誘拐犯はカラスが知っている―天才動物行動学者 白井旗男―(新潮文庫) [Kindle]

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  • 訳あって引きこもり中の動物心理行動学者が警察の依頼を受けてドッグトレーナーの女性警察官と一緒にお蔵入りになりそうな事件を解決していく。

    登場人物に嘘っぽさが限りなく少なく、台詞のあちこちに温かみを感じた。設定も現実的に練り込まれていて全体的に好感しかない。

    人間ときちんとコミュニケーションしている犬が脇役以上の活躍をしているところが犬好きにもおすすめ。

  • 偏屈な動物学者の事件簿
    偏屈さに理由があるのが、
    ホッとするような、突き抜けてほしいような。

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著者プロフィール

1959年兵庫県生まれ。関西大学卒業後、コピーライターを経て、98年『ダブ(エ)ストン街道』で第8回メフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『石の中の蜘蛛』で第56回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。

「2022年 『我が尻よ、高らかに謳え、愛の唄を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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