- 国体論とは何だったのか
- 本書の課題
- 「国体」とは何か
- 「国体」の発見
- ペリー来航と構造的磁場の形成 ほか
- 本居宣長が残したもの
- 秩序への模索―冨士谷御杖と平田篤胤
- 幕末期の国学 ほか
- なぜ岩倉具視なのか
- 王政復古への道
- 立憲制にむかって ほか
- 自由民権運動と国体論
- 新しい政治意識―「安民」から「幸福」へ
- “読む”人々と“演説”する人々 ほか
- 国民的記憶と国体論
- 久米邦武「神道祭天古俗」事件
- 開国をめぐる論戦―『開国始末』とその批判 ほか
- 行啓をどのように読み解くか
- 台湾統治の構造と田健治郎
- 摂政・皇太子裕仁の台湾行啓 ほか