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井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室

著者:井上 ひさし 
レーベル: 新潮文庫
出版社:新潮社
文庫:273ページ
発売日:2001-12-26
分類: 日本語研究  論文作法・文章技術 
キーワード: 井上  仲間  作文  教室 
評価 3.6   読者数 3.3
井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室
       

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<目次>

作文の秘訣を一言でいえば、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということだけなんですね。
今回は、ずーっと初歩に戻ります。「文章」ではなくて、「作文」という、二歩も三歩も戻ったところへ…。
「必ず文章が間違った方向へ行く言葉」を、実はみなさん、たくさんお使いになっている。
今回は、自分が今いちばん悩んでいることを書いてください。
題名をつけるということで三分の一以上は書いた、ということになります。
いちばん大事なことは、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということ。
自分を研究して自分がいちばん大事に思っていること、辛いと思っていること、嬉しいと思っていることを書く。
この「自分本位」が、実は作文の基本なんです。
「読み手」のことを考えることが、実は「だれにもわかるように書く」ことなんですね。
「段落」とは簡単に言いますと「ひとまとまり」ですね。あるひとつの考え方の「ひとまとまり」と考えてください。〔ほか〕

<別版>

<井上 ひさしの本>

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