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戦争と児童文学

著者:繁内理恵 
出版社:みすず書房
単行本:280ページ
発売日:2021/12/14
価格:3520円
分類: ノンフィクション  児童文学評論  文学・評論 
キーワード: 戦争  児童  文学 
戦争と児童文学
       

<マイリスト>

<目次>

小さきものへのまなざし 小さきものからのまなざし―越えてゆく小さな記憶 朽木祥『彼岸花はきつねのかんざし』『八月の光 失われた声に耳をすませて』
命に線を引かない、あたたかな混沌の場所―クラップヘクのヒューマニズムの懐に抱かれて エルス・ペルフロム『第八森の子どもたち』
空爆と暴力と少年たち―顔の見えない戦争のはじまり ロバート・ウェストール『“機関銃要塞”の少年たち』
普通の家庭にやってきた戦争―究極の共感のかたち、共苦compassionを生きた弟 ロバート・ウェストール『弟の戦争』
基地の町に生きる少女たち―沈黙の圧力を解除する物語の力 岩瀬成子『ピース・ヴィレッジ』
国家と民族のはざまで生きる人々―狂気のジャングルを生き延びる少年が見た星 シンシア・カドハタ『象使いティンの戦争』
転がり落ちていくオレンジと希望―憎しみの中を走り抜ける少女 エリザベス・レアード『戦場のオレンジ』
核戦争を止めた火喰い男と少年の物語―愛と怒りの炎を受け継いで デイヴィッド・アーモンド『火を喰う者たち』
歴史の暗闇に眠る魂への旅―戦争責任と子ども 三木卓『ほろびた国の旅』
忘却と無関心の黙示録―壮絶な最期が語るもの グードルン・パウゼヴァング『片手の郵便配達人』

<新聞書評>

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