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戦前日本の私娼・性風俗産業と大衆社会: 売買春・恋愛の近現代史

著者:寺澤 優 
出版社:有志舎
単行本:311ページ
発売日:2022/12/30
価格:5500円
戦前日本の私娼・性風俗産業と大衆社会: 売買春・恋愛の近現代史
       

<マイリスト>

<目次>

序章 近代日本における私娼・性風俗研究の可能性
第1部 大正期の私娼と“準公娼制度”への編入―芸妓・酌婦の実態と震災後の再編
  • 大正芸妓の売買春と黙認問題
  • 東京二大銘酒屋街形成と「私娼撲滅」の挫折
  • 戦前期の全国芸妓屋同盟会の設立と拡大―逃亡防止ネットワークから仲裁機関へ
第2部 身売り問題と花柳界遊びにみる“準公娼制度”の限界
  • 身売りと都市売買春産業がかかえる問題―芸娼妓酌婦紹介業を中心に
  • 花柳界がうみだす花柳界弱者と廃娼論―村嶋歸之『歓楽の墓』から
  • 大正期の「恋愛」論における「個」と人格―厨川白村『近代の恋愛観』を中心に
第3部 「エロ・グロ・ナンセンス」時代の到来―売買春から「擬似恋愛」的性風俗産業へ
  • 一九三〇年代のカフェーの性風俗化による「女郎屋ハカイ」
  • カフェーにおける性の「大衆」化が示すもの―「擬似恋愛」と「自由」性の希求
  • ダンスホール閉鎖問題にみる戦時の性風俗・「自由恋愛」のゆくえ―「舞踏場及び舞踏教授所の取締に関する件」から ほか

<新聞書評>