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アメリカ社会の人種関係と記憶;歴史との対話

著者:樋口 映美 
出版社:彩流社
単行本:400ページ
発売日:2021/05/19
価格:1760円
分類: アメリカ史 
アメリカ社会の人種関係と記憶;歴史との対話
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 奴隷制時代の自由黒人とアメリカ社会(フランス/ハイチ革命の記憶と自由黒人(一七九〇年代?一八三〇年代)
自由黒人デンマークの蜂起未遂事件とチャールストン)
第2部 ウィルミントン事件の諸相
  • 再建期のせめぎあい―ウィルミントンでの白人優越主義
  • 「白い革命」(一八九八年
「白い革命」下の黒人市民)
第3部 黒人コミュニティの可能性―シカゴの事例
  • 黒人銀行家ジェシー・ビンガと仲間たち
  • シカゴ黒人新聞『ディフェンダー』の子供たち―ビリケン倶楽部の人種/国民意識(一九二一年?一九四二年)
第4部 歴史のなかの実態と虚像
  • 白い肌の「黒人」―アレックス・マンリー
  • 一九九〇年代の「文化戦争」―左翼ギトリンの思い
  • 二〇世紀アメリカにおける暴力の不可視化と秩序形成―キング象徴化と「カラーブラインド」の遺産
  • 二一世紀に続く?カラーブラインド―チャペルヒルの事例
  • 歴史の実態とマスター・ナラティヴ―活動家ブルース・ハートフォードとの対話から

<新聞書評>