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心はこうして創られる 「即興する脳」の心理学 (講談社選書メチエ) 単行本(ソフトカバー) – 2022/7/14
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あなたが「思っている」と思っていることは、全部でっちあげだった!
「心の奥底には何かが隠されている」と、誰もが思いたがる。
心理学者や精神分析学者たちは、暗がりに潜むものを暴き出そうと奮闘してきた。
だが、神経科学や行動心理学の驚くべき新発見の数々は、隠された深みなどそもそも存在しないことを明らかにしている。
「無意識の思考」などというのは、神話にすぎなかったのだ。
わたしたちの脳は、思考や感情や欲望を「その瞬間に」生み出している……行動の理由も、政治的信念も、そして恋心さえも。
本書が紹介する数々の驚くべき実験結果を目にしたとき、そのことを疑うことはもはや不可能になる。
世界はどのように存在し、自分はどんな人間であるのか―それも、脳がもつ途方もない即興能力によって創り出されるフィクションなのだ。
認知科学をリードする世界的研究者が"脳と心"の秘密を解き明かす、超刺激的論考!
※原題は、The Mind is Flat: The Illusion of Mental Depth and The Improvised Mind (Penguin, 2019)
【本書「訳者解説」より】
本書の最終結論である「心には表面しかない」ということは序章から明記されており、深みという錯覚で私たちを騙している犯人は脳であることが、あたかも最初から犯人がわかっている倒叙ミステリーのごとく、はじめから述べられている。そして、心理学実験を紹介しながら進められる論証は、章を追うごとに説得力を増していくことが、一読してわかるだろう。
・
チェイター教授は、オークスフォード教授との推論心理学(人間はどのように推論するのか)の共同研究を続けつつ、意思決定や判断、言語や社会的相互作用へと研究領域を拡げ、また自ら会社を共同創業したりイギリス政府へ協力したりと、認知科学のビジネスや政策への応用にも取り組んでいる。
・
「心は実体というよりは、外界と接する接触面(インターフェイス)における即興演奏の ”手癖” である」という捉え方を展開する本書の射程はかなり広い。
【本書の内容】
序章 文学の深さ、心の浅さ
第一部 心の深みという錯覚
でっち上げる力/現実という実感/インチキの解剖学/移り気な想像力/感情の創作/選んだ理由の捏造
第二部 即興が「心」を作る
思考のサイクル/意識の経路の狭さ/無意識的思考という神話/意識の境界/原理ではなく前例/知性の秘密
終章 自分を創り直す
「心の奥底には何かが隠されている」と、誰もが思いたがる。
心理学者や精神分析学者たちは、暗がりに潜むものを暴き出そうと奮闘してきた。
だが、神経科学や行動心理学の驚くべき新発見の数々は、隠された深みなどそもそも存在しないことを明らかにしている。
「無意識の思考」などというのは、神話にすぎなかったのだ。
わたしたちの脳は、思考や感情や欲望を「その瞬間に」生み出している……行動の理由も、政治的信念も、そして恋心さえも。
本書が紹介する数々の驚くべき実験結果を目にしたとき、そのことを疑うことはもはや不可能になる。
世界はどのように存在し、自分はどんな人間であるのか―それも、脳がもつ途方もない即興能力によって創り出されるフィクションなのだ。
認知科学をリードする世界的研究者が"脳と心"の秘密を解き明かす、超刺激的論考!
