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低欲望社会: 「大志なき時代」の新・国富論 (小学館新書) (小学館新書 お 7-2) 新書 – 2016/10/3
購入オプションとあわせ買い
〈安倍政権が「アベノミクスのエンジンを最大限にふかす」「切れ目のない経済対策」「第2次安倍政権以降最大の28兆円」などと喧伝すればするほど、国民は日本経済の先行きは暗いと思ってしまう。これこそアベノミクスでも景気がいっこうに上向かないパラドックス(逆説)の仕組みであり、私が「心理経済学」として提唱していることである。〉(新書版まえがきより)
なぜ「アベノミクス」では景気が良くならないのか?
日本が“借金漬け”から脱する日は来るのか?
「皆が等しく貧乏になる国」で本当にいいのか?
……それらの難題を読み解くカギは「低欲望社会」にある。
日本では今、世界に先駆けて未曽有の危機が進行している。人口減少、超高齢化、欲なき若者たちの増加……。この国に必要なのは人々の心理に働きかけ国全体を明るくする新たな国富論だ。
世界的経営コンサルタントによる話題の一冊を再編集して新書化。今こそ読まれるべき大前流「心理経済学」決定版。
【編集担当からのおすすめ情報】
参院選でもアベノミクスが国民の信任を得たとして、安倍政権は引き続き大規模な経済対策の実施を明言しています。しかし、人々の生活実感としての景気動向はほとんど変化なく、むしろ年々苦しくなっているのが現実ではないでしょうか? 昨年、経済書のベストセラーにもランキングされた話題の一冊がコンパクトな新書判となりました。これを機に、ぜひ著者独自の視点と分析が詰まった大前流「心理経済学」をお読みください。
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2016/10/3
- ISBN-104098252864
- ISBN-13978-4098252862
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2016/10/3)
- 発売日 : 2016/10/3
- 言語 : 日本語
- 新書 : 285ページ
- ISBN-10 : 4098252864
- ISBN-13 : 978-4098252862
- Amazon 売れ筋ランキング: - 429,557位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1943年、福岡県に生まれる。
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。
「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。 マッキンゼー時代にはウォールストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネスレビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として拡がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。
この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。
英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピータースが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の一人に、また1994年の特集では5人の中の一人として選ばれている。2005年の「Thinkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。
2005年、「The Next Global Stage」がWharton School Publishingから出版される。本著は、発売当初から評判をよび、既に13ヶ国語以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。
趣味はスキューバダイビング、スキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。
ジャネット夫人との間に二男(長男:創希,次男:広樹)。
【略歴】
1943年福岡県に生まれる。
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を取得。
1970年6月マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。
1970年(株)日立製作所へ入社。(原子力開発部技師)
1972年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。この頃書きためたノートを書籍「企業参謀」として1975年に出版。
マッキンゼー・アンド・カンパニーではディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長、を務める。
世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。
1992年政策市民集団「平成維新の会」を設立、その代表に就任。
1994年20年以上勤めたマッキンゼー・アンド・カンパニーを退職。
同年、国民の間に議論の場を作るとともに、人材発掘・育成の場として「一新塾」を設立し、2002年9月まで塾長として就任。現在はファウンダー。
1996年起業家養成のための学校「アタッカーズ・ビジネス・スクール」を開設、塾長に就任。
1997年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院公共政策学部総長教授に就任。
1997年~
1998年スタンフォード大学大学院経営学部(MBA)客員教授
1998年(株)ビジネス・ブレークスルー設立、代表に就任。2005年4月に本邦初の遠隔教育によりMBAプログラムとして大学院開校、学長に就任、2010年4月にはビジネス・ブレークスルー大学開校、学長に就任。
2002年中国遼寧省、及び、天津市の経済顧問に就任。
2006年大連の名誉市民に選出。
2007年3月財団法人大塚敏美育英奨学財団設立と同時に理事に就任。
2010年重慶の経済顧問に就任。
2011年CCTV (China Central Television(中国中央電視台))顧問に就任。
2012年4月公益財団法人の移行登記をもって公益財団法人大塚敏美育英奨学財団理事に就任。
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トップレビュー
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稀代なコンサルタントとして、いち企業の問題解決や改善は出来ても、同一民族でも多種多様な価値観や考え方を有している今の日本国民には響かないのか?
大前氏の提言は、一部の知的高等教育を受けた勝者の論理で、大多数の弱者切り捨ての論理なのか?
