- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784990455507
作品紹介・あらすじ
博士号の要件とは何か。そして審査はどうするか。指導教官と学生との関係:指導教官は学生に何を期待し、学生は指導教官に何を期待するのか。研究の孤独、キャンパスにおけるハラスメントへの対処法増え続ける留学生、社会人学生へのサポートの仕方…答えはすべてここに-。
感想・レビュー・書評
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博士課程に行ったことがないのでよくわかならいが、院生の孤独感や教授とのやりとりはなんとなくわかった。
いずれにせよ、苦しい道のりだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021/2/28 再読
博士課程に対する関心は、修士課程修了後から漠然と持っていた。本書を読んだのは2014年だった。博士号の取得については、前の職場ではほとんどの人から反対されるし、自分には関係無い・不要と自分自身に言い聞かせていた数年だった。しかし機が熟して近々博士課程に進学できる見通しとなった。フックに引っかかるところは前回読んだときとは異なる箇所が多く、印象に残ったフレーズも少なくない。このような点は、よりプラクティカルの内容にシフトしているのが自分の中の変化として表れており、おもしろい。またp.204の「口頭試験のための準備」と題されたノウハウは秀逸である。いずれ活用する。
論文執筆の最初の一歩は以下のようなものだ(p.107)。
□メインポイントを作り出そう(もし定期的な締め切りがある場合)、思い浮かぶことはすべて書き出し、遵守すべき大まかな計画をたてよう
□これらを大まかに構成しよう
□ポイントから文章量のバランスが取れた段落を作ろう
□1週間に2時間から5時間を執筆に費やす計画を立てよう
□執筆のための静かな落ち着ける場所を探し、できれば執筆には同じ場所を使おう
□自分自身の目標を定めよう
□初期のドラフトは同僚や友達にコメントしてもらおう
2014/03/17
学生と教員、研究する側と指導する側の両方に書かれた本。対象とする読者の設定がおもしろい。一読すれば修士と博士の違いが明らかになる。イギリスの事例だが、非伝統的学生に類型化されるパートタイマー学生、熟年学生にも触れられており、日本における社会人学生の状況を考える上で参考となる。学位取得をめざすか、めざさないか、めざせないのか、論文を書くか、書かないか、かけないのか、研究計画を立てるか、立てないか、立てれないのか、これらは当然のことながら、自立した自分自身次第としかいえない、ということがわかる。
以下に論文の独自性に関する見解を引用した。論文指導ではオリジナリティについて指導を受けることが多いが、これらの視点の何れかにあてはまることを目指すと理解しやすい。 -
英国での博士課程における学生と指導教員の関係など。メンターは必ず二人以上、など実践的なヒントも多数。オススメ!
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2730円購入2010-04-21
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英国の研究事情なので日本とかなり異なりますが、「博士号をとらない」のチャプターなど面白かったです。研究者という救いのない死屍累々の道を行かれる方は参考にして下さい。
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進路支援図書「シュウカツの友」
2013/03/27更新 061号 紹介図書
http://www.nvlu.ac.jp/library/friends/friends-061.html/ -
取りたいのは研究学位(PhD)か、専門学位か。
博士課程では自己管理が求められr、何を必要とし、何をするのかを決めるのは自己の責任である。
私はどんな困難に出くわしても博士を取得する決意だ。
自分の博士論文が求められている水準についてはっきりと理解している。 -
博士号こわい アワ((゚゚дд゚゚ ))ワ