※原題は、The Mind is Flat: The Illusion of Mental Depth and The Improvised Mind (Penguin, 2019)
【本書「訳者解説」より】
本書の最終結論である「心には表面しかない」ということは序章から明記されており、深みという錯覚で私たちを騙している犯人は脳であることが、あたかも最初から犯人がわかっている倒叙ミステリーのごとく、はじめから述べられている。そして、心理学実験を紹介しながら進められる論証は、章を追うごとに説得力を増していくことが、一読してわかるだろう。
・
チェイター教授は、オークスフォード教授との推論心理学(人間はどのように推論するのか)の共同研究を続けつつ、意思決定や判断、言語や社会的相互作用へと研究領域を拡げ、また自ら会社を共同創業したりイギリス政府へ協力したりと、認知科学のビジネスや政策への応用にも取り組んでいる。
・
「心は実体というよりは、外界と接する接触面(インターフェイス)における即興演奏の ”手癖” である」という捉え方を展開する本書の射程はかなり広い。
【本書の内容】
序章 文学の深さ、心の浅さ
第一部 心の深みという錯覚
でっち上げる力/現実という実感/インチキの解剖学/移り気な想像力/感情の創作/選んだ理由の捏造
第二部 即興が「心」を作る
思考のサイクル/意識の経路の狭さ/無意識的思考という神話/意識の境界/原理ではなく前例/知性の秘密
終章 自分を創り直す
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2022/7/14
- 寸法13 x 2 x 18.8 cm
- ISBN-104065241065
- ISBN-13978-4065241066
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商品の説明
著者について
ニック・チェイター
ニック・チェイター(Nick Chater)
ウォーリック大学経営大学院教授、同大学行動科学グループ設立者。英国行動インサイト・チーム(通称「ナッジ・ユニット」)諮問委員、ディシジョン・テクノロジー(Dectech)社共同創業者、英国気候変動委員会メンバー、認知科学協会フェロー、英国学士院フェロー。本書はアメリカ出版協会のPROSE賞(臨床心理学部門、2019年)を受賞。他の著作に、”The Language Game: How Improvisation Created Language and Changed the World” (共著、未邦訳)など。
高橋 達二
高橋達二(たかはし・たつじ)
1978年生まれ。東京大学教養学部卒業。神戸大学大学院博士後期課程修了。博士 (理学)。専攻は計算論的認知科学。ロンドン大学バークベック校、パリ第8大学・高等研究実習院 (EPHE)訪問研究員、ドワンゴ人工知能研究所マネジャー、東京大学大学院特任研究員などを経て、現在は東京電機大学教授、理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員。共訳書に『思考と推論』(北大路書房)、『不確定性下の意思決定』(共立出版)など。
長谷川 珈
長谷川珈(はせがわ・こう)
1977生まれ。東京大学文学部卒。翻訳者。訳書にアンドリュー・ロウ『10ステップでかんたん! 魔王の倒しかた』(Audibleオリジナルオーディオブック)、エドワード・O・ソープ、シーン・T・カスーフ『マーケットをぶっちぎれ!』(未刊行)など。
ニック・チェイター(Nick Chater)
ウォーリック大学経営大学院教授、同大学行動科学グループ設立者。英国行動インサイト・チーム(通称「ナッジ・ユニット」)諮問委員、ディシジョン・テクノロジー(Dectech)社共同創業者、英国気候変動委員会メンバー、認知科学協会フェロー、英国学士院フェロー。本書はアメリカ出版協会のPROSE賞(臨床心理学部門、2019年)を受賞。他の著作に、”The Language Game: How Improvisation Created Language and Changed the World” (共著、未邦訳)など。
高橋 達二
高橋達二(たかはし・たつじ)
1978年生まれ。東京大学教養学部卒業。神戸大学大学院博士後期課程修了。博士 (理学)。専攻は計算論的認知科学。ロンドン大学バークベック校、パリ第8大学・高等研究実習院 (EPHE)訪問研究員、ドワンゴ人工知能研究所マネジャー、東京大学大学院特任研究員などを経て、現在は東京電機大学教授、理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員。共訳書に『思考と推論』(北大路書房)、『不確定性下の意思決定』(共立出版)など。
長谷川 珈
長谷川珈(はせがわ・こう)
1977生まれ。東京大学文学部卒。翻訳者。訳書にアンドリュー・ロウ『10ステップでかんたん! 魔王の倒しかた』(Audibleオリジナルオーディオブック)、エドワード・O・ソープ、シーン・T・カスーフ『マーケットをぶっちぎれ!』(未刊行)など。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2022/7/14)
