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迷子の魂 大型本 – 2020/11/7
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あるところに、忙しすぎて魂をなくしてしまった男がいた。男は医師の助言にしたがい、迷子になった魂をじっと待つことにする。すると――。ノーベル文学賞作家トカルチュクが、コンセホのノスタルジックな絵とともに贈る、子どもたちと、忙しい大人たちのための、大切な魂のものがたり。2018年ボローニャ・ラガッツィ賞受賞作。
- 本の長さ48ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2020/11/7
- 寸法19.5 x 1.2 x 26.4 cm
- ISBN-104000248324
- ISBN-13978-4000248327
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2020/11/7)
- 発売日 : 2020/11/7
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 48ページ
- ISBN-10 : 4000248324
- ISBN-13 : 978-4000248327
- 寸法 : 19.5 x 1.2 x 26.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 410,303位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 112,777位文学・評論 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラジオで、お勧めの絵本にあげられてました。読んでいくと『そうだよ!そうなんだよ!…』と声に出している私がいるんです。効率的が最も大事になっているこの頃。どこかに置いてきた大切な事を探さなきゃ❣️
2020年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思った以上に文章自体は少なく、お話も発想も目新しい感じのものではなかったかなと思いました。大人だと、絵本や児童文学を読み慣れていなかったりメタファーという手法に慣れていない人ならハっとするのかなと思いました。ビジュアル的な演出が凝っていて、お話というより絵を見る絵本という感じ。表紙を見ると物静かで大人っぽい内容と思ってしまいそうですが、まだお話が理解できない小さな子でも絵の静けさや空気にうっとりする子もいるでしょうし、メッセージはとてもシンプルですから、数度読めば段階的に理解していってくれそうな内容です。
2022年9月14日に日本でレビュー済み
2017年、オルガ・トカルチュク(文)、ヨアンナ・コンセホ(絵)の絵本作品です。
原題「Zgubiona Dusza」
ボローニャ・ラガッツィ賞優秀賞・受賞。
邦訳版は、小椋彩(おぐらひかる)さんの訳で2020年刊。
むかし、ものすごくよく働く人がいた。
眠って食べて働いて、ドライヴしてテニスもして、普通に暮らしていた。
だが、旅行中のある日、ホテルで息ができないような気がした。
どこにいるのか? なぜここへ来たのか? 自分の名前も・・・分からなかった。
彼は、賢い老医師のもとへ出かけることにした・・・
ポーランドのノーベル文学賞作家オルガ・トカルチュク、初の絵本です。
主人公の男性は、世間一般で言う”まともな人”ですが、
実態は、職場と自宅を往復するばかりの虫のような存在。
周囲との繋がりが希薄で、
人工的な世界、それも一定の範囲内をグルグル徘徊する、
触覚の抜けたアリのような存在なのでしょう。
ストーリーは、失われた魂を取り戻す物語と言えますが、
より正確に言えば、心身分裂状態の人が、心身の統一を取り戻す物語であり、
同時に、モナド化した人が、周囲との繋がりを取り戻す物語でもあります。
本書は、文章のほとんどが1ページに収められ、
後は、絵をじっくりと見てストーリーを追っていく、という構成。
文章は、極力無駄を削ぎ落とした”Less is More”なストーリーを語り、
一連の絵が、言葉以上にストーリーを語っているのが、とても印象的です。
特に絵は、見る度に見入る時間が長くなってしまいます。 奥深い。
翻訳は、他のトカルチュク作品と同じく小椋彩さんです。
絵本であっても、違和感なく読めます。
この絵本には、
”トカルチュクとコンセホが、同時代を生きる人々と共有したい世界”
が描かれているのだと思います。
(少しばかりの”言葉への不信”と共に)
多忙な方、移動が絶えない方、本書に・トカルチュクに関心のある方は、
是非一度、手に取ってもらいたいです。
なお、本書は、基本的には大人向けです。
前述のよう、文章はほぼ1ページなので、読み聞かせには向きません。
お子さん向けに考えている方は、前もって現物をチェックしたほうがいいでしょう。
原題「Zgubiona Dusza」
ボローニャ・ラガッツィ賞優秀賞・受賞。
邦訳版は、小椋彩(おぐらひかる)さんの訳で2020年刊。
むかし、ものすごくよく働く人がいた。
眠って食べて働いて、ドライヴしてテニスもして、普通に暮らしていた。
だが、旅行中のある日、ホテルで息ができないような気がした。
どこにいるのか? なぜここへ来たのか? 自分の名前も・・・分からなかった。
彼は、賢い老医師のもとへ出かけることにした・・・
ポーランドのノーベル文学賞作家オルガ・トカルチュク、初の絵本です。
主人公の男性は、世間一般で言う”まともな人”ですが、
実態は、職場と自宅を往復するばかりの虫のような存在。
周囲との繋がりが希薄で、
人工的な世界、それも一定の範囲内をグルグル徘徊する、
触覚の抜けたアリのような存在なのでしょう。
ストーリーは、失われた魂を取り戻す物語と言えますが、
より正確に言えば、心身分裂状態の人が、心身の統一を取り戻す物語であり、
同時に、モナド化した人が、周囲との繋がりを取り戻す物語でもあります。
本書は、文章のほとんどが1ページに収められ、
後は、絵をじっくりと見てストーリーを追っていく、という構成。
文章は、極力無駄を削ぎ落とした”Less is More”なストーリーを語り、
一連の絵が、言葉以上にストーリーを語っているのが、とても印象的です。
特に絵は、見る度に見入る時間が長くなってしまいます。 奥深い。
翻訳は、他のトカルチュク作品と同じく小椋彩さんです。
絵本であっても、違和感なく読めます。
この絵本には、
”トカルチュクとコンセホが、同時代を生きる人々と共有したい世界”
が描かれているのだと思います。
(少しばかりの”言葉への不信”と共に)
多忙な方、移動が絶えない方、本書に・トカルチュクに関心のある方は、
是非一度、手に取ってもらいたいです。
なお、本書は、基本的には大人向けです。
前述のよう、文章はほぼ1ページなので、読み聞かせには向きません。
お子さん向けに考えている方は、前もって現物をチェックしたほうがいいでしょう。
2022年3月21日に日本でレビュー済み
ともにポーランド生まれの、2019年、前年度のノーベル文学賞を受賞したオルガ・トカレチュクの文、ヨアンナ・コンセホの絵による、大人のための絵本。
魂を置き忘れたような現代の、疲弊した人に、ぜひ手にとってほしいと思った。
文字のあるページは驚くほど少ない。
が、この一冊が語ることは、多い。
表紙、表紙の裏から、裏表紙まで、とても丁寧に作られている。
その一つ一つをじっくりと、何度も味わうと、ゆっくりと、自分が蘇生してきたような気持ちになった。
翻訳者の配慮なのか、編集者の配慮なのか、漢字にふりがなが振られている。
小学生でも、読む気があれば、この一冊を楽しめるように、との気遣いが感じられる。
とても素敵な本だ。
魂を置き忘れたような現代の、疲弊した人に、ぜひ手にとってほしいと思った。
文字のあるページは驚くほど少ない。
が、この一冊が語ることは、多い。
表紙、表紙の裏から、裏表紙まで、とても丁寧に作られている。
その一つ一つをじっくりと、何度も味わうと、ゆっくりと、自分が蘇生してきたような気持ちになった。
翻訳者の配慮なのか、編集者の配慮なのか、漢字にふりがなが振られている。
小学生でも、読む気があれば、この一冊を楽しめるように、との気遣いが感じられる。
とても素敵な本だ。