序章 敗者を生きる
第1章 英雄であり、残忍な支配者―リー・クアンユー
第2章 戦前日本を賛美する胸のうち―李登輝/張有忠
第3章 深い傷を負っても切れない絆―呉建民/王緝思/許智宏
第4章 「東郷神話」と「日本の乙女」―ブトロス・ガリ
第5章 ドイツ占領下で、北斎の衝撃―アンジェイ・ワイダ
第6章 南北戦争と明治維新という並行―ジョン・ダワー
第7章 満洲と広島、建築への衝撃―レム・コールハース
第8章 アジア両端で西洋近代と対峙―オルハン・パムク
終章 第三の敗戦を乗り越えて