- 発売日 : 2022/7/14
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 336ページ
- ISBN-10 : 4065241065
- ISBN-13 : 978-4065241066
- 寸法 : 13 x 2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 6,138位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11位講談社選書メチエ
- - 423位心理学 (本)
- - 1,483位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月13日に日本でレビュー済み
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人には深層心理があると信じきっていましたが、様々な角度からそんなものはないよという投げかけをしてくる本。
2022年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
装丁がちょい軽いのり表現だったので、いつもの行動心理学系の認知バイアスをネタにした”ホントはね!”的な内容かと思って読み始めたら、第一章 「でっち上げる力」で、人間とは瞬間毎に世界を解釈したり解釈し直したりしながら物語を紡ぐ即興家で、人間の核にあるのは「即興のエンジン」なのだ、、、
—と、ここまでは痛快なあらたな心理モデルか、、、と期待してたが、読み進めてみると、要するに心理学におけるシステム1とシステム2に代表するような推論の二重過程に関する研究が一気にすすんだ結果、それ以前のフロイトの心理学に代表されるような深層心理から心を捉えようとする考え方は間違いだった、と結論づけ、そんな心の奥に支配されるような事はなく、むしろ心は自由奔放に即興するエンジンなのだ、と自由発想を参賀した内容だった。
「終章-自分を作り直す」から(抜粋の要約)
自分の思考や振る舞いが支離滅裂にならず腑に落ちるのは、信念や動機といったものがあるからだ。 人間の行動には何か決定的な価値や理想を背景に突き動かされるのか、といった方向づけをしているはずだ、といった心の奥にはなにがしかの蓄積によって固められた根にあたる何かがあるというのは、幻想ではないだろうか、という科学的研究が一世紀以上をかけて、少しずつ着実に明るみに出してきた。
内なる世界、真の自己、心の奥、無意識の信念や欲望。そういった呪縛を打ち破れば、より澄みわたった光のもとで自分を眺めることができる。私たちは臨機応変の推論者、そして創造的な比喩機械であり、散乱した情報の切れ端を溶接して一瞬ごとに整然とした一つの全体を創り出している。
私たちが自分や他人に語り聞かせている話とは違い、信念や 動機が私たちを駆り立てることは実際にはあり得ない。なぜなら内なる信念などというものはなく、 動機というのも実在ではなく投影されたものにすぎないのだから。むしろ逆に、思考には前例の幾層もの積み重ね、すなわち以前の思考や行動の継続的な翻案と変換による新たな思考や行動の創造ということでも、信念や動機による説明とはきわめて異なった、より説得力のある説明が可能となるのである。
以上の根拠として、視覚認知の仕組み、錯視や錯覚、咄嗟における思考のねつ造、などなど人間が都度考え実行していることの即興性について具体的な事例で紹介してくれている。
読了感
大筋については、カーネマンの認知バイアスの発見と定義以来成長していった行動経済学、行動心理学で扱われてきた世界観を踏まえ、そこから敷衍できるコンセプトなので、ごもっともです、というしかない内容でした。
その上で、「思考には前例の幾層もの積み重ね」「思考や行動の継続的な翻案と変換による新たな思考や行動の創造」といった辺りの「即興」はどのような構造なのか? 構造など無くてもいくつかのモデルを仮設することは可能だろうし、そうした即興のエンジン性についての論考を期待したい。
最初のReview
まだ第一章でっち上げる力、を読み終えたところだが、「即興のエンジン」なんだよ!とのモデリングで、これまでのあらゆる美しいと感じるモノやコトの説明ができる!と一人納得して、早速レビューを書いています。
・なぜその時々で美しいを感じる対象が変化するのか?
・数多くある音楽の中で、インプロバイゼーションという即興の美をJAZZは実現しているのか?
・自然科学の極地だろうと思える知の最前線でも、常に塗り替えられる運命にあるのか。
・俳句や短歌と言ったその場その時でしか味わえない感動が、共通感覚として味わえるのはなぜか、、、
などなど、、、
第2章以降が楽しみです。またレビューしていきます。
