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夜更かしの社会史: 安眠と不眠の日本近現代

出版社:吉川弘文館
単行本:266ページ
発売日:2024/02/02
価格:4180円
キーワード:   社会史  日本  現代 
夜更かしの社会史: 安眠と不眠の日本近現代
       

<マイリスト>

<目次>

安眠/不眠を欲望する社会
1部 眠らない工場の出現―生産領域の不眠化
  • 規範化する睡眠とロマン化する不眠―二〇世紀初頭における睡眠言説のマッピング
  • 「夜なべ」の近代史
  • 夜業と興奮剤の二〇世紀―ヒロポンからコーヒーへ
2部 眠らない街の出現―消費領域の不眠化
  • 夜の消費文化と商業照明
  • 盛り場と安眠妨害―夜間レジャー施設の営業音の問題化過程
3部 安眠を支えるモノたち―睡眠の商品化
  • 寝床を電化する―「電気あんか」の技術社会史
  • 時間の再魔術化と呪術的なモノの蘇り―「寝かしつけ」をめぐって
4部 眠りの人工的制御という夢―睡眠の資源化
  • 覚醒と睡眠のあいだを生きる―坂口安吾の覚醒剤と睡眠薬
  • 夢の勉強法としての睡眠学習
眠りのコントロールからマネジメントへ―二〇〇〇年代以降の睡眠言説

<新聞書評>

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