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三鬼 三島屋変調百物語四之続 (角川文庫) 文庫 – 2019/6/14
宮部 みゆき
(著)
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亡者が集う家や食いしん坊の守り神。不思議がいっぱい黒白の間へようこそ。
此度の語り手は山陰の小藩の元江戸家老。彼が山番士として送られた寒村で知った恐ろしい秘密とは!? せつなくて怖いお話が満載! おちかが聞き手をつとめる変わり百物語、「三島屋」シリーズ文庫最新刊!
此度の語り手は山陰の小藩の元江戸家老。彼が山番士として送られた寒村で知った恐ろしい秘密とは!? せつなくて怖いお話が満載! おちかが聞き手をつとめる変わり百物語、「三島屋」シリーズ文庫最新刊!
- 本の長さ672ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2019/6/14
- 寸法10.8 x 2.4 x 15 cm
- ISBN-104041077613
- ISBN-13978-4041077610
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商品の説明
著者について
●宮部 みゆき:1960年東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール読物新人賞を受賞。『龍は眠る』(日本推理作家協会賞)、『本所深川ふしぎ草子』(吉川英治文学新人賞)、『火車』(山本周五郎賞)、『理由』(直木賞)ほか著書、受賞歴多数。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 一般文庫版 (2019/6/14)
- 発売日 : 2019/6/14
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 672ページ
- ISBN-10 : 4041077613
- ISBN-13 : 978-4041077610
- 寸法 : 10.8 x 2.4 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 12,414位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年生まれ。東京都出身。東京都立墨田川高校卒業。
法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。
1992年 「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞長編部門、 同年「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞。1993年 「火車」で第6回山本周五郎賞。1997年 「蒲生邸事件」で第18回日本SF大賞。1999年 「理由」で第120回直木賞。2001年 「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞 、 第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。2007年 「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞。2008年 英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award 受賞。2022年 第70回菊池寛賞受賞。
イメージ付きのレビュー
5 星
怪奇より人間の業の恐怖