—と、ここまでは痛快なあらたな心理モデルか、、、と期待してたが、読み進めてみると、要するに心理学におけるシステム1とシステム2に代表するような推論の二重過程に関する研究が一気にすすんだ結果、それ以前のフロイトの心理学に代表されるような深層心理から心を捉えようとする考え方は間違いだった、と結論づけ、そんな心の奥に支配されるような事はなく、むしろ心は自由奔放に即興するエンジンなのだ、と自由発想を参賀した内容だった。
「終章-自分を作り直す」から(抜粋の要約)
自分の思考や振る舞いが支離滅裂にならず腑に落ちるのは、信念や動機といったものがあるからだ。 人間の行動には何か決定的な価値や理想を背景に突き動かされるのか、といった方向づけをしているはずだ、といった心の奥にはなにがしかの蓄積によって固められた根にあたる何かがあるというのは、幻想ではないだろうか、という科学的研究が一世紀以上をかけて、少しずつ着実に明るみに出してきた。
内なる世界、真の自己、心の奥、無意識の信念や欲望。そういった呪縛を打ち破れば、より澄みわたった光のもとで自分を眺めることができる。私たちは臨機応変の推論者、そして創造的な比喩機械であり、散乱した情報の切れ端を溶接して一瞬ごとに整然とした一つの全体を創り出している。
私たちが自分や他人に語り聞かせている話とは違い、信念や 動機が私たちを駆り立てることは実際にはあり得ない。なぜなら内なる信念などというものはなく、 動機というのも実在ではなく投影されたものにすぎないのだから。むしろ逆に、思考には前例の幾層もの積み重ね、すなわち以前の思考や行動の継続的な翻案と変換による新たな思考や行動の創造ということでも、信念や動機による説明とはきわめて異なった、より説得力のある説明が可能となるのである。
以上の根拠として、視覚認知の仕組み、錯視や錯覚、咄嗟における思考のねつ造、などなど人間が都度考え実行していることの即興性について具体的な事例で紹介してくれている。
読了感
大筋については、カーネマンの認知バイアスの発見と定義以来成長していった行動経済学、行動心理学で扱われてきた世界観を踏まえ、そこから敷衍できるコンセプトなので、ごもっともです、というしかない内容でした。
その上で、「思考には前例の幾層もの積み重ね」「思考や行動の継続的な翻案と変換による新たな思考や行動の創造」といった辺りの「即興」はどのような構造なのか? 構造など無くてもいくつかのモデルを仮設することは可能だろうし、そうした即興のエンジン性についての論考を期待したい。
最初のReview
まだ第一章でっち上げる力、を読み終えたところだが、「即興のエンジン」なんだよ!とのモデリングで、これまでのあらゆる美しいと感じるモノやコトの説明ができる!と一人納得して、早速レビューを書いています。
・なぜその時々で美しいを感じる対象が変化するのか?
・数多くある音楽の中で、インプロバイゼーションという即興の美をJAZZは実現しているのか?
・自然科学の極地だろうと思える知の最前線でも、常に塗り替えられる運命にあるのか。
・俳句や短歌と言ったその場その時でしか味わえない感動が、共通感覚として味わえるのはなぜか、、、
などなど、、、
第2章以降が楽しみです。またレビューしていきます。
2024年5月11日に日本でレビュー済み
ChatGPTのようなLLMは、単なる確率的オウムであって人間の知能とは異なるのだ、とはよく聞くが、トークンを次々と即興的に繋げている確率的オウムは、実は人間もでした、という感じ。
すかすかで曖昧で矛盾もしていて、実際には存在していないのに、そこに確かに存在していると思わせるもの。存在していないのに存在していると思わずにはいられないのには理由がある。
目の錯覚、大いなる錯覚にも理由があってそうなっている。
自分や他人にも感情や信念がある、という前提で生きるのにも十分な理由があるはず。それがフィクションだとしても。
すかすかで曖昧で矛盾もしていて、実際には存在していないのに、そこに確かに存在していると思わせるもの。存在していないのに存在していると思わずにはいられないのには理由がある。
目の錯覚、大いなる錯覚にも理由があってそうなっている。
自分や他人にも感情や信念がある、という前提で生きるのにも十分な理由があるはず。それがフィクションだとしても。
2023年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまりおもしろくなかったです。
2022年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今までの意識についての常識を覆す内容ですが、説得力があります。
2022年11月1日に日本でレビュー済み
邦訳が正直良くない。『心はこうして創られる』では、本書の提唱する刺激的な内容がほとんど伝わらない。本書では「心の深み、深淵なる感情や思考、信念などは存在しない。意識は、脳が感覚情報を解釈し即興した結果を経験するだけである」という従来の心理学・哲学を大きくひっくり返す主張を行っている。原題の『The mind is flat』をそのまま使用したほうがまだ良いように思う。よりによって副題は「即興する脳の心理学」である。従来の心理学に収まるような射程の内容ではない。そもそも筆者の専門は認知科学であり、心理学とは異なる。
