序章 二つの国がいちばん近かった二年間
第1章 T.G.マサリクの日本訪問―一九一八年四月
第2章 オロヴャンナヤ駅での邂逅―チェコスロヴァキア軍団と日本軍の「蜜月」とその後
第3章 医療面での交流―東京の軍団傷病兵とウラジヴォストークの日本人看護婦
第4章 「最初にチェコ語を学んだ日本人」―山ノ井愛太郎をめぐって
第5章 「交流美談」の頂点―ヘフロン号事件
第6章 ハイラル事件(その一)―「藪の中」なのか?
第7章 ハイラル事件(その二)―装甲列車オルリークと三者調査委員会
終章 カトリック府中墓地に埋葬されている軍団兵士たちについて