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未婚と少子化 この国で子どもを産みにくい理由 (PHP新書)

著者:筒井淳也 
出版社:

発売日:2023/12/16
価格:1122円
分類: 労働問題  家族問題  統計法・人口統計・資源統計 
キーワード: 少子化    子ども  理由 
評価 4.1   読者数 2.2
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 少子化の何が問題か
  • 少子化問題を整理する
  • 国の人口と経済の規模
  • 数字を比較することの注意点
  • 的国内の地域的不均衡
  • 出生数も人口も減ることはほぼ確定
  • どういう社会をつくりたいのか
第2章 何が出生率の低下をもたらしたのか
  • 戦後の出生率の推移を詳しく見てみる
  • 現在に続く少子化は1970年代から
  • 晩婚化と未婚化
  • 政府の対応のちぐはぐさ
  • 「こどもまんなか」は少子化対策ではない
  • 結婚したくてもできないのか、結婚したくないのか
  • 晩婚化・未婚化の要因
第3章 少子化問題と自治体
  • 自治体の多様性
  • 人口規模、出生率、人口増加率ごとの特性
  • 雇用と住居費が鍵
  • 自治体の人口動態から見えてくること
  • 自治体の出生率の誤解
  • 自治体間の移住をどう理解するか
  • 移住しなくてよい状態は可能か?
第4章 グローバルな問題としての少子化
  • 少子化対策の背景はいろいろ
  • 婚外出生と子どもの格差
  • 「婚外出生」をめぐる誤解
  • 少子化と移民の関係
  • 移民による出生の影響
第5章 少子化に関わる政策と数字の見方
  • 財源論への傾注は避けるべき
  • 政策をバランスよく理解する
  • 少子化対策としての働き方改革
  • そもそも出生率をどう計算しているのか

<筒井淳也の本>