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ドイツ観念論 カント・フィヒテ・シェリング・ヘーゲル (講談社選書メチエ)

著者:村岡 晋一 
出版社:講談社
単行本(ソフトカバー):264ページ
発売日:2012/08/10
価格:1760円
分類: 西洋思想 
キーワード: ドイツ 
評価 3.8   読者数 2.2
ドイツ観念論 カント・フィヒテ・シェリング・ヘーゲル (講談社選書メチエ)
       

<マイリスト>

<目次>

序章 ドイツ観念論とは?
第1章 カント『純粋理性批判』の「歴史哲学」
  • 孤独な「私」から「われわれ」の共同体へ
  • 存在とは規則性である
  • 『世界市民という視点からみて普遍史の理念』
  • カントの「関係性の哲学」とラインホルとの「基礎哲学」
第2章 フィヒテの『知識学』―フランス革命の哲学
  • 自由の体系は可能か
  • 人間精神の実用的歴史
第3章 シェリング―自然史と共感の哲学者
  • 自然史と同種性の原理
  • 自己意識の前進的歴史
  • 同一哲学とヘーゲルの批判
  • ドイツ観念論以後のシェリング―「悪の形而上学」と「世界時間論」
第4章 ヘーゲル『精神現象学』―真理は「ことば」と「他者」のうちに住む
  • 『精神現象学』の成立と特徴
  • 感覚的確信―語られたものだけが真理である
  • 主人と奴隷の弁証法―他者との共存は可能か
  • ギリシアのポリス―“われわれ”としての精神
  • ヘーゲルとフランス革命
  • 道徳―歴史を創造する主体
  • 宗教―神はみずから死にたもう
  • 絶対知―「いま」「ここで」“それでよい”と語ること

<村岡 晋一の本>