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試験に受かる「技術」 灘高が教えてくれた「超」合理的メソッド (講談社現代新書 2298) 新書 – 2015/1/16
「うつ症状」で不登校、成績は学年ビリの落ちこぼれだった著者が、東大現役合格、国家公務員試験一種2年連続合格、医師国家試験(正解率92%)をなし遂げた、驚異の灘高流の「超」合理的勉強法のノウハウを伝授する。
公立小学校→灘中高→東大(理科一類)→東大大学院(工学系研究科)→国家公務員試験一種(経済職)2年連続→NHKアナウンサー→医師国家試験→政策担当秘書資格取得→衆議院議員公設第一秘書→東大大学院医学博士課程
名だたる難関試験をすべてストレートで合格してきた著者が考案した、灘高流の「超」合理的勉強法がマスターできる実践的解説書
すぐに役立つ受験テク満載
※マークシートの選択問題は、○×の2段階ではなく、×(絶対に間違い)、 /(たぶん間違い)、 △(たぶん正解)、 ○(絶対に正解)の4段階で判定しろ!
※利き手と反対の指を使って、選択肢と設問を「指さし確認」すればケアレスミスは激減する!
※余白の使い方を工夫すれば、センター試験「数学」の得点力が確実にアップする!
※人間心理を深読みしてマークシートのくじ運を上げろ!
※国語の試験では、漢文→古文→現代文(論説文)→現代文(小説)、英語は、短時間に解ける発音・アクセント→文法・語法→長文読解の順に解いてゆけ!
※受験勉強は「超」長期戦。息切れしないように、毎日1時間の濃密な余暇時間を確保せよ!
※ケアレスミスは、試験開始直後に集中する。はじめの5分間は少し時間をかけて問題を解け!
※試験会場には、直感的把握に優れるアナログと、正確性に優れるデジタルの2種類を携行しろ!
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2015/1/16
- 寸法10.9 x 1.2 x 17.3 cm
- ISBN-104062882981
- ISBN-13978-4062882989
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2015/1/16)
- 発売日 : 2015/1/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 238ページ
- ISBN-10 : 4062882981
- ISBN-13 : 978-4062882989
- 寸法 : 10.9 x 1.2 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 509,121位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,999位講談社現代新書
- - 49,270位科学・テクノロジー (本)
- - 88,247位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
略歴
灘中学・灘高校を卒業。
東京大学工学部を卒業。
東京大学大学院を修了。
東京大学新聞研究所(現・大学院情報学環)を修了。
NHKアナウンサー。
北里大学医学部を卒業。
医師免許を取得。
(厚生労働省・医籍登録番号417066)
加藤紘一元自民党幹事長の公設第一秘書として科学技術政策の立案に取り組む。
東京大学大学院・医学博士課程修了。
【現在】
東京理科大学客員教授
自律神経や脳機能に関する応用研究に従事
本郷赤門前クリニック・院長
受験生専門の心療内科クリニックを開設
学習カウンセリング協会・理事長
受験生の父母や学習塾・予備校・中学・高校の教員に対し、適切な教育法の指導・普及に努めている。
人間情報学会・理事、ヘルスケア部会長
世界最小の心電計の応用研究、脳の冷却研究に従事
元素カンファレンス代表
WIN主席研究員
国際カラーデザイン協会・理事
運動脳機能研究会・代表
総務省ITC利活用遠隔医療研究・プロジェクトリーダー
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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著者の出身である灘中高の先生から教わった勉強法のエピソードが多く出てくるが、有用な内容も少なくなかったです。受験のメンタル面や本番での得点力の向上の話が多く記載されている。
本著全体を一言で言うと、多くの受験生が、試験合格という目的に対してあまりに大きな戦略ミスを犯しているということ。過去問の活用・模試の利用・時間活用等々、全てが甘い−合理的ではない。逆に言えば、いくらでも改善の余地があるということなのである。そういう意味で、試験に向けての様々な取り組み方などは、もしかすると当たり前なのかもしれないが、とても新鮮だった(大学受験時に初めて通った予備校(駿台)ではそんな基本的なことは教えてくれない)。100メートル走で調子の良い時と悪い時の差はせいぜい10%程度だが、勉強のときは50%を超えるというのは示唆に富んでいる。これをいかに縮めるかが「合理性」ということになる。ストレスの解消などのメンタル面も受験生に押しかる重圧を考えれば、決して無視できないと思う(受験勉強中の恋愛のあり方の考察はちょっと微笑ましい)。
お役立ち技術で行くと、第4章ラインマーカーの引き方は秀逸(自分も参考にしようと思う)。第三章の記憶法で赤マーカー・緑シートの記憶法をこき下ろしているところは苦笑してしまった(私もやってみて全く覚えられなかった経験がある)。第6章の選択肢問題のお作法なども一生ものの方法論だろう(みんな近いことはやっているだろうが、これは洗練されていると思う)。
なお、本著は、頭が良い人向けの記載が多いので、そのまま全て鵜呑みにしない方が良いだろう。中学に入った時に、東大の入試問題を解いてみるなどのエピソードは、ちょっと驚き(とはいえ、著者も殆ど0点だったようだが)。読者が自分の状況に合わせて読み替えれば、得るものは多いだろう。
理科三3人合格の佐藤さんといい悪くはないのですが、具体的にここで書けませんが、灘高校生と普通の子供とは違います。
上の内容に書いてあるようなことがあります。
あとはメンタルメンと灘高がすごかった話
それ以上の細かいテクニックは灘高で学んだ基礎があってこそ
のような気がします
これ一冊しか買わないなら+1
他の受験本も読んだことあるなら新しい発見はないと思います
ぜひ実践します!そして合格をつかみます!
