- 多層建築のイメージ
- 一八五四年ニューヨーク―技術史において唯一の始まりを語れるのか
- エレベーター事故―ロープに対する不信感
- 縦穴の理論
- 直線化の建築様式
- 階のあいだの無―エレベーターの不連続原理について
- グランドホテル
- 貧しき詩人たち、世をはばかる夫婦―屋根裏部屋、一八三九年
- 階の病理学―集合賃貸住宅に対する衛生推進者たちの戦い
- 世紀転換期の文学における屋根裏部屋の意味
- 変容のコンセプト
- 名人芸と責任―世紀転換期におけるエレベーター乗務員の立場
- 押しボタン式コントロールと自動運転への道
- 補論―押しボタンに関するささやかな心理学的考察
- 公の空間か私的な空間か―階段室という問題
- 異物から建物の核へ―建物内部へのエレベーターの同化
- 都市化と空間への怖れ―閉所恐怖症の触媒としてのエレベーター
- エレベーターの政治性
- エレベーターの語りの機能―文学、映画、テレビCM