1 そう、俺があの山崎だ。
2 俺は奴のホラを信じた。それが不幸の始まりだった。
3 サイコロステーキみたいに細かくカットされたピンク色の人肉は、まるで桜の花が散るみたいに川面に吸い込まれていった。
4 あいつ、いい死に顔だったよな。考えてみれば奴も一番いい時期に死んだってわけだ。
5 あの異様な臭いが鼻をついた時、俺は生涯で最悪のものを目にした。
6 元はガキの頃からホラばかり吹いていた。だから俺たちはあいつのことをホラ元と呼んでいたんだ。
7 大久保清は死体を全部残している。あんな馬鹿、死刑になって当然だ。
8 気をつけろ、床下からマルチーズの死骸が出てきたぞ。
9 「僕にできることなら何でもする」そう言って検事は俺の前で土下座した。
10 関根と関わりがあった埼玉と群馬の行方不明者はたぶん全員が消されている。

