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金持ちは、なぜ高いところに住むのか―近代都市はエレベーターが作った

著者:アンドレアス ベルナルト 
出版社:柏書房
単行本:405ページ
発売日:2016-05
価格:3024円
キーワード: 金持ち  近代  都市  エレベーター 
金持ちは、なぜ高いところに住むのか―近代都市はエレベーターが作った
       

<マイリスト>

<目次>

  • 多層建築のイメージ
  • 一八五四年ニューヨーク―技術史において唯一の始まりを語れるのか
  • エレベーター事故―ロープに対する不信感
第1章 裂け目―エレベーターによる垂直の構築
  • 縦穴の理論
  • 直線化の建築様式
  • 階のあいだの無―エレベーターの不連続原理について
第2章 階 屋根裏部屋からペントハウスへ―エレベーターと建物の垂直秩序
  • グランドホテル
  • 貧しき詩人たち、世をはばかる夫婦―屋根裏部屋、一八三九年
  • 階の病理学―集合賃貸住宅に対する衛生推進者たちの戦い
  • 世紀転換期の文学における屋根裏部屋の意味
  • 変容のコンセプト
第3章 インターフェイス―制御技術
  • 名人芸と責任―世紀転換期におけるエレベーター乗務員の立場
  • 押しボタン式コントロールと自動運転への道
  • 補論―押しボタンに関するささやかな心理学的考察
第4章 内装 エレベーターボックス―親密性と匿名性の交錯点
  • 公の空間か私的な空間か―階段室という問題
  • 異物から建物の核へ―建物内部へのエレベーターの同化
  • 都市化と空間への怖れ―閉所恐怖症の触媒としてのエレベーター
  • エレベーターの政治性
  • エレベーターの語りの機能―文学、映画、テレビCM

<新聞書評>

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