序論 長期安定政権になったのはなぜか(中北浩爾)
第1章 アベノミクス―首相に支配された財務省と日本銀行(上川龍之進)
第2章 選挙・世論対策―若年層を取り込んだ「静かなる革命」(境家史郎)
第3章 官邸主導―強力で安定したリーダーシップの条件(中北浩爾)
第4章 外交・安全保障―戦略性の追求(神保謙)
第5章 TPP・通商―世界でも有数のFTA国家に(寺田貴)
第6章 歴史問題―貫徹されたリアリズム(熊谷奈緒子)
第7章 与党統制―「首相支配」の浸透(竹中治堅)
第8章 女性政策―巧みなアジェンダ設定(辻由希)
第9章 憲法改正―なぜ実現できなかったのか(ケネス・盛・マッケルウェイン)