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『赤毛のアン』と花子: 翻訳者・村岡花子の物語 (ヒューマンノンフィクション) 単行本 – 2014/3/11

村岡恵理 (著), 布川愛子 (イラスト)

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カナダの作家、ルーシー・モード・モンゴメリの書いた『赤毛のアン』を読んだことがありますか? 赤毛でやせっぽちのアンという孤児の女の子が、優しい養父母と出会い、元気に成長していく物語です。
この作品を、初めて翻訳して日本に紹介したのが、村岡花子です。花子は、幼い頃から文学的な才能をあらわし、カナダ人宣教師がつくった東洋英和女学校で勉強し、英米文学とその環境にふれます。短歌も学ぶことで、鋭い日本語のセンスも合わせてみがき、英語で書かれた文学を、わかりやすい日本語にして読者に届け始めます。特に、日本にあまりなかった子どもや女性に向けた物語を美しい日本語で紹介していきます。
第二次世界大戦が始まると、お世話になったカナダ人の先生がたや同僚は、次々と母国に帰ってしまいます。そのときに手渡されたのが、『アン・オブ・グリン・ゲイブルス』。敵国語が禁じられるなか、花子は隠れて翻訳を続けます。先の見えない生活のなかで、この本から大きな夢や希望をもらっていたのです。そして戦後7年がたったとき、この物語は『赤毛のアン』として出版されるや日本の女性たちの心をつかみ、ベストセラーとなります。花子が元気をもらったように、この物語はたくさんの人々の心に残る物語となったのです。
本書では、「アン」と花子の不思議と似ている点について紹介しながら、花子の生涯を紹介しています。著者は、村岡恵理さん。村岡花子の孫にあたる恵理さんは、『アンのゆりかご』という本で、花子の一生について本を書きました。本書は、その児童書版ともいうべきもので、『赤毛のアン』を読んだ人も、これから読む人にも楽しめる物語になっています。

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本の長さ

206ページ
言語

日本語
出版社

学研プラス
発売日

2014/3/11
寸法

15.8 x 2.1 x 21.8 cm
ISBN-10

4052039629
ISBN-13

978-4052039621
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商品の説明

著者について

『赤毛のアン』を日本に最初に紹介した翻訳家・村岡花子の孫。祖母・村岡花子の書斎を「赤毛のアン記念館・村岡花子文庫」として資料保存している。著作に、『アンのゆりかご村岡花子の生涯』などがある。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 学研プラス (2014/3/11)
発売日 ‏ : ‎ 2014/3/11
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 206ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4052039629
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4052039621
寸法 ‏ : ‎ 15.8 x 2.1 x 21.8 cm

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おののこまち

子供が読書感想文に書きました

2016年9月21日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

数年前のＮＨＫ朝の連ドラを毎日見ていました。この本は図書館で借りて、とてもよかったので子供が学校の読書感想文を書くために選びました。村岡花子さんは、子供時代からいろいろ困難に打ち勝って女流翻訳家として活躍し、子供たちに夢と希望を与えてきた人です。この本を読むと「自分も頑張らなきゃ」と励まされるかんじがします。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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渡辺　佐知子

間に合いました

2016年9月16日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

新本で買おうと思っていたのですが、状態の良いものがあり、わりと早く着いたので子供の読書感想文に間に合いました。良かったです。

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くら一

赤毛のアン

2014年6月1日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

きれいでした。早く送ってくれてありがたかったです。ありがとう。

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araso

時代を先駆けた女性

2014年6月23日に日本でレビュー済み

年長から愛読できる花子さんさんへの作者の尊敬と優しさのが詰まってる絵本です。
写真と凛とした挿絵がところどころに有り一緒に楽しめました。
花子さんより２０数年後に短い小説家人生を送られた松田瓊子さんも「赤毛のアン」を読まれていたことでしょう。
このころの女性は本当に素敵な方が多くて嬉しくなります。

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ひとさん

心温まる本

2021年7月4日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

心が豊かになる本でした。
夢を持って生きていきたいです。

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