1 アカネズミは目をあけて眠る―「懸命に生きているんだなー」という思いが大切だ
2 動物行動学者、モモンガに怒られる―経済的利益と精神的利益が必要なのだ
3 スナヤツメを追って川人になる―人工的な環境でも共存はできる、間違いない
4 負傷したドバトとの出会いと別れ―“擬人化”はヒトにとって大切な思考活動なのだ
5 小さな島に一頭だけで生きるシカ―シカも、ヒトの生命を維持する装置である
6 脱皮しながら自分の皮を食べるヒキガエル―ヒトは、生まれつき生命に関心や愛情を抱く
7 タヌキは公衆トイレをつくる―街で暮らす動物たちのことをどう考えるか
8 コウモリにはいろいろな生物が寄生している―生きることと潜在的な危険は切り離せない
9 ザリガニに食われるアカハライモリ―動物との接し方に新しい規範が必要なときだ