このシリーズの奇数巻は陰惨、偶数巻はユーモアという特色がありますが、四巻目に当たる本書は物恐ろしさを感じさせる話から思わず笑みがこぼれる軽妙な話などバランスよく収められています。絵師の狂気に近い亡くした子共への愛情が怪奇を招いた『迷いの旅籠』。餓鬼に憑かれた仕出し屋がそのユニークな半生を語る『食客ひだる神』。鬼が棲むと恐れられる過酷な山に赴任させられた武士が人の業の醜さ残酷さを痛感しながら、その業の化身である鬼の正体が自分の心や人の中に棲む闇が生み出した怪物だと悟る『三鬼』。最後は家の守り神でありながら守護する家の美しい娘を人身御供にしなければならず、姉を捧げ物とされ十四歳で心の時間を止めてしまった老婆が生き霊となっておちかに訴えにきた『おくらさま』の全四編が宮部さんの変わらぬ冴えた筆致で綴られています。また『おくらさま』では馴染み深い人との別れや、おちかの人生に深く関わる人物との新たな出会いなど次巻の『あやかし草紙』へ繋がるターニングポイントが訪れますので、シリーズを全て読まれている方、或いは宮部みゆきファンの方は必読です。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みたい本が手頃な価格で、本屋さんに出掛けることなく、手に入るのは嬉しいです。
2023年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても早く送って頂きました。
書籍もとても良い状態でした。
書籍もとても良い状態でした。
2021年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中古図書として、安価に購入したのですが届いたものは、ほぼ新品の本でした。ありがとうございました。
2021年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「百物語」シリーズの第四作。"おちか"の胸の痞えをほぐすために、"おちか"を怪異・因縁譚の聞き手として「百物語」を語ると共に全体を人情譚として纏め上げるという本シリーズのコンセプトを私は気に入って(遅ればせがら)初作から順に読み始めた所。本作ではこれまでの経緯を説明した「序」を除けば、「迷いの旅籠」、「食客ひだる神」、「三鬼」(表題作)及び「おくらさま」の4つの不思議話を収録している。
200頁を越える「迷いの旅籠」は、語り手が村の名主から派遣された13歳の"おつぎ"という少女で、語りも「旅籠」に関するものである上に、村の領主に聞かせる前の"下稽古"のために"おちか"の元を訪れたという設定上の工夫がまず目を惹く。女性の<あかり様>という田圃の神様の存在、"春分の日"には村を上げて<あかり様>を眠りから起こすための<行燈祭り>をするという慣行、江戸から来た絵師が顔料を探すために名主の"離れ家"(名主が父親(ご隠居様)を蟄居させた。これが「旅籠」という事であり、ご隠居様の怨みが本線だろう)がある禁忌の森へと"おつぎ"が案内したという設定。そして、領主が今年の<行燈祭り>の中止を言い渡し、村人に不満・不安が募ると、絵師が"離れ家"に灯りを灯して大行燈の代替をするという案を披歴する展開、"離れ家"の改修中にご隠居様の幽霊を見た"おつぎ"(語り手となった説明)、絵師が実は愛妻・息子を亡くしており、「死者をこの世に呼び戻す」技術を求めて全国を旅しているという因縁譚(読者の予想に反して怨念・妄執の主体を入れ替える巧妙さ)。「人の心の中に棲む妖怪」と人情譚を混淆させると共に、農村の哀しい因習・生きる事の尊さを描いた逸品。「食客ひだる神」は、花見の季節を舞台として、<だるま屋>という美味しい弁当を出すのに書き入れ時の夏には店を閉めるという謎を持つ仕出し屋を扱ったもの。語り手は当然<だるま屋>の亭主の房五郎。<ひだる神>に取り憑かれた話が出て来るが、全編、"食べ物尽くし"という趣向で元々ユーモア味が濃い上に、<ひだる神>が商売繁盛をもたらした経緯、上述の謎のユーモラスな理由及び房五郎の妻との出会いから現在まで続く仲睦まじさを描いて爽やかな佳品。
表題作の「三鬼」は、家老を務めていた主家が改易させられた貫禄溢れる高齢の元武士の村井が語り手。村井は藩の恒久的経済的困窮振り及び若い頃の妹の志津の誘拐・暴力・凌辱事件を語る(しかも犯人は藩士)。一転して重い内容である。更に、犯人3人組に対して正々堂々と立ち合いを申し出て、首謀者を切捨て、残りの2人は逃げ去り、村井は切腹を試みるが師範に止められ、斬首は免れるが"山番士"という嫌われ役に回された経緯を語る。そして、怪異・因縁譚はこれからで、古参の山奉行与力は「森には鬼が居る」と言う。「鬼」とは極寒で経済的困窮に喘いでいる山村(あるいは藩の理不尽な業)の表象だろうが、その「鬼」に依る雪崩から村井の命を救ったのは志津がお守りとして贈った"志津の黒髪"だったという鬼気迫る因果・人情譚。志津の造形も巧み。掉尾の「おくらさま」は、怪我をした"おちか"の従兄の富次郎に纏わる話だが、三島屋に立ち寄った貸本屋の若旦那の幹一と"おちか"との縁談を"お勝"が予言するという打って変った明るい話。語り手も童心を忘れない老婆で「おくらさま」という不思議話が"おちか"の決意に影響を与えるという楽しい創り。青野が江戸を去る事になってしまい、"おちか"が"お勝"の予言通り幹一を選ぶか否かの期待を次作に持たせる佳品。"おちか"の成長を映し出す怪異・因縁・人情譚を硬軟自在に描き分ける作者の手腕が際立つ珠玉の短編集だと思った。