試験以外に何か目標あるのでしょうか、内容が断片的でした。
公開されている受験テクニックはそれほど珍しいものではなく、実践しようと思えば誰でも可能なものばかりですが、継続は力なりと言うように、毎日規則正しく勉強するのはなかなか難しい。著者は東大受験を「難解なパズルを解く」ようなものだと述べていますが、炯眼だと思いました。答えはあらかじめ用意されており、自己の思考力のみを頼りに解答を導き出す知的営みです。また灘中の入学試験が東大入試問題をモデルに作問され、知識重視ではなく、思考力・活用力重視であることを指摘し、些末な知識は必要なく、思考の筋道・論理・応用を見る問題であることを見抜いています。ここからさまざまな受験テクニックが公開されるのですが、例えば英単語の暗記法、特に語源分析は役に立ちますが、前後の文脈から未知の単語の意味を推測する方法も書いて欲しかったところです。他にもラインマーカーの色の使い方(薄い色から濃い色へ)、過去問を勉強のはじめに解き、ゴール(到達点)を一望する方法、解答の時間配分の仕方、ケアレスミスを防ぐ方法など個別のテクニックへのこだわりは心療内科医としての臨床経験も生かされています。
本書からわかったことは、著者にとって受験勉強とは孤独な知的営みであり、限られた時間内で合理的・効率的に自己の鍛え上げた思考力で問題を解くことです。しかし、このようにして身につけた受験テクニックというものが果たして社会人として生きていくためにどれだけ有効であるかということは未知数です。なぜ学校というものが存在しているのかということを考えると人間として必要な社会性を身につけること、集団生活への適応、要するに学習もまた集団学習を通して社会に必要な様々な資質、独創性や個性、協調性などを学んでいく。集団学習は民主社会の小モデルとして実践されていく。このように考えると、著者の孤独な個別学習の限界というものもまた見えてくるのではないでしょうか。自己が成功するだけではなく、他者を助けたり、自己が他者に影響を与えたり、まだ自らも他者から影響を受けるという相互作用が教育には必要であり、受験テクニックに限定しても有効であるはずです。このような視点も大切ではないか、ここから学校における授業の重要さ、友人関係の大切さ、他者を思いやる心も必要です。こうした社会的観点が論文作成に求められる思考力でもあります。
とはいえ、これだけ徹底的に個別学習の重要性を指摘した本は珍しい。病を克服した著者であるからこそ書けた本だと思います。受験生本人はもとより、受験生を持つ保護者、学校教員、転職や受験に挑む社会人にもお勧めの好著です。
・いわゆる難問を解くには、まず設問に対して興味を持った上で「この問題の本質は
こういうことか?」「じゃあ、使える公式はこれかな?」と試行錯誤し一歩一歩進める。
・「スーパーマン暗唱」
少し両足を広げ、胸を張り、両手を腰に当てる。このポーズをとるだけでヤル気を高める。
さらにこの時、英語構文、漢文など暗唱しよう。
・灘高の教室には前後左右に黒板がある。
・運動、趣味、娯楽は削らない。隙間時間をうまくマネジメントせよ。
・過去問を解くと色んな発見がある
初めは出題傾向がわかるだけ
次に出題者の意図(目的)がみえてくる
同じ傾向の問題を自分でも作れるようになる
故に、過去問はなるべく早く取り組むべし。
・オーディオ勉強法・・・自分で吹き込んだ民法や商法の判例や細かい暗記事項を
吹き込み聴き暗記する。その時イヤホンからでてくるフレーズに自分の口を合わせて
呟くと記憶の定着率が上がる。
・ウソでもいいから笑顔をつくれ。前向きな気分をもたらす。
・マーカー記憶法は役に立たない(というより害)。
必要なのは安定した長期記憶にするには,精緻化リハーサル(知識を相互に関連付けて
構造化し理解する)というプロセスが不可欠。
吉田氏は受験のプロといえる人物であり、実際に成果を上げられているので説得力が高い。