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黄金と生命 ― 時間と練金の人類史

著者:鶴岡 真弓 
出版社:講談社
単行本:494ページ
発売日:2007/04/25
分類: ノンフィクション  文化人類学一般  歴史・地理 
キーワード: 黄金  生命  時間  人類史 
黄金と生命 ― 時間と練金の人類史
       

<マイリスト>

<目次>

プロローグ 黄金を射ぬく、または金属人類史
第1部 黄金の夜・金属篇―「生命時間に協力する」農耕民へ
  • 生命体としての金属―神話のなかの冶金術
  • 「万物の王」の発見―大地から誕生する最強の王
  • 「黄金の胎児」と農耕革命―女神と男権の戦火を超えて
  • 農耕民のニュートンたち―「時間に協力する」知と技の誕生
第2部 黄金の夜明け・錬金術篇―「生命時間を支配する」医者へ
  • 時間を加速する技=冶金術―死に涙したアダムと金属民の溶鉱炉
  • 『聖書』とギリシアの「知」の光―蛇、ヘルメス、イオニア派、アリストテレス
  • エジプトとイスラムの仲立ち―アレクサンドリア、グノーシス、イスラム
  • ヨーロッパ錬金術の誕生―金属と人間の「生命時間の統一」
第3部 黄金の真昼・貨幣篇―「生命時間を克服する」経済人へ
  • 巨龍の近代国家は黄金を求める―再来したリヴァイアサン
  • 『ファウスト』と紙幣―「想像の黄金」の近代
  • 貨幣の魔術―未来という担保
  • 「万物の王=黄金」のゆくえ―生命なき金属、または聖なるものの成就
エピローグ 「時間の聖劇」と眠りについた黄金

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