それとも、横並び意識の、尖った目立った事を嫌う日本人の性質なのか?
いづれにしても、大前氏の予測が確実であれば、先行き数年後には、少子高齢化で移民受入論議をされぬまま、生きる屍と化す日本。
日本の将来に希望が持てなくなりますが、密かに、私は期待している事があります。
日本(人)の変革は、歴史を観ても外圧で変わってきたこと。黒船来航から、敗戦、為替変動、関税障壁の撤廃......。日本(人)の自立(自律)神経は、内省では出来にくいですが、外圧が降り掛かると俄然真面目な国民性故に強くなります。内政悪化で憂う日本ですが、外圧が、国債暴落なのか、侵略戦争なのか、天災なのかは解りませんが、いづれにしても、今日の政治家による政策ではラチが上がらないので、いっそ、外圧による危機的状況こそが、制度疲労した日本の体制を見直し、内向き日本人の心の変革を興せる唯一のものではないか、と気付き思いました。
自民党が、商業ビルのPARCOや渋谷109に例えて、「すべての票を取り込む為の総合デパ−トで、議員は自民党と言う商業ビルにスペースを借りて営業しているテナントの様なもの」と言う下りは、言い得て妙で笑えましたが、与党がこうなら血税は使い放題で国債償還は到底無理ですし、いっそハイパーインフレになった方が、国益として理に適っていると首相は考えているのかも知れません。
もしくは、外国の資金流入で経済的な国家分断、結果として道州制に似た地方分権が成立する、やも知れません。
リーダー不在の票取り優先、成り行き任せの日本には相応しかもしれません。2回の原爆投下で日本の既成概念が吹き飛んだように、大きな痛みが伴いますが自浄化出来ない国家なら、外圧に頼った変革しか無いのかな、そのために、個人、家庭レベルでどのような備えをするべきかを考えさせられた一冊でした。
大前氏の政策は、外圧に依って体制の焦土化になって、漸く採り入れられるやもしれませんね。
最近は最早開き直りとしか思えない神州不滅論の似非エコノミストが多すぎです。
国債暴落は必ず起こる。
それを避けるためには1.歳出を4割減らす、2.消費税を20%にする。3.戦争を起こす、しかないと著者は説きます。
しかし、現状は実現性は低そうです。
人口減少にも著者は提言しています。
移民の受け入れが1つ。
できちゃった婚が婚姻の過半数を占めているそうですが、戸籍を廃止することで堕胎せずにすむようにし事実婚を認める。
家庭内総合課税で単身者より安い税率にする。
マイナンバーも、住基ネットも役にたたず国民の基本情報を網羅したジャパニーズデータベースともいうべきシステムを構築し、情報を縦横斜めに応用できるようにして、国地方を問わず行政サービスに利用できるようになれば行政コストを1/1000にできるという。
移民に国民は強く反対していますし、戸籍をなくして事実婚の社会にするなど保守的な人びとが肯定しないでしょう。
マイナンバー、住基ネットですら個人情報を国に握られることに対して反対がありました。
東京の建蔽率を緩和して都市開発を活発化させる案は面白いと思いました。
しかし、結局政策を実現しようとした段階で多方面の利権調整が必要となり、何も前に進まない。
これらの政策が実現化させるのは難しいのでしょう。
提言の実現可能性はさておき、真摯に日本の未来を憂える著者の姿勢は評価します。
2019年2月に入って問題化した毎月勤労統計のデータ不正問題で、アベノミクスの下の5年間で実質賃金が下がっていたことが判明しましたが、一方いわゆるリフレ派の残党たちは、一人当たりの実質賃金が下がっても、総雇用者所得は増えたと抗弁していますが見苦しいですね。今の人手不足の原因は団塊世代の大量退職なので、どの政権であっても起きた筈(苦笑)
日本は「茹でガエル」のお湯の温度を、わずかばかりの水を差して、微調整する、大前さんの言うマイクロマネージメントしか出来ていません。
米国でも最近はバーニー・サンダースの流れを汲んで、国債の貨幣化や、富裕層への増税を主張する、アレクサンドリア・オカシオ・コルテス下院議員(民主党)がグリーンニューデール政策を提唱しています。これらの説は現代貨幣理論(Modern Monetary Theory)と呼ばれ、先進国において歴史的に労働分配率が低下して来ている状況下で発生しやすいポピュリズムだと私は分析しています。
一方、ASEAN、インドに視点を転じれば別なトレンドが見えてくる。
日本は公的債務/GDP比が253%あっても、財政破綻していないので、MMTの旗手に見られている節もあります。(苦笑)
今起きていないことは将来も起こらない、と思い勝ちな「現在性バイアス」の最たるもので、「人間の浅はかさ」としか言い様がありません。
私は63歳を前にして、日本に見切りを付けて、海外で暮らすことにしました。
私たち夫婦が歳いって、介護が必要になったら、大前さんが言うように、シンガポールや香港に習って、フィリピン人の介護福祉士や家政婦を雇う方法もあります。
英語?
