローマから大航海時代のヨーロッパ中心の歴史で、それに、中国史が「別物」として付け加わっている、といった感だった。 歴史観は大きく変わり、ユーラシアに広がるステップに勃興する遊牧民が、名前は突厥、モンゴル、トルコ系と様々だが、騎馬弓射の機動性、破壊力を武器に広域を押さえ、交易文化を興る、接する国の栄枯を誘導するという、ユーラシアを中心にした視点が重要になっている。 本書はそのような歴史観によって、古代から現代にいたるまでを叙述している。
いきおい各年代の叙述は簡潔に、筆者のいわんとする大きな歴史の流れの中での位置づけが中心となっているので、中近東、中国の通史についての一通りの知識がないと、通読理解は難しい。 歴史のものの見方の確認、大きな世界の歴史の流れを認識せしめる名著。
いきおい各年代の叙述は簡潔に、筆者のいわんとする大きな歴史の流れの中での位置づけが中心となっているので、中近東、中国の通史についての一通りの知識がないと、通読理解は難しい。 歴史のものの見方の確認、大きな世界の歴史の流れを認識せしめる名著。
2012年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確かに「タメになる本」ではある。淡々と史実を追いながら、その史実に対して丁寧に考察を加えていく。
例えば「イスラム教の拡大」ではその前にあった西アジアの「宗教的混乱」にちゃんと言及があって、
ただ武力で宗教圏を拡大しただけではなく、宗教的統一が現地で望まれていたことを書いていた。
ここは今年の早稲田・文化構想(2012年)に出題。
ただ、いかんせん「古代/中世/近世/近代」という時代区分が作者の中で(あるいは学問の中で)確立されすぎ、
それぞれ時代区分には「正しい」歴史があって、実際の史実がそれに合わないようなら逐一、説明が付される。
いわゆる「歴史学」というのがヨーロッパを正統(というかモデル)としているのはわかるが、
そこまで粘り強く比較することもないのではないかと思った。正直、読んでいてしんどい。
特に日本の記述は、あまりに正統からかけ離れているせいか、その特殊性をどう説明してやろうという
作者の意気込みが先行していて、日本史に慣れ親しんだ読者にはやや強引な感を与えると思う。
日本の後進性もいちいち指摘はするものの、本当に後進的なのか、それ自体が疑問であった。
とはいえ、宮崎市定は一時代を築いたブランドである。忍耐力があれば堪能するのも一興ではないかと思う。
例えば「イスラム教の拡大」ではその前にあった西アジアの「宗教的混乱」にちゃんと言及があって、
ただ武力で宗教圏を拡大しただけではなく、宗教的統一が現地で望まれていたことを書いていた。
ここは今年の早稲田・文化構想(2012年)に出題。
ただ、いかんせん「古代/中世/近世/近代」という時代区分が作者の中で(あるいは学問の中で)確立されすぎ、
それぞれ時代区分には「正しい」歴史があって、実際の史実がそれに合わないようなら逐一、説明が付される。
いわゆる「歴史学」というのがヨーロッパを正統(というかモデル)としているのはわかるが、
そこまで粘り強く比較することもないのではないかと思った。正直、読んでいてしんどい。
特に日本の記述は、あまりに正統からかけ離れているせいか、その特殊性をどう説明してやろうという
作者の意気込みが先行していて、日本史に慣れ親しんだ読者にはやや強引な感を与えると思う。
日本の後進性もいちいち指摘はするものの、本当に後進的なのか、それ自体が疑問であった。
とはいえ、宮崎市定は一時代を築いたブランドである。忍耐力があれば堪能するのも一興ではないかと思う。