さて、本書の内容には素晴らしく引き込まれたが、納得半分、異議半分といったところだった。
・脳は高度に相互接続されたネットワークであり、基本的に一度に一つのタスクしか処理できない
・ワンステップ毎に知覚情報を処理し、絶えず意味を押し付け、その結果のみを我々は経験する
・色鮮やかな主観的視覚世界は虚構である
このあたりは納得できるところである。
しかし、
・感情は身体反応の解釈にすぎず、他人の感情を勝手に類推するのと全く同じプロセスが働いている
・意識されない思考(バックグラウンド思考)は存在しない
・注意を向けない対象は解釈も理解もされず、存在しないことと同等である。そして注意を向けることのできる範囲はとても狭い
このあたりはあまり納得しきれない。カーネマンのシステム1、システム2に対しても否定的なようだが、すくなくとも本書で挙げられている論拠から導かれるものとは思えない。
それとこの手の本にありがちだが、フロイトの無意識を乱雑に論破しているのが気になる。とかくやり玉に挙げられがちだし、もちろん科学的根拠がないのは百も承知であるが、そもそも本書で書かれているような「一つの思考が意識的にも無意識的にもなれる」「抑圧は意識的な思考を無意識に沈めることができる」といった主張ではない。フロイトの言った無意識や心の三層構造は全くそのようなものではない。どちらかと言うと本書の途中から出てくる『記憶の痕跡』に近い。「脳は現在の感覚入力を、記憶の痕跡に関連づけて、意味づけて解釈しつづける思考機械である」という、本書での思考に対する見解があるが、この『記憶の痕跡』こそがフロイトや精神分析者が仮想した、超自我やエスの動きと見立てることも可能である。
感情についても「身体状態の解釈」に過ぎないというのは一面化しすぎているように思う。文脈によって同じ表出が多様に解釈されるのは事実であるが、「なぜそのような色付けで解釈されるのか」について本書の内容では何も説明できていないのではないか。
このようにいくつか気になる点はあるが、とても刺激的で興味深い本であった。
さて、本書の内容には素晴らしく引き込まれたが、納得半分、異議半分といったところだった。
・脳は高度に相互接続されたネットワークであり、基本的に一度に一つのタスクしか処理できない
・ワンステップ毎に知覚情報を処理し、絶えず意味を押し付け、その結果のみを我々は経験する
・色鮮やかな主観的視覚世界は虚構である
このあたりは納得できるところである。
しかし、
・感情は身体反応の解釈にすぎず、他人の感情を勝手に類推するのと全く同じプロセスが働いている
・意識されない思考(バックグラウンド思考)は存在しない
・注意を向けない対象は解釈も理解もされず、存在しないことと同等である。そして注意を向けることのできる範囲はとても狭い
このあたりはあまり納得しきれない。カーネマンのシステム1、システム2に対しても否定的なようだが、すくなくとも本書で挙げられている論拠から導かれるものとは思えない。
それとこの手の本にありがちだが、フロイトの無意識を乱雑に論破しているのが気になる。とかくやり玉に挙げられがちだし、もちろん科学的根拠がないのは百も承知であるが、そもそも本書で書かれているような「一つの思考が意識的にも無意識的にもなれる」「抑圧は意識的な思考を無意識に沈めることができる」といった主張ではない。フロイトの言った無意識や心の三層構造は全くそのようなものではない。どちらかと言うと本書の途中から出てくる『記憶の痕跡』に近い。「脳は現在の感覚入力を、記憶の痕跡に関連づけて、意味づけて解釈しつづける思考機械である」という、本書での思考に対する見解があるが、この『記憶の痕跡』こそがフロイトや精神分析者が仮想した、超自我やエスの動きと見立てることも可能である。
感情についても「身体状態の解釈」に過ぎないというのは一面化しすぎているように思う。文脈によって同じ表出が多様に解釈されるのは事実であるが、「なぜそのような色付けで解釈されるのか」について本書の内容では何も説明できていないのではないか。
このようにいくつか気になる点はあるが、とても刺激的で興味深い本であった。
2022年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
常識を打ち砕き、フロイトの無意識を否定し、最新の実験からの知見を元に、意識の本質に迫る好著。一読の価値あり。
2022年7月19日に日本でレビュー済み
人間は二つのものに同時に注目できない、という、
誰にでも身に覚えのある話が、壮大な話にまで
展開されていて驚きました。
意識の本質とは何か?脳の仕組みとは?など、
大変興味深く、ぐんぐん読み進めることができました。
錯視の図の数々がとても面白かったです!
読みやすくておすすめです。
誰にでも身に覚えのある話が、壮大な話にまで
展開されていて驚きました。
意識の本質とは何か?脳の仕組みとは?など、
大変興味深く、ぐんぐん読み進めることができました。
錯視の図の数々がとても面白かったです!
読みやすくておすすめです。