- Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
- / ISBN・EAN: 9784944098613
感想・レビュー・書評
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文章術を通じて、文章術を越えて、生き方とか人間、個性の在り方についてディスカッションしている。
第一作のインパクトはないにせよ、より深化した議論に至っていて、興味深い読み物だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文章上達<秘伝>スクールの第3弾。基本的に他の2冊と同じ構成だが、違いとして感じたのは、質問者がよりネガティブになったことか。こんなどツボな人イヤだと、今まで以上に引いて読んでしまうような質問に、村松さんは感心するくらい丁寧に答える。それを今まで以上に醒めた目で淡々と読む僕。しかし、「僕の無意識の定義は、人間の精神の中の言葉という光が当たっていないすべての存在、領域」という村松さんの言葉で3冊目にしてやっとわかったことは、この本での精神的内面的なやりとりは、僕の「無意識」に何らかの作用をしていたということ。そして「書く」ということに対して、より本質的な気付きを「無意識」の中に得られたように思える。
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秘伝シリーズ第3弾。タイトルからも伺えるように、もはや「人生読本」と呼べる。
「書く」行為は、技芸や学術にとどまらないと思い知る一冊。
第一弾のコピーに「目からウロコ」とあったが、『書く人』は、「目からナミダ」が相応しい。 -
人それぞれの「書くこと」への思い。こんなに他人の心を深く考察できるなんて、あなた一体何者?警察のプロファイリング調査でも見ているかのような一冊。ぜひ、人間観察のお供にどうぞ。