序論―マッハとニーチェ
力学的自然観とは―ヘルムホルツの到達点
実証主義の風潮―もう一つの予備的考察
エルンスト・マッハの生涯―風車と流れるもの
現象学的物理学の構想―マッハの思想1
感性的要素一元論―マッハの思想2
ゲシュタルト理論の成立
マッハと現象学の系譜
アインシュタインとフリードリッヒ・アードラーの交友
レーニンとロシア・マッハ主義者たち
ウィトゲンシュタイン/ウィーン学団/ケルゼン
“力への意志”―ニーチェの哲学
ホーフマンスタールとフッサール
ムージルに現れるマッハ/ニーチェ体験
マッハに感応するヴァレリーとムージル
二十世紀思想の展開