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トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか

著者:羽根田治  飯田肇  金田正樹  山本正嘉 
レーベル: ヤマケイ文庫
出版社:山と渓谷社
文庫:368ページ
発売日:2012-07-23
分類: ノンフィクション  災害  登山・ハイキング 
評価 3.8   読者数 3.2
トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 大量遭難
  • 十五人の参加者と三人のガイド
  • ツアー初日
  • 差が出た濡れ対策
  • 出発の判断
  • 異変の徴候
  • 足並みの乱れ
  • 一気に進んだ低体温症
  • 介抱か下山か
  • 決死の下山
  • 遅すぎた救助要請
  • 喜びのない生還
第2章 証言
  • 面識のなかった三人のガイド
  • なぜ出発を強行したのか
  • 聞けなかった「引き返そう」のひとこと
  • 支えてくれた人たちのありがたさ
第3章 気象遭難
  • 遭難時の気象状況
  • トムラウシ山周辺の気象状況
  • 遭難時の気象の特異性
  • 気象から見たトムラウシ山遭難の問題点
第4章 低体温症
  • 低体温症との接点
  • 低体温症の基礎
  • トムラウシ山パーティの低体温症
  • 他パーティの低体温症
  • 低体温症の医学的考察
  • 多様な病態を示す低体温症
第5章 運動生理学
  • 気象的な問題
  • 身体特性の問題
  • 体力の問題
  • エネルギーの消費量と摂取量の問題
  • 事故防止に向けた提言
第6章 ツアー登山
  • ツアー会社は山のリスクを認識していたか
  • 安全配慮義務と旅程保証義務
  • ガイドの資格問題
  • 商品に反映されるツアー客のレベル
  • それでもツアー登山に参加するワケ
  • ツアー登山は自己責任か

<ブログ等>

<別版>

<羽根田治の本>

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