もう一度子供に戻ってやり直すつもりがあれば、なんとかなるサ。
ドイツ、スイス、スウェーデンといった年金の多い国では、高齢者は年金の半分くらいを遣って、外国のケア施設に行くケースが増えているそうです。
例えばタイのチェンマイには「3食添い寝付き、24時間3交代制」のフルアテンドで介護してくれる施設もあるそうですが、これはちょっと鬱陶しいかな。
先頃のニュースで健康保険法を改正して、扶養家族を原則として、海外で受けた医療費は支払わない、また「3号被保険者」への年金給付は国内居住者に限るそうです。外国人労働者の不正受給を防止する目的で、2020年4月施行を目指すそうです。(一時的に日本を離れる場合は例外規定あり)
少子高齢化や人口減少が進めば、当然、国内の市場(経済)は小さくなっていきます。
企業も、今までどおりのことをやっていても、どんどん業績は下がる一方です。
個人も、生活レベルを下げていかざるをえません。
いや、今までの行け行けどんどんが間違いだったんだ、ちょっと落ち着いて、少し景気が悪くなっても、贅沢を我慢すればいいだけで、飢え死にすることもないし、そこそこの生活ができればいいよ……と思っている人もけっこういると思います。
でも、みんながそこそこの生活ができればいいですが、市場が小さくなるということは、貧しい人ほどますます生活が苦しくなっていきます。「そこそこの生活ができればいい」という「そこそこ」が、文字通りの「底」になってしまいかねないのです。
このまま行けば、この国は本当に生きづらい社会になる--その危機感を持て、と、著者は懸命に訴えかけているのだと思います。
その苦境から脱するための具体的な方法も、たくさん盛り込まれています。
これから10年、20年の間に、日本という国が避けて通れない「国家的課題」を真正面から捉え、その問題解決に切り込んだ本です。
本書を読んだ人と、読んでいない人とでは、今後の未来予想図がまったく違ってくると思います。
若者に対しての意識調査に今の社会状況が如実に反映されています。
高校生の7割が「不安を感じる」という結果が出ています。
政府や企業があの手この手を使って消費を喚起していますが、
将来への不安から貯蓄率は増加傾向です。
今の社会状況を変えるにはどうすればいいか?この議論は長い間されています。
個人的には日本社会の適応力は、世界史を見ても群を抜いていると思います、
変わる時は、かなり短期間で一気に変わる(明治、敗戦から復興等)、
ただ今回の変わり方は、大多数の人を幸福にはしないかなと思います。
ジョン・ケネス・ガルブレイスが『ゆたかな社会』や『満足の文化』などで分析・予測した事象の1つが、
日本で突出して現われたと言えるかもしれません。
著者も本書の中で述べているように、欲望が減衰した今の若者は、ある意味、合理的な判断をしているだけなので、
それが良いとか悪いとかではなく、その現実に私たちが今後どう対処していけばいいのかを考えることが、
日本を活性化する政策だけでなく、新しいビジネスにもつながるのではないか、と思いました。
とはいえ、田舎に安い土地を買って自作の小屋を建てて自由気ままに暮らす若者が話題になり、
それに共感したり憧れたりする若者も増えているというのは、どんなもんですかね。
この人たちは低欲望社会の象徴かもしれませんが、そんな世捨て人のような人生を20代・30代から送って何の意味があるのか?
大志と言えるほどのものはなく、人並みの欲望しか持ってこなかった私でも、疑問を抱かずにはいられません。
大前先生らしく、かなり厳しい視点で今の日本社会について語られています。
本書を読むことで生き抜くための心持ちを学ぶことが出来ます。
そもそもGDPに意味があるのか。かつては物の豊富が幸福とつながっていたかもしれないが、今は「心の豊かさ」の方が重要になってきている。