いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

「音」と「声」の社会史: 見えない音と社会のつながりを観る

著者:坂田 謙司 
出版社:法律文化社
単行本(ソフトカバー):312ページ
発売日:2024/03/31
価格:3080円
分類: 社会学 
「音」と「声」の社会史: 見えない音と社会のつながりを観る
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 声と思考、音と人間の欲望
  • 人間と音、声の関わり史―太古の音と声のコミュニケーションの始まり
  • 人間の聴覚とコミュニケーション―発話と聞こえの仕組み(1
声は人間が生み出すハーモニー―発話と聞こえの仕組み(2))
第2部 音と声を運ぶ音声メディア
  • 瞽女と声の郵便―移動する声のメディアと身体
  • 社会に遍在する女性の声とジェンダー―自動音声はなぜ女性声なのか
  • 声のルッキズム―ジェンダーから声の社会性を読み解く
  • 音や声を残す欲望―オルゴールとレコード、エジソンと死者の声
  • 閉じた空間での音声メディアの存在―ナロウキャストラジオの存在と意味
第3部 人を助け、人を苦しめる音声メディア
  • 騒音と静寂―音と声をめぐる環境と社会
  • 声のダークサイド―声が命を奪う 戦争と声のプロパガンダ
  • 非日常と日常をつなぐ声―災害時にラジオが求められるもう一つの理由
終章 日本文化における音と声―豊かな文化との調和

<新聞書評>