200頁を越える「迷いの旅籠」は、語り手が村の名主から派遣された13歳の"おつぎ"という少女で、語りも「旅籠」に関するものである上に、村の領主に聞かせる前の"下稽古"のために"おちか"の元を訪れたという設定上の工夫がまず目を惹く。女性の<あかり様>という田圃の神様の存在、"春分の日"には村を上げて<あかり様>を眠りから起こすための<行燈祭り>をするという慣行、江戸から来た絵師が顔料を探すために名主の"離れ家"(名主が父親(ご隠居様)を蟄居させた。これが「旅籠」という事であり、ご隠居様の怨みが本線だろう)がある禁忌の森へと"おつぎ"が案内したという設定。そして、領主が今年の<行燈祭り>の中止を言い渡し、村人に不満・不安が募ると、絵師が"離れ家"に灯りを灯して大行燈の代替をするという案を披歴する展開、"離れ家"の改修中にご隠居様の幽霊を見た"おつぎ"(語り手となった説明)、絵師が実は愛妻・息子を亡くしており、「死者をこの世に呼び戻す」技術を求めて全国を旅しているという因縁譚(読者の予想に反して怨念・妄執の主体を入れ替える巧妙さ)。「人の心の中に棲む妖怪」と人情譚を混淆させると共に、農村の哀しい因習・生きる事の尊さを描いた逸品。「食客ひだる神」は、花見の季節を舞台として、<だるま屋>という美味しい弁当を出すのに書き入れ時の夏には店を閉めるという謎を持つ仕出し屋を扱ったもの。語り手は当然<だるま屋>の亭主の房五郎。<ひだる神>に取り憑かれた話が出て来るが、全編、"食べ物尽くし"という趣向で元々ユーモア味が濃い上に、<ひだる神>が商売繁盛をもたらした経緯、上述の謎のユーモラスな理由及び房五郎の妻との出会いから現在まで続く仲睦まじさを描いて爽やかな佳品。
表題作の「三鬼」は、家老を務めていた主家が改易させられた貫禄溢れる高齢の元武士の村井が語り手。村井は藩の恒久的経済的困窮振り及び若い頃の妹の志津の誘拐・暴力・凌辱事件を語る(しかも犯人は藩士)。一転して重い内容である。更に、犯人3人組に対して正々堂々と立ち合いを申し出て、首謀者を切捨て、残りの2人は逃げ去り、村井は切腹を試みるが師範に止められ、斬首は免れるが"山番士"という嫌われ役に回された経緯を語る。そして、怪異・因縁譚はこれからで、古参の山奉行与力は「森には鬼が居る」と言う。「鬼」とは極寒で経済的困窮に喘いでいる山村(あるいは藩の理不尽な業)の表象だろうが、その「鬼」に依る雪崩から村井の命を救ったのは志津がお守りとして贈った"志津の黒髪"だったという鬼気迫る因果・人情譚。志津の造形も巧み。掉尾の「おくらさま」は、怪我をした"おちか"の従兄の富次郎に纏わる話だが、三島屋に立ち寄った貸本屋の若旦那の幹一と"おちか"との縁談を"お勝"が予言するという打って変った明るい話。語り手も童心を忘れない老婆で「おくらさま」という不思議話が"おちか"の決意に影響を与えるという楽しい創り。青野が江戸を去る事になってしまい、"おちか"が"お勝"の予言通り幹一を選ぶか否かの期待を次作に持たせる佳品。"おちか"の成長を映し出す怪異・因縁・人情譚を硬軟自在に描き分ける作者の手腕が際立つ珠玉の短編集だと思った。
2020年10月11日に日本でレビュー済み
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「三島屋変調百物語」シリーズの第4巻目ですね。今回は、「人の心が、どんな幽霊よりも恐ろしい」、という話が中心ですが、「第2話 食客ひだる神」なんかは、この作者が得意とする「人外のものだけど、どこか憎めない、ほのぼの系あやかし」キャラのお話で、ほっこりできます。第3巻が、かなり後味の悪い話中心だった気がするので、今回は、まあまあ、ほっと、言う感じ。現在、このシリーズは5巻目までが文庫、6巻目はハードカバーのみで、7巻目相当部分が、新聞連載中だそうです。