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親切で世界を救えるか ぼんやり者のケア・カルチャー入門

著者:堀越英美 
出版社:太田出版
単行本(ソフトカバー):252ページ
発売日:2023/12/14
価格:2090円
分類: 評論・文学研究 
キーワード: 親切  世界  ケア 
評価 3.5   読者数 2.2
親切で世界を救えるか ぼんやり者のケア・カルチャー入門
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 ケアの復権
  • 『鬼滅の刃』にみるケアの倫理
  • ケアの価値を見直す―胡蝶しのぶと映画『ビルド・ア・ガール』か
  • 学校道徳と「家庭の天使」から遠くはなれて
  • 「ケア」と「面白」は和解せよ―90年代的冷笑と現代の「ケアする」ツッコミ
  • 学生運動の挫折と冷笑主義―母校の高校紛争体験記を読む
第2章 暗がりから見つめるケア
  • 子供の言葉を聞き続けるということ―映画『カモンカモン』の「暗がり」
  • 「人間」を疎外するシステムで、包摂される人々―村田紗耶香『コンビニ人間』とドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』
  • 読む女、手を動かす女―「かけ足が波に乗りたるかもしれぬ」と永井みみ『ミシンと金魚』
  • アニメ版『平家物語』にみるケアとセラピー
  • ぼんやりプリンセスとケアするヒーローのときめきの魔法―映画『金の国 水の国』とこんまりメソッド
第3章 家父長制に抗うケア
  • カルトは家庭の顔をする―『母親になって後悔してる』と映画『ミッドサマー』から考えるカルトへの抗い方
  • ドキュメンタリー『教えて?ネコのココロ』から考える猫と家父長制
  • 家父長制の国のハロウィン―暴動からボン・ジョヴィへ
  • 主婦バイトが『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』を読んだら
第4章 絆ではなく「親切」でつながるには
  • ドラマ『エルビス』が描く、守るべき者がいる人間の弱さと悪について
  • 親切で世界を救えるか―映画『すずめの戸締まり』とカート・ヴォネガット・ジュニア『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』
  • 磔にされることなく「親切になろう」と言うために―『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
あとがきにかえて―こねこのぴっちが家出をした日

<堀越英美の本>