いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

夢みるインドネシア映画の挑戦 (シリーズ混成アジア映画の海)

著者:西芳実 
出版社:英明企画編集
単行本:368ページ
発売日:2021/12/27
価格:2750円
分類: その他の地域の歴史 
キーワード: 映画  挑戦 
夢みるインドネシア映画の挑戦 (シリーズ混成アジア映画の海)
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 インドネシアの夢と願いを映画にみる 序論―一九九八年政変以降を中心に
  • 多彩なインドネシアを構成する民族と言語、風土と社会
  • インドネシア映画史―一九二六年?一九九八年 ほか
第2部 父をめぐる国民の物語の模索―映画にみるインドネシアの家族像
  • 父という厄介者を描く―一九九八年スハルト退陣とリリ・リザ監督『クルドサック』、『ビューティフル・デイズ』、『GIE』、『虹の兵士たち』
  • 家族から父を消してみる―ニア・ディナタ監督の女家長による家づくり『分かち合う愛』、『三人姉妹(二〇一六年版)』、『窓』 ほか
第3部 信仰と規範、社会秩序の問い直し―呪縛と闘うインドネシア映画
  • 信仰が生む暴力と向き合う―バリ島爆弾テロ事件と宗教の不寛容『楽園への長き道』、『愛の逸脱』
  • 信仰実践を世界に発信する―インドネシアは世界の手本になるか『愛の章』、『欧州に輝く九九の光』、『望まれざる天国』 ほか
第4部 国民的悲劇を語り直し乗り越える―想像と連帯を促す映画の力
  • 「国民的悲劇」に向き合う―九月三〇日事件と「共産主義者狩り」の語り直し『紅いランタン』、『アクト・オブ・キリング』、『フォックストロット・シックス』
  • 失踪と別離に寄り添う―革命と政変が招いた溝の深さ『プラハからの手紙』、『他者の言葉の物語』、『ソロの孤独』、『サイエンス・オブ・フィクションズ』 ほか
資料

